スタートレックのファーストシーズンの”The Galileo Seven”

スタートレックのファーストシーズンの”The Galileo Seven”を観ました。
(1)今回からカークのヨウマン(秘書みたいなの)が別の女優に変りました。
(2)「巨人の惑星」に出ている唯一のアフリカ系アメリカ人の俳優(ドン・マーシャル)が出ていました。
エンタープライズ号がある星への救援医療物資を運んでいる時にムラサキ312というクエーサーを発見し、カークはガリレオというシャトルにスポック、マッコイ他を乗り込ませて探査に向かわせます。しかし途中でイオンの嵐に襲われ、ガリレオは惑星に不時着し、通信も出来なくなります。その星には巨大な類人猿みたいなのがいて、2人のクルーが犠牲になります。ガリレオの燃料は無くなっていましたが、エンジニアのスコットが、フェーザーのエネルギーを使うことを考えつきます。エンタープライズ号はガリレオの行方を必死に探していましたが、医療物資の運送のため出発せざるを得なくなります。ガリレオはフェーザーのエネルギーで飛び立ち何とか衛星軌道に乗りました。しかし1回周回する分しか保ちません。そんな中突然スポックがなけなしの燃料を噴射して、飛行浮雲のように航跡を目立たせます。それはスポックには珍しい半分自棄な行動でしたが、カークがわざとゆっくりとエンタープライズ号を発進させていたおかげで、ガリレオは発見され、5人の生存者は無事転送される、という話です。今回の話ではスポックが命令を下す立場だったのですが、そのロジカルな命令振りが他のクルーの感情的な反発を何度も招く、という話でした。