アウター・リミッツの”Tourist Attraction”

アウター・リミッツの”Tourist Attraction”を観ました。
ある中南米の、マーキュリオという独裁者が支配する国で、デクスターという大金持の傲慢な探検家が、その国のある湖に棲んでいるといわれる謎の水棲生物の調査をしていました。ソナーと水中カメラによって、半魚人のようなモンスターを発見したデクスターは、水中で格闘してそいつを生け捕りにします。独裁者のマーキュリオはしかし、それに自分の名前にちなんだ名前を付け、外国人観光客を呼び寄せる目玉に使おうとします。モンスターは一度閉じ込めていた容器の温度調整が外れて蘇生し、超音波で鉄のドアに穴を開け逃げ出そうとします。しかしデクスター達が何とかまた網をかぶせて捕まえ直すことに成功します。デクスター達はマシンガンを持ったマーキュリオの部下を倒して、モンスターをアメリカに輸送しようとします。しかし車に乗せようとした所、湖から10匹以上のモンスターが仲間を助けようとやって来て、デクスターのマシンガンも効果がなく、結局捕まえたモンスターを解放せざるを得ませんでした。仲間を助けたモンスター達は今度は協力して、マーキュリオが湖に築いたダムを超音波で破壊します。その国の首都はそのため洪水になり、マーキュリオも溺死します。彼が作った道路も街もすべて水に漬かって破壊されてしまいました。
まあ半魚人のようなモンスターの造形は面白かったですが、デクスターの性格がどうの、はあまり本質に関係のない、ちょっとまとまりが無い話だと思いました。

ウルトラQの「ゴメスを倒せ」

ウルトラQの第一話「ゴメスを倒せ」を観ました。アメリカ・イギリスの60年代SF系ドラマと比べて、日本の特撮の方が優れているのは怪獣やエイリアンの造形です。まあゴジラを創り出したのは日本の円谷プロですから当然ですが。このゴメスがウルトラシリーズの怪獣1号になります。ゴメスのデザインはまあ明らかにゴジラの変形ですね。でも感心したのは顔に毛が生えていることで、最近の研究では恐竜は従来考えられていたのと違い、体毛があったとされています。
それに比べるとリトラは何か鶏みたいで可愛いです。尻尾は孔雀の羽でした。このお話では卵から孵ったばかりの幼鳥(?)のリトラが、トンネル工事でぶち当たった洞窟から出てきたゴメスと戦い、その強力な溶解液でゴメスを倒すも力尽きて自分も死ぬ、というものです。
ちなみに、ウルトラQ放映時に私は5歳で、かろうじて内容を記憶している世代です。

トワイライト・ゾーンの”Back There”

トワイライト・ゾーンの”Back There”を観ました。トワイライト・ゾーンというより、タイム・トンネルみたいな時間旅行ものでした。ピーター・コリガンはあるクラブでブリッジをしながら、タイム・トラベルで過去を変えられるかについて友人達と話していました。その際に1929年の大恐慌のスタートなる10月24日の「暗黒の木曜日」の直前にタイムスリップして、何とか株価を操作出来ないか、という議論になりました。ピーターはクラブを出ようとし、ウィリアムというウェイターとぶつかり、コーヒーがこぼれて彼の服にかかります。その後店を出てすぐ、彼は一瞬気が遠くなり、気が付くと過去に来ていました。それは1865年4月14日で、リンカーン大統領が観劇中に銃で撃たれて死亡した日でした。ピーターは劇場に行って今晩大統領が銃で撃たれると叫び続けますが、当然誰も信じず警察に連れて行かれます。彼は酔っ払っているか頭がおかしいとして牢に入れられましたが、ウェリントンという男が彼の身元引き受け人になり、ピーターを救い出します。ウェリントンの部屋でピーターはワインを勧められ飲みますが、それには薬が入っていてピーターは気を失います。その部屋の大家と、ただ一人警官でピーターの言うことを信じかけていたウィリアムがやって来て、彼を介抱します。ピーターはウェリントンは何処だ、と聞きますが、大家はそんな名前の者はここには住んでいないと言います。ピーターがウェリントンからもらったハンカチにはJ.W.B.という刺繍がありました。大家はそれはここに住んでいるジョン・ウィルクス・ブースのことだと言います。それこそがリンカーン大統領暗殺の犯人でした。何故か暗殺のことを知っていたピーターを黙らせようと薬入りのワインを飲ませたのでした。その後ピーターは気が付くと現在(1961年)に戻っていました。もう一度店に戻って仲間に自分の体験を話そうとします。そこには何故かウェイターだったウィリアムが大金持ちの身なりで座っていました。その話す所によると、彼の曽祖父が警官で、リンカーン大統領暗殺の時にそれを予言するようなことをしたため、警官として出世し、後に実業に転じて大金持になったということでした。つまり、リンカーン大統領暗殺という大きなことは変えられなかったけど、このウィリアムという警官の運命は変えられた、というオチでした。
まあこの手のタイムトラベルもので、過去を変えられない、というのは良くあるパターンですが、このエピソードはそれにほんの少し捻りが入っていて、まあまあ楽しめました。

