庵野秀明監督の「シン・仮面ライダー」

シン・仮面ライダーを観て来ました。まず思ったのは、庵野監督らしくやたらと理屈っぽいこと。それから冒頭のブラッディー・シーンは子供連れで来る親には不評でしょう。それから本郷猛がコミュ障でうじうじ悩むのはまるで碇シンジで、さすが庵野と思いました。笑ったのがKというロボットがそのまんまロボット刑事Kで、その幼体が左右アンバランスの人造人間キカイダーだったことです。それからラスボスの戦闘形態が「ダブルタイフーン」でV3と名乗るかと思ったら0号でした。また一文字隼人の登場シーンは、「お見せしよう」でオリジナルのままで懐かしかったです。仮面ライダーが仮面だけ脱ぐのは、石ノ森章太郎の原作がそうですし、またライダーマンというのも有ったので、私的にはOKでしたが、マスクの後ろから髪の毛がはみ出ているのは鬱陶しかったです。まああれこれであまり傑作とは思いませんでしたが、浜辺美波が可愛かった(ツンデレ)ので許す。