宇宙家族ロビンソンの”The Sky Pirate”を観ました。ロビンソン一家の住む星に不時着でやってきたのは、何と地球人の自称海賊です。生まれは何とカスター将軍がインディアンを虐殺していた頃ということで年齢は140歳です。19世紀に地球に宇宙船がある訳はなく、自称海賊のタッカーはエイリアンのUFOに拉致されて宇宙に出たと話します。老けていないのは途中で冷凍催眠を受けていたからだと説明します。タッカーはウィルを人質にし、自分の宇宙船の修理をロビンソン博士にさせようとします。ウィルはタッカーから海賊の話を聞く内にすっかりその内容に魅了されてしまい、タッカーと傷を付けた親指同士をくっつけての「海賊の誓い」をします。タッカーが持っていた何かの銃のようなものは、結局は銃ではなく未来を予知する機械でした。それが映す映像で、ドクター・スミスがまたもタッカーの宇宙船を盗んで自分だけ地球に帰ろうとしていることが判明します。そのうち、タッカーを追って不気味な球体のエイリアンがやってきます。タッカーはそのエイリアンと戦おうとしますが、エイリアンは未来予知の機械を手に入れると去って行きます。最終的に宇宙船の修理が完了し、タッカーは去っていこうとしますが、ウィルは一緒に行きたいと言います。しかしタッカーは実際には自分は単なる泥棒で、お宝なんてどこにもないんだ、とわざと冷たくウィルに言って、一人去って行きます。タッカーはドクター・スミスと同じようなある意味悪者ですが、その話し方と行動は人を魅了するものがあります。また、タッカーが自分の肩に機械の鳥を載せていますが、高速エスパーに出てくるチカを思い出しました。
宇宙家族ロビンソンの”The Sky Pirate”
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