「原子力潜水艦シービュー号」の”The human computer”

「原子力潜水艦シービュー号」の”The human computer”を観ました。今回の話は、久し振りに「某国」が登場します。シービュー号に最近開発された(その当時の)スーパーコンピューター(といってもリレー式(^_^;))を取り付けて自動運転させ、軍事演習でテストが行われます。最初のテストでは魚雷3発の内2発は回避しましたが、最後の1発に当たってシービュー号沈没の判定。開発した博士は一回目の失敗は1個のトランジスターの不良が原因といい、シービュー号は二回目のテストに入ります。この回ではそのスーパーコンピューターとクレーン艦長だけが搭乗します。ここで登場するのが某国で、こっそりとスパイをシービュー号に乗り込ませ(何でそんなに簡単に乗り込めるのかがきわめて不思議)クレーン艦長を事故に見せかけて殺し、その後スーパーコンピューターのプログラムを入れ替えて自国へシービュー号を持ち帰り、その秘密を全部解析してしまおう、という陰謀です。軍事演習は今回はスーパーコンピューターは完璧ですべての攻撃を回避し、海底に着地します。その後某国スパイが登場し、シービュー号の艦内でのクレーン艦長との息詰まるサスペンス劇となります。色々あって結局クレーン艦長は艦内の一番狭い部屋に閉じ込められ、そこで空気を止められ、窒息死寸前になります。たまたま(?)その部屋にあった短時間の潜水用のボンベを使って、クレーン艦長はバラストタンクの水中を潜ってその部屋から脱出します。取り敢えず、コンピューターとシービュー号を接続しているワイヤを切断し、自動運転を切ります。そして某国スパイと格闘戦になり、最後は何と潜望鏡を下げて敵スパイを動けなくします。
それで結局、クレーン艦長はサンタバーバラの母港へ帰るのですが、コンピューター無しに一人でシービュー号を運転したのだとしたら、恐るべきスーパー艦長です。
しかしこの回もシービュー号の艦内を移動するシーンがありましたが、どこにも「放射線注意」のマークがありません。シービュー号って本当に原子力潜水艦なんでしょうか?