NHK杯戦囲碁 村川大介9段 対 余正麒8段


本日のNHK杯戦の囲碁は準決勝の第2局で、黒番が村川大介9段、白番が余正麒8段の対戦でした。この碁の戦いは右上隅で白が黒の二間高ジマリの左側の石の左側に付けていった時から始まりました。星の石の左側に付けていくのは良く見ますが、左側の石に付けたのは初めて見ました。しかし両者この形は研究済みなのか時間を使わず手が進行しました。しかし途中白が取られかけていた2子を引っ張り出した辺りから難解な戦いになり、両者の考慮時間も何度か使われて行きました。結果的に白は黒の種石4子を取り込み、黒は中央で白2子をポン抜いて中央に壁が出来ました。ここだけ見れば互角の別れでしたが、元々黒の強い所で白が捌きに行っていたのを考えると白の成功でした。黒としては右辺の白を攻めつつ、どのくらい中央に地が付くかが勝負のポイントでした。しかし黒は目一杯打って中央に40目レベルの地を付けましたが、その間に白も各所で地を増やしており、逆転には至らず、白の中押し勝ちになりました。余8段は初の決勝進出です。

アンプキット組み立て開始:ファストリカバリーダイオードを試す

確定申告の作業がかなり進んだので、次の真空管アンプの準備に取りかかりました。今回のはKT77のプッシュプルでほとんどが手配線のキットです。今回もかなりの部分の部品を交換して作ります。写真はブリッジダイオードの代りに使う、ファストリカバリーダイオードで作ったブリッジです。左がロームのスーパーファストリカバリーダイオード、右がビシェイのファストリカバリーダイオードです。電流が逆になった時の回復時間が非常に短く、切れの良い音を出すと言われていますが、今回が初トライです。ユニバーサル基板を使い、それにピン端子をくっつけたのですが、なかなか作業は大変でした。まあせっかく2つ作ったので、アンプが完成したら通常のブリッジダイオードも含めて聴き比べてみたいと思います。

Mullardの自称マッチドペアのPCL86

PCL86という真空管は、オークションサイト以外で売っているのは、エレキットのeKジャパンのサイトだけです。そこで最初に2本買ったPCL86はEDICRONブランドのものでしたが、三極管部のIa値が一方が片方の1.45倍という、ペア管としてはまったく使えないレベルのものでした。なのでもう2本買ってその中から選ぼうとしたのですが、何と今度はEDICRONではなくMullard、しかもMade in Great Britainです!(現在新品として売られているMullardの真空管は多くがロシア製です。)更には2本の箱がシールでくっつけてあって「Matched Pair」とあります。おお!と思いましたが、etracerで測定してみたら、三極管部のIaが一方がもう一方の+21%、gmが+9%で、ペア管とはとても言えないレベルでした。こういう風にペア管と称して売っていても、実際はまったくペア管ではないというのは非常に良くあることだと思います。

「巨人の惑星」の”Six Hours To Live”

「巨人の惑星」の”Six Hours To Live”を観ました。ある老夫婦がある人を殺して金を奪ったのを、自分たちが面倒を見ていたリードという若者に罪をかぶせて逃走しようとしています。それをたまたまその家に食料調達のため忍び込んでいたキャプテン達が立ち聞きします。いつも巨人達には関わるなというポリシーのキャプテンが何故かその無実の若者を救おうとする話です。この辺り、脚本家によって基本的な設定が徹底されず、ご都合主義で設定がころころ変るのがアーウィン・アレンの60年代のTVドラマの一つの特長です。
話の中身は、新聞記者のカメラの中に隠れて裁判所に忍び込んだり、電話を使って老夫婦が殺人の話を得意げにするのを中継したりと、これまでも使われた方法が多く、新鮮味がありません。

PCL86再測定-マッチドペアの条件とは?


昨日PCL86の測定をしてから、一般的に真空管でマッチドペアとして売られているものの測定方法とその判定条件をネット上で調べました。昔からある真空管測定器が測っているのはgm(相互コンダクタンス)のようで、これが一番重視され、次がIaの電流値のようです。etracerはQuickScanというモードで、Ia、内部抵抗、gm、μ(増幅率)の4つの値が取れます。なので、もう一度全ての手持ちのPCL86でデータを取り直しました。結果として、最初から販売元によりマッチドペアとして送られて来たEiのが値が揃っているのは当然として、私がある意味勘で選定したITT Lorenzのが非常に似通ったペアになっていて、3極管のgmに至ってはわずか0.6%しか違いません。一般的にはシングルアンプに使うのであれば5%以内ぐらいにあればいいみたいです。というか聞いて問題無ければそれでいいということです。(シングルアンプの場合。プッシュプルではペアの2本が揃っていないとトランスに直流が流れてコアを磁化して歪みが増えるということになるようです。)
なお、Ei以外で最初に買ったMazdaの内一本はかなり電流値が低くなっています。もう寿命が近いのではないかと思います。