アウター・リミッツの”The Mice”を観ました。地球から10光年離れた惑星のクロモから地球に通信が入り、地球との友好を求めて来ました。彼らは「転送装置」(スター・トレックのそれと同じ)の技術を地球側に伝え、地球側はその装置を組み立てます。ネズミでの実験は成功しましたが、地球からの使節団を送る前に、人体実験が必要になります。自分の妹の夫を殺害した罪で終身刑に服していたチノがその役目を志願します。チノを実験する前に、クロモ側からも犯罪者が一人先に地球に送られて来ました。それはクラゲにカニの手が付いた様なグロテスクな姿をしており、光合成により生きているので食物は必要ないと言います。チノは一度逃げ出そうとして窓にフォースフィールドが張り巡らせられていたため失敗します。しかしある日何故かそれが解除され、チノは今度は逃亡に成功します。しかしチノはすぐ警察官に捕らえられ、また研究所の近くの池で死んでいた研究所の科学者殺害の犯人と疑われます。ジュリアという女性研究者は、その池でクロモ人が何かを栽培していてそれを摂取している(食べている)のを目撃しました。チノは結局転送装置に入れられますが、その転送は何故か失敗しチノは気を失いました。ジュリアの証言で、クロモ人が光合成で生きているのは嘘だと分ります。研究所の科学者を殺したのもクロモ人でした。クロモ人は研究所に戻り転送装置で自分の星に戻ろうとしますが、この騒ぎで解放されたチノが戦い、何とか寸前でそれを阻止します。再度クロモ人の星と交信した所、彼らの星では既に食物生産が出来なくなっており、その解決のために地球が食物生産に使えるかの検証のためにクロモ星でもっとも優秀な科学者が送られて来たことが暴露されました。チノは今回の活躍で刑を軽減されることになりました。
というお話でなかなか良く考えられた話でした。しかしいつもながらアウター・リミッツのエイリアンはグロ過ぎで、今回のも気持ち悪さが先に立ちます。
アウター・リミッツの”The Mice”
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