NHK杯囲碁 鶴山淳志七段-藤井秀哉七段

jpeg000 13NHK杯戦の囲碁、今日から年度が変わって、1回戦第1局からです。黒番鶴山淳志七段、白番藤井秀哉七段の七段同士の一戦。対局は鶴山七段が下辺の黒模様を広げた所へ、白が打ち込んで戦いに。しばらくして今度は黒が上辺の白に打ち込んで(写真はその場面)、局面は石が絡み合った複雑な戦いに。黒は左辺の白の一部を取りましたが、その間に白は攻めていた黒の石を取って治まり、ここで白が優勢になったようです。その後色々あって、中央の黒は復活しましたが、その代わりに上辺の黒が取られて、この収支は白の得で差が開きました。結局白の九目半勝ちでした。

天頂の囲碁4 30秒モード 九路盤定先3目勝ち

IGO201604031
天頂の囲碁4との対戦、今度は黒3目勝ちでした。黒5と付けて、白6とハネた時、黒7とぶつかるのは定石にない手で変な手ですが、何故かこの手はコンピューター相手に勝率がいいです。最近アルファ碁が李世ドルに勝ったのが話題ですが、プロ棋士側にコンピューター囲碁を研究する時間が事前に与えられたら結果は違ったのではないかと思います。