アウター・リミッツの”The Borderland”

アウター・リミッツの”The Borderland”を観ました。何というか、アングロサクソンが大好きなSF+オカルトのミックスでした。
3人の科学者が高電圧をかけて磁界を作る実験中に、たまたま極性を急に反転させることによって、この世界とおそらく4次元がつながるという現象を発見します。その代償として一人の科学者、フレイザーの右手は反転して左手と同じ配置になってしまいました。この実験を更に続けるためには大電力と大金が必要なため、3人は最近ディオンという息子を亡くしたハートレーという金持ちに接近します。ディナーに招かれた3人ですが、そこでは霊媒師がディオンの霊を呼び出そうとしていました。しかし、フレイザーはそのインチキを暴きます。そしてハートレーに自分の反転した右手を見せ、資金援助を依頼します。3人はディオンを4次元世界で探す、という条件である大きな発電所の電気を一時間だけ全部使えるようになります。静物やネズミで実験して、4次元に接続する実験は上手く行っていました。そこでフレイザーは最後に自分が実験台になって4次元接続の状態を観察しようとします。しかし実験の途中でフレイザーに恨みがある霊媒師のアシスタント(演じている俳優は、原子力潜水艦シービュー号でドイツのUボートの艦長の亡霊を演じていたアルフレッド・ライダー)が故意に発電機の一つを破壊したため、フレイザーは高電圧磁界の中に閉じ込められ、不思議な異世界を目撃します。彼の妻で同僚科学者のエヴァは何とかフレイザーを連れ戻そうとします。そんな中フレイザーは亡くなった息子のディオンをその異世界に発見します。エヴァはフレイザーの手を引っ張って何とか普通の世界に連れ戻すことに成功します。しかしハートレーは異世界に死んだ息子がいることを知って、高電圧磁界の中に飛び込み、消滅します。
お話自体は大したことはなかったですが、特撮がこの当時としては優れていたと思います。光学合成、という奴でしょうか。

トワイライト・ゾーンの”Dust”

トワイライト・ゾーンの”Dust”を観ました。ある西部の町で、一人の男が絞首刑にされそうになっていました。彼は酔っ払って馬を乗り回し、子供を殺してしまっていました。ルイスという行商人が、一方で保安官に絞首刑用のロープを売りつけていながら、もう一方で絞首刑にされる若者の年老いた父親には、単なるそこら辺の砂を「魔法のダスト」で、これをふりまけば人々の心に愛が芽生え、若者は許されると言って老人を騙し、大金を巻き上げます。いよいよ処刑の時、父親は「魔法のダスト」を撒いて、人々に慈悲の心を呼びかけます。しかし効果は無く、死刑が執行されます。そこに奇跡が起き、ロープが途中で切れて若者は無事でした。殺された子供の両親は、「犠牲者は一人でいい」と言い、再度の死刑執行を求めず、若者は家に帰ることを許されます。ルイスは切れたロープを確かめ、どこにも問題が無いことを確かめます。しかし彼はそこにやって来た貧しい子供達に折角巻き上げた金貨を上げてしまいます。そしてあの「魔法のダスト」が本物になったのではないか、と訝るという話です。
脚本はホストのロッド・サーリングですが、ちょっとあまりにもありがちな話で、もう少し捻りが欲しかったです。

アウター・リミッツの”It Crawled Out of the Woodwork”

アウター・リミッツの”It Crawled Out of the Woodwork”を観ました。NORCOという物理学研究所で新しく働くことになった、スチュアート・ピータースとその弟が正式赴任日の前日にNORCOを訪れますが、そこの門番はよそよそしくすぐに二人に立ち去るように言います。その際にタバコをねだった門番はマッチを返す前にメッセージを書込みます。それは「この研究所は呪われている。」でした。二人が行った後、門番の前に何かのエネルギーを持った形を変える雲のような物体が現われ、門番に触れると門番は消滅してしまいます。翌日スチュアートは正式に働き出し、そのボスのブロック博士に女性研究者のステファニーを紹介されます。ステファニーはスチュアートを狭い廊下のような所に入れてドアをロックします。そして「ピット」と書かれた部屋のドアを開けると、門番を消滅させたのと同じエネルギー体がスチュアートを襲い、スチュアートは死んでしまいます。しかし一週間ぐらい経って、戻らないスチュアートを心配していた弟のジョリーの前にスチュアートが現われます。スチュアートは研究所に寝泊まりしていて、ジョリーには連絡するよう研究所の人に頼んだと言います。二人はジョリーの今後(ジョリーは学校を辞めてぶらぶらしていました)のことで言い争いになり、スチュアートが足を滑らせお湯を張った浴槽の中に落ちてしまいます。その瞬間何かの電気的な爆発が起き、スチュアートは死んでしまいます。警察の調査ではスチュアートの身体には何かの電気的な装置が装着されており、それは心臓のペースメーカーでした。ジョリーは研究所で働く前はスチュアートは心臓に病気は持っていなかったと証言します。警官のサイロリオは調査のため研究所に行きます。そしてステファニーを問い質します。ステファニーは一度スチュアートをそうしたようにサイロリオも狭い廊下に入れて、ピットのドアを開けましたが、良心の呵責からドアを開けてサイロリオを助けます。そしてエネルギー体は偶然出来たもので、それを破壊することは不可能で、何とか制御することが出来るだけだと言います。そしてそれに触れた研究者は全て死んでしまいます。しかしブロック博士はそのエネルギー体を自分の発明として観察を続けるため、死んだ者にペースメーカーを付けて再生させ、博士の命令に従わなければペースメーカーを切ると脅迫して働かせていました。銃を持ってやって来たブロック博士とサイロリオが争いになりますが、落ちた銃を取ってステファニーがブロック博士を撃ちました。エネルギー体は辺り一帯を停電にしたことで、元のピットに戻りましたが、今後このエネルギー体を制御し続けられるのか誰も分らない、というエンディングです。まあ人類は核エネルギーもきちんと制御出来て来ているとは言えませんから、考えさせられるお話ではありました。

トワイライト・ゾーンの”The Night of the Meek”

トワイライト・ゾーンの”The Night of the Meek”を観ました。1960年の12月23日に放送されたもので、アメリカのドラマに良くあるクリスマス・スペシャルのようなお話です。ヘンリー・コーウィンは失業者でワンルームの部屋で暮しています。そんな彼がクリスマスの時だけ、あるデパートに雇われてサンタクロースの役をやります。しかし子供達の願いを聞くだけで、決してそれを叶えてあげられない自分に嫌気が差して、そのクリスマスイブに彼はしこたま酒を飲み、一時間遅れてデパートに着きます。酔っ払って足もふらつくコーウィンはデパートのマネージャーから首を言い渡されます。とぼとぼと街を歩いていた彼の耳に突然橇のベルの音が聞こえ、猫が鳴いて彼の前に大きな麻袋が落ちて来ました。その中身は空き缶などのゴミでしたが、彼がそれを手に持ったとたん、奇跡が起きてその中は包装されたプレゼントで一杯になります。喜んだ彼は子供達に望みのプレゼントを配り、ついでに教会でクリスマスキャロルを歌っていた大人達にプレゼントを配ります。そこの女主人が不審に思って警官を呼び、彼は警察に連れて行かれます。そこにはデパートのマネージャーも証人として呼ばれていて、彼が配ったものはデパートの商品だと言います。しかし、警官が袋の中をチェックすると、元のガラクタに戻っていました。マネージャーは人が望むプレゼントをコーウィンが出すことが出来ないことを証明しようとして、彼に1903年のヴィンテージもののチェリー・ワインを出すように言います。コーウィンはすぐにそれを袋から出します。解放されたコーウィンが街を歩いていると、そこにトナカイと橇が待っていました。そこにいた妖精がコーウィンに早く乗るように言い、二人は橇で夜空に消えて行きます…
というストーリーでした。まあ他愛ないですが、クリスマスらしいお話でした。

アウター・リミッツの”The Nightmare”

アウター・リミッツの”The Nightmare”を観ました。これで10本目ですが、これまでで一番のワケワカのストーリーでした。エボンという星のエイリアンが、突然地球に核ミサイルを撃ち込み、地球側は大きな被害が出ます。地球側は反撃のため惑星エボンに戦闘部隊を送りますが、全てエボン側に捕まえられ、乗組員は全て捕虜になります。エボンのエイリアンは地球人の知覚をコントロール出来、一時的に喋れなくしたり、目を見えなくすることが出来ます。地球人の兵士は一人一人尋問室に呼ばれ尋問を受けます。その内の一人は死んでしまい戻って来ませんでした。それを目撃した兵士によれば心臓がえぐり出されていたということです。その内Jongというアジア系の兵士が、何故か尋問室には呼ばれず拷問を受け、結果として左腕に大きなダメージを受けます。兵士の間では、誰かが尋問で彼らの次にやってくる宇宙船の軌道について話したのではないか、という疑いが広がります。それでJongが何故尋問室に連れて行かれず拷問されたのかという疑いから、彼が喋ったのだろうということになり、他の兵士がクジを引いて当たった者がJongを殺すということになります。ここで何故か地球側の軍隊のお偉いさん(タイムトンネルで所長を演じていたホイット・ビッセル)がやって来て、実はこれは一種の実験だと言います。エボンのエイリアンの攻撃は100%ミスによるもので、彼らは好戦的ではなく、謝罪のため地球に接触したのを、地球側がこれを兵士の忠誠と勇敢さを使う実験に利用したものでした。結局兵士の一人が、地球のもう一人の高官を幻と勘違いして射殺してしまう、という話で、まったく訳の分らない支離滅裂というだけでなく、アジア系アメリカ人に対する差別も感じました。疑われるJongを演じていたのはハワイ出身の日系人俳優、ジェームズ・シゲタでした。朝鮮戦争で中国の捕虜になったアメリカ人兵士が洗脳されて、共産主義信奉者になったというのが本当にあったようですが、そういうのが影響している感じでした。

トワイライト・ゾーンの”A Most Unusual Camera”

トワイライト・ゾーンの”A Most Unusual Camera”を観ました。チェスターとポーラは夫婦で泥棒をやっており、昨日もアンティークショップに盗みに入りました。その店の被害届とは違って、実際は盗んだ物はガラクタばかりでしたが、その中に一台のクラシックなカメラがありました。チェスターはポーラを窓際に立たせてそのカメラで撮影しました。20秒ぐらいしてそのカメラは中で自動的に現像した写真を出して来ました。それを見ると、ポーラは実際には着ていなかった毛皮のコートを着て写っていました。二人が盗品のトランクを開けると、中から毛皮のコートが出てきて、喜んだポーラはそれを着て窓際に立ちますが、それはさっきの写真のままでした。二人はこのカメラは未来を写すカメラではないかと思い、ホテルのドアを写します。そこには刑務所に入っている筈のポーラの弟のウッドワードが写っていました。すると5分後にまさしく脱獄したウッドワードがやって来て写真の通りになりました。チェスターはこのカメラの使い道を考え、競馬場でレースの結果を表示する電光掲示板を撮影することを思いつきます。レースの前にそのレースの結果がカメラによって分るので勝ち馬に賭け、6レースで何千ドルと儲けることが出来ました。彼らがホテルで金の使い道を考えている所に、ホテルのウェイターがやって来て、カメラの前面に書いてあるフランス語を訳してくれました。それは「1人の所有者に対し10回まで」と書いてありました。彼らは既に8回撮影したので後2回です。その使い道を巡ってチェスターとウッドワードが争い始め、間違ってシャッターを押してしまいます。そこには何かに驚いているポーラが写っていました。争いを続けた二人は二人とも窓から転落して死んでしまいます。悲しんだポーラでしたが、自分が金を独り占め出来ることに気が付きます。最後の写真として窓から転落した二人を写しました。そこに先ほどのウェイターがまたやって来て、ポーラとチェスターはお尋ね者であることが分ったと言って、お金を持っていこうとします。ポーラは再度落ちた二人を見ようと窓際に言って、電灯のコードに足が引っ掛かって転び、ポーラも窓から転落して死んでしまいます。ウェイターはしめしめ、と思いますが、カメラが出した写真を見て、死体は3人ではなく4人であることに気が付いて驚き、その弾みで彼も窓から落ちて死んでしまいます。
まあありがちな話ですね。幸福をもたらす筈のアイテムが却って不幸をもたらす、というちょっと教訓の入ったエピソードでした。

アウター・リミッツの”Corpus Earthling”

アウター・リミッツの”Corpus Earthling”を観ました。ある岩石の研究室にて、外観は石そのものの地球外からやって来たエイリアン同士について、博士のポール・キャメロンはオーブンの小爆発の事故で頭に怪我をして金属片が頭に入り込んだ結果、その会話を聞ける能力を得てエイリアンの地球征服計画を耳にしてしまいます。同僚のテンプル博士と女性の助手でポールの妻のローリーにそのことを話しても、頭を打って幻聴を聞いたのだろうと理解してもらえません。しかしエイリアンはポールを「リスナー」と呼び、自分達の計画の邪魔者と見なしその心を操って窓から飛び降り自殺させようとしますが、間一髪でポールはローリーとテンプル博士に止められます。家に戻ったポールとローリーは、ポールの精神が正常に戻るように、やっていなかったハネムーンにメキシコに行くことを突然決めます。二人はメキシコの田舎のコッテージに落ち着きますが、テンプル博士がエイリアンに乗り移られて、二人を追って来ます。ポールが車で買い出しに行っている間にテンプル博士がコッテージにやって来て、ローリーもエイリアンに乗り移られます。ローリーの顔は老婆のようになり、驚いたポールは逃げ出して街のホテルに泊まりますが、そこにコッテージの管理人がやって来て、ローリーはこの地方に多い風土病にかかっており、治療しないと死ぬと言ったので、ポールはコッテージに戻り、ローリーの手当をします。しかしそこに再びテンプル博士がやって来て、ポールを殺そうとしますが、ポールは争って何とか博士を倒します。しかし今度はローリーがピストルを持って彼を撃とうとします。ポールは何とかピストルを奪い、やむを得ず彼女を急所を外して撃ちます。エイリアンは彼女の体から出てきましたが、ポールはコッテージに火を点けて彼らを焼き払います。(元々が石なんだから、火には強そうな気がしますが…)元に戻ったローリーを車に載せて病院に連れて行く、というエピソードです。
エイリアンがちょっと岩明均の寄生獣を思い起こさせました。しかし、元々エイリアンがどうやって地球にやって来たかも語られていませんし、仲間が来るというのもどこからなのか分らず、ちょっと説明不足な内容のように思います。また冒頭でローリーが老婆になるシーンが出てきますが、エイリアンに乗り移られても別に老婆になる必要性はないのでは、と思います。