TOEIC S&Wの結果と採点に関する疑問

TOEICのS&Wの結果、3連休の後の発表かと思ったら、本日発表されました。結果、スピーキングが-10点の140点、ライティングが-20点の150点で前回よりも30点も下がってしまいました。
この結果はまったくもって納得出来ません。スピーキングに関しては、前回より今回の方がはるかに出来が良かったですし、そのための練習も前回受けた後かなりやっています。またライティングに関しても前回同等以上の感触でした。

前回は低い点にがっかりしましたが、今回はむしろ腹が立ちました。明らかに点数の再現性・客観性がおかしいと思います。調べてみたら、採点するのは一人の試験官であり、一応採点基準はありますが、決して客観的に決められるようなものではなく、おそらく採点者によるバラツキが大きいのだと思います。(たとえばスポーツの採点みたいに、複数の人間で評価し、最高評価と最低評価を斬り捨て、残りを平均する、なんてことはまずあり得ないと思います。)また受験者も少ないので、採点データとしても多くなく、各採点者の採点レベルの客観性なんてチェックされていないのではないかと思います。

実際に長く海外在住で、奥さんはネイティブなので家でも英語しゃべっていて、仕事でエンジニアのチームのリーダーをやり、また翻訳の仕事をやっている人が、一時帰国した時にS&Wを受けて、点が非常に低かった、という書き込みを見つけました。

念のため、週3回やっているEigoxでの評価はスピーキングに関してはほとんど10段階の8(10が最高でネイティブ上級、9がネイティブ中級、8がネイティブ初級、7がネイティブ入門クラス)です。(スピーキングという意味ではEigox以外に週一回AEONに通ってそこでもディスカッションコースでしゃべっています。つまり週4回です。)

今後の方針としては、
(1)TOEICのスピーキング以外のスピーキングテストを受けてみて、それでどう評価されるかを見る。
(2)TOEICのS&Wの採点基準に特化した話し方、書き方を練習する。

が考えられますが、(2)は本来の目的の英語力の向上という意味では、ある意味不毛で、TOEIC S&Wというほとんど世の中には知られていないテストで高得点を取るためにそんな勉強をするのは時間の浪費と思います。

それから大学受験での英語4技能試験のために、TOEICを使うのって大いに疑問です。L&Rはまだしも、S&Wはそもそも受けている人が非常に少なくてそのため問題の改善もほとんどされていません。更に今回のように採点の客観性・再現性にも疑問を感じます。それに何より出題内容がビジネス寄り過ぎて学生向きではまるでありません。

原子力潜水艦シービュー号の”The Mechanical Man”

原子力潜水艦シービュー号の”The Mechanical Man”を観ました。この回またもネルソン提督の登場無し。ワシントンで大統領との秘密会議に参加しているから、ということですが、おそらく病気だったのかあるいはシービュー号の荒唐無稽路線に嫌気が差してきたのか。また、この回嬉しいのは、狂ったアンドロイド役に、タイムトンネルのトニー役のリチャード