「原子力潜水艦シービュー号」の”Turn back the clock”を観ました。南極海を潜水ポッドで調査していて、ロープが切れてポッド毎行方不明になっていたメンバーの内一人が何ヶ月か振りに無事に救助されました。その男は防寒具を持っておらず普通の服装だったのに南極で数ヶ月生き延びていました。男は部分的に記憶がなくなっており、ネルソン提督はシービュー号で調査に向かいます。前回と同じように潜水ポッドで潜っていたら、突然強い潮流に流され、またロープが切れてポッドはどこかへ流されます。そしてポッドが浮上したのは、南極にありながら、南海の楽園みたいな島でした。ネルソンはおそらく火山活動によって気温が上がっているのだと推定します。メンバーがしかしそこで見たのは、まるでジュラシック・パークみたいな恐竜でした。それで笑っちゃうのが、その恐竜がタイムトンネルで100万年前に飛ばされた時に出てきた恐竜と同じだったことです。完全に使い回し。その後別の恐竜が出てきて2匹が戦い始める所までまったく一緒でした。(おそらく大元は20世紀フォックスの何かの映画なんでしょうが。)その後、これまた1960年代当時の偏見に満ちた「原住民」が出てきて、ネルソン提督以下全員捕まります。ネルソン提督が靴底に隠していた、麻酔剤を使って見張りを麻痺させ、何とか脱出に成功しますが、途中でまた別の恐竜が出てきて、結局それに対しては溶岩をその上に落として何とか切り抜けます。一行は無事にシービュー号に拾われますが(シービュー号が氷山の間に浮上するシーンがこれまた何回目かわからない使い回しです)、結局その島の火山が大爆発し、全ては吹っ飛んでしまいました、というお話です。今回は少なくとも「某国」の陰謀の話ではなかったです。
「原子力潜水艦シービュー号」の”Turn back the clock”
返信