宇宙家族ロビンソンの”Junkyard of Space”

宇宙家族ロビンソンの”Junkyard of Space”を観ました。これが宇宙家族ロビンソンの全83話の打ち止めです。しかし、結局、何ら最終回的な話は無く、ロビンソン一家のこれからがどうなるのかはまったく分らずに突然終了します。ロビンソン一家は、宇宙のジャンク屋の星にトラップされ、何かの宇宙カビみたいなものですべての食料がダメになり、一家は飢えかけます。ドクター・スミスはチャップリンみたいに自分のブーツを食べようとしますが、そこにジャンクの星を管理しているロボットのジャンクマンが取引を持ちかけ、ロボットのスタビライザーを渡せば食料を渡すと言い、ドクター・スミスはすぐにそれに乗ります。ジャンクマンの要求はエスカレートし、トランジスターやロボットのメモリーまで結局ジャンクマンに取られてしまいます。悲観したロボットは自らジャンク星の溶鉱炉の中に自分を投じてしまいます。ジャンクマンはドクター・スミスを使ってジュピター2号を乗っ取って一家を後に残して発進します。しかしウィルがポッドに乗って、ジャンクマンの中のロボットのメモリーに呼びかけたためウィルはジュピター2号に乗り込み、ジャンクマンの説得に成功します。ジャンク星に戻った一行はロボットを探しますが、ご都合主義でロボットは溶かされずに無事でした。パーツを全部ロボットに戻して、一応ハッピーエンドでした。
なお、特典映像に1995年のウィル役のビル・マミーのインタビューがありますが、実は彼が本当の最終回の脚本のアイデアを作ったのですが、その後映画で当ててもうTV番組には戻りたくなかったアーウィンがそれを採用せず、結局お蔵入りとなったみたいです。