ヴェーバーの「中世合名会社史」、序文の日本語訳を公開しました。

マックス・ヴェーバーの「中世合名会社史」の序文の日本語訳を公開しました。
いやー、この論考は人に審査される博士論文なので、後年のものみたいにやたらとダラダラと文章を続けるヴェーバー式の「悪文」は少ないだろうと予想していたら、とんでもない!、序文からそういう悪文のオンパレードでした。

宇宙家族ロビンソンの”Wild Adventure”

宇宙家族ロビンソンの”Wild Adventure”を観ました。この回ではドクター・スミスの陰謀?がついに勝利を収め、一度はロビンソン博士とドンは地球に戻ることを決定します。しかし何故か訳の分からない緑色の女性が宇宙空間でサイレンのようにドクター・スミスを誘惑し、ドクター・スミスは催眠術にかかってしまったように宇宙服を着て外に出てしまいます。結局、ドクター・スミスを救助するために、最後の燃料を使ってしまい、地球には戻れなくなります。しかし、アルファ・コントロールと通信だけは出来、彼らがまだ生きていることを伝えることは出来ました。
この当時、宇宙家族ロビンソンとバットマンが同じ時刻に放映されていて視聴率を競っていたみたいです。しかしバットマンの方も設定を変更してスタートに失敗し、宇宙家族ロビンソンが視聴率を失うことはなかったようです。

宇宙家族ロビンソンの”Blast Off Into Space”

宇宙家族ロビンソンの”Blast Off Into Space”を観ました。このお話から第2シーズンでカラーになります。いきなりジュピター2号は非常に激しい地震に襲われます。ジュピター2号の燃料を採掘に出かけていたドンやドクター・スミス、ウィルとロボット達の所にも地震が起きますが、そこにいきなり地底の底から、西部の49ersの格好をした山師が登場します。その男はコスモニウムという、太陽の光を凝縮したような、あらゆるものに生命を吹き込む液体を採掘しており、地震は彼が仕掛けた爆薬によるものでした。しかし、結局その爆発は連鎖反応を引き起こし、ロビンソン一家の居た星は崩壊して宇宙の塵になってしまうことが予測され、ロビンソン一家は採掘した燃料でこの星を離れることを決意します。山師の方は実は宇宙船が故障しており、それを修理する部品を欲しがっていましたが、ドクター・スミスがコスモニウム欲しさに、ジュピター2号からスラスターという部品を盗んで山師に持って行きます。結局カードの勝負になって、その部品は山師に巻き上げられてしまいます。山師はロケットを修理してさっさと星を離れましたが、ジュピター2号はドクター・スミスが部品を盗んだせいで離陸がうまく行かず、危機に陥ります。しかし結局星が崩壊してその重力が無くなったため、ジュピター2号はようやく何とか宇宙空間に出ることが出来ました。そういえば、第1シーズンの最初の頃に出ていた宇宙猿のデビーが、長らく行方不明(?)で登場しませんでしたが、この回で突然復活します。

宇宙家族ロビンソンの”No Place to Hide”

宇宙家族ロビンソンの”No Place to Hide”を観ました。放送開始前のおそらくTV局のお偉いさん説得用に作られたパイロット版で未放映です。設定が本番とは違っていて、ジュピター2号ではなくジェミニ(ジェミナイ)12号になっています。また、ドクター・スミスとロボット(フライデー)は登場しません。宇宙船は従ってドクター・スミスが密航したことによって軌道が狂って迷子になったのではなく、途中で小惑星帯にぶつかって宇宙船がダメージを受け、見知らぬ惑星に不時着したということになっています。その後の話は第1シーズンに登場した話ばかり、というか第1シーズンがこのパイロット版の映像を使っているのであり、アーウィン・アレンお得意の使い回しです。第1シーズンで、ジュピター2号が不時着した星が急に寒くなるということでロビンソン一家がチャリオットで南の方に脱出する話が何話かありました。その時何故か臆病な筈のドクター・スミスが一人ジュピター2号に残るのですが、その理由はこのパイロット版のフィルムを使うのにドクター・スミスが映っていないというだけのことでした。
ドクター・スミスとロボットを入れたというのは、ある意味大正解で、善人ばかりのロビンソン一家とドンだけでは話が単調になったと思います。しかし、ドクター・スミスは両刃の剣でもあり、彼の参加によってシリアスSFだった筈がドタバタ喜劇になってしまったということも否めません。
ともかくこれで第1シーズンは全部観終わりました。次からカラーの第2シーズンになります。

NHK杯戦囲碁 許家元8段 対 山田規三生9段


本日のNHK杯戦の囲碁は黒番が許家元8段、白番が山田規三生9段の対戦です。この碁の焦点となったのは左上隅からの戦いです。その前に上辺でのやり取りがあった時、黒は白に上辺を地にさせ、その代り中央に二間で進出しました。この後この黒が厚みとして働くか、それとも白に攻められるのかが勝敗の分かれ目でした。山田9段はその黒を攻めることを狙って左上隅から大ゲイマして左辺とこの黒の間を分断に行きました。黒はすかさずその大ゲイマの間を分断に行き、戦いが始まりました。白が左辺の黒に付けて、黒がハネ、白が伸びた時、通常は左辺の断点を継ぐのですが、ここで黒は中央から白全体を包囲する手を打ちました。この手が好判断で白は勢い左辺を切りましたが、黒が下から当てたのが好手で、白は黒の勢力圏の中で2つに分断され、どちらもある意味もがいて生きなければならなくなりました。まず上方の白は活きること自体なのは難しくありませんでしたが、後手活きになりました。そして先手を取った黒が今度は下方の白を攻撃しました。山田9段はこの白をただ活きる手は打たず、劫含みで反撃しました。しかし劫材が十分ではなかったため、結局下辺で2段バネしてまくって絞り、1線を渡って右下隅に連絡するということになりました。この方が単に中で活きるより若干でも地を持っておりかつ黒の模様も荒らしているので優りましたが、更に黒が右下隅で星の左下に打ち込んでいったのが、許8段のさすがというべきしつこさでした。この黒は単独で活きるかあるいは捨て石にして右辺に模様を築くのどちらも出来ましたが、結果的には右下隅は白地になり、その代わりに右辺に白の一段が取り残され、これが攻められることになりました。そのシノギで白は中央の黒の断点を覗きましたが、黒が継がずに右辺を取ってしまったのが好判断でした。勢い白も切っていきましたが、オイオトシで取られそうになっていた種石を愚形で当て込むのが先手であり、そこを白が継げば上方から脱出という見合いになり、黒が捕まることはありませんでした。こうなると右辺が全部黒地になって地合は大差となり、白の投了となりました。