天頂の囲碁6

Tencho-no-igo-6-2
天頂の囲碁6が発売されたので、早速取り寄せました。今回のはアマチュア7段だそうです。アルファ碁には及びませんが、アマチュアとしては最強クラスです。早速、九路盤定先で対局してみましたが、持碁になりました。(一手30秒の設定です。)このソフトは学習が進まないと強くならない感じです。天頂の囲碁5は持っていなくて、4との比較になりますが、4は序盤でかなり踏み込んだというかぎりぎりの手を打ってきますが、6はそれに比べると穏健な打ち方をしているように思います。(後で調べた所によると、最高棋力を発揮させるには1手120秒の設定にしないといけないみたいです。ただ120秒はかなりかったるくてやる気がしませんが。)

NHK杯戦囲碁 王銘エン九段 対 藤沢里菜三段

jpeg000 87
NHK杯戦の囲碁、本日は黒番王銘エン九段と白番藤沢里菜三段の一戦。王九段は本因坊獲得歴もあり、隅より辺を重視する銘エンワールドと呼ばれる独特の棋風で有名です。藤沢三段はあの藤沢秀行の孫で碁界のサラブレッドです。まだ17歳ですが、既に女流タイトルの獲得歴もあります。(15歳9ヵ月で会津中央病院杯を、16歳1ヵ月で女流本因坊を獲得しています。)対局は序盤は黒の王九段がうまく打ち回し白は真ん中が薄くなりました。それでも白は右上隅にかかっていき、中央に連絡しようとしましたが、黒にその間を分断されてしまいました。結果的に白は中央で2子をポン抜いて厚くなりましたが、その代わり右上隅の白5子をそっくり取られてしまいました。この右上隅の地が大きく、黒が大優勢かと思いましたが、ここからの白の打ち方が見事で、取られた5子にからめながら上辺に打ち込みました。黒は白5子を取り切るために2手かけましたが、この間に白に中央に連絡されてしまいました。(写真はこの場面です。)この結果、左辺の黒が切り離されて薄くなり、白からいじめられました。ここで形勢は大逆転して白の優勢になりました。その後、白は右下隅の三々に入り、地合はさらに白有利になりました。ヨセで左上隅が劫になりましたが、白は劫立てにほとんど意味のない手を打って10目くらい損しました。その後もヨセでは白はかなり損をしました。でもまだ白が盤面でも優勢で終わってみれば白の7目半勝ちでした。藤沢三段は次は山下敬吾九段との対局で楽しみです。また、今期のNHK杯では女流4人のうち3人(謝依旻、鈴木歩、藤沢里菜)が1回戦で勝ちました。

NHK杯戦囲碁 志田達哉七段 対 趙治勲二十五世本因坊

jpeg000 71
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が志田達哉七段、白番が趙治勲二十五世本因坊の対局。志田七段は25歳ながら、NHK杯戦すでに6回目の実力者。趙二十五世本因坊はタイトル獲得数史上1位で現在も活躍する強豪です。対局は黒の志田七段が3手目に三々を打つなど地合で先行する打ち方。対する趙二十五世本因坊は早めに仕掛けて行き、戦いでは白が優勢でしたが、志田七段も各所で地を稼いで決め手を与えません。形勢は半目勝負で寄せに入りましたが、ここで志田七段の痛恨のポカミスが出て、アタリにされた黒3目をつがないで他を打ってしまいました。10目くらい損して折角の好局をふいにしてしました。白の中押し勝ちでした。

NHK杯戦の囲碁、小林覚九段 対 彦坂直人九段

jpeg000 55
今日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が小林覚九段、白番が彦坂直人九段の対戦でした。小林九段はタイトルをいくつも取り、今でも第一線で活躍する棋士で、彦坂九段もかつて十段を取った実力派棋士です。対局は下辺で白がさばきに出て、結局振り替わりになりましたが、この結果は少し白が損したようです。その後、白は頑張って各所で地を稼いで打ちましたが、黒が左辺の4線の白につけたのが鋭い一着で、その後の折衝で、白の左上の壁石が攻められ、結果的に黒は上辺をうまくまとめることができました。結局黒の中押し勝ちでした。

NHK杯戦囲碁 坂井秀至八段 対 山田規三生九段

jpeg000 46
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番坂井秀至八段、白番山田規三生九段の対戦。坂井八段は灘高から京大医学部に行き、医者になる直前にプロ棋士に転向しました。碁聖のタイトルを1回取っています。対する山田九段も王座のタイトルを1回取っている実力派です。NHK杯でも2011年に優勝しています。
対局は序盤右辺から山田九段が仕掛けていき激しい戦いになりましたが、結局劫になりました。この劫は黒が勝ったのですが、解消するのに2手必要で、その間に白は左辺を大きく構えました。その後黒は中央の白石を攻めて、白模様侵略の足がかりとしましたが、左下隅にかかっていった石と攻めていた筈の石が分断され、隅が劫になりました。この劫は何とかしのぎましたが、白がリードしました。その後黒は左上隅に手をつけていき、成果を上げましたが、白のリードが大きく、ここで黒の投了となりました。