「中世合名・合資会社成立史」のKindle版販売開始

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳ですが、出来るだけ色々なフォーマットで読めた方がいいかと思い、AmazonでKindle版の提供も始めました。
別にお金を取るつもりはなかったのですが、設定として$0というのは出来ず、最低価格の$0.99(今時点のレートで105円)になっています。

ヴェーバー「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳PDF版を公開

ヴェーバー「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳PDF版を公開しました。まだ校正中ですが取り敢えずWordフォーマットにし、訳者注を本文から分離して脚注にしました。また人名をカタカナ表記にしました。

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳の第46回目公開(完結!)

ついに、ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳の46回目を公開し、最後まで行きました!(去年の10月4日から、丁度11ヵ月です。)
これから校正に入ります。
しかし、この最後の所、何か言い訳めいたことが沢山書いてあって明解さに非常に欠けていると思いました。想像ですが、当時のゲルマニステンとロマニステン(ゲルマン法派とローマ法派)の間の論争があって、ヴェーバーはそこに立ち入るのをなんとか避けようとしているという印象を受けました。

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳の第45回目を公開

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳の第45回目を公開しました。
この箇所で注39に長いラテン語がありましたが、このラテン語は比較的分かりやすく、訳には苦労しませんでした。逆にドイツ語本文が結構分りにくかったです。ともかく後1回になりました。

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳の第44回目を公開

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳の第44回目を公開しました。ここでも合名会社における「連帯責任」を法的にどう取り扱って来たかという議論が延々と続きます。
後8ページで、取り敢えずの終了予定日は9月6~8日です。
我ながら良くここまでたどり着いたなあと思います。

ヴェーバーの日本語訳のタイトル変更「中世合名会社史」→「中世合名・合資会社成立史」

ヴェーバーの”Zur Geschichte der Handelsgesellschaften im Mittelalter”の邦訳のタイトルを「中世合名会社史」から「中世合名・合資会社成立史」に変更しました。詳しい理由はこちらをご覧ください。

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳の第43回目を公開

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳の第43回目を公開しました。今回はゲゼルシャフト(ソキエタス)の連帯責任原理が法的にどういう風に論理構成されたかという議論です。
残り12.5ページとなり、ラストスパートに入っています。まだ終わっていませんが、ここまで来れて感無量です。

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」の日本語訳の第42回目を公開

ヴェーバーの「中世合名・合資会社成立史」(最終的な翻訳名はこれにしようと思っています)の日本語訳の第42回目を公開しました。
第5章が終わり、ついに結論の章に入りました。結論部はラテン語やイタリア語の出て来る割合が少ないので助かります。この箇所でもまた利子禁止(高利禁止)の話が出てきます。
この42回を含め、後5回で最後まで行く予定です。9月20日頃で一通り翻訳を完了し、その後校正に入り、年内には最終版を公開出来ればと思っています。最初の予想よりもかなり早く完成しそうで、ヴェーバーの没後100年の記念の年に間に合いそうで何よりです。

ヴェーバーの「中世合名会社史」の日本語訳の第41回目を公開

ヴェーバーの「中世合名会社史」の日本語訳の第41回目を公開しました。第5章も後1段落を残すのみで、全体でも残が21ページになりました。9月末までの完了(校正前版)を予定しています。面倒な中世イタリア語の翻訳も、最終章(結論部)では1箇所8行ほどが残っているだけであり、山は越えたと思います。