ベトナム語の入門書入手

技能実習生について調べていて、一番被害に遭っているのはベトナム人でした。ベトナムは国を挙げて労働者の「輸出」を推進していて、その過程での中間業者への規制が機能していないこと、そして社会主義の国なのに労働者の地位が低く、基本的な労働者の権利といった教育を国民に対してほとんどしていない、またフィリピンなどがもっと昔から労働者送り出しの経験を持っていて、それなりに国の支援機構があるのに対し、ベトナムがドイモイ後国を開いてから歴史が浅く、労働者の海外送り出しについて国の支援がほとんどありません。
そういう訳で、何かの役に立つかもしれないと思って、これをポチってみました。これまで手を出したアジアの言語は、かなり勉強した韓国語を除くと、広東語少し、マレー語(インドネシア語)少し、タイ語ほんの少し(以前在籍したソフトウェア会社でIPAのプロジェクトで、多言語対応インプットメソッドというので応募し、対応言語が日本語・中国語・タイ語だったので、ちょっとだけ文字を中心に勉強したもの)ぐらいです。
ベトナム語は基本的に独立語(膠着語や屈折語ではないという意味での)ですが、中国語の影響を強く受けていて、中国語は4声ですが、ベトナム語は6声あるようで、なかなか敷居は高そうです。ただ文字はアクセント記号付きアルファベットなのでそこは入りやすいです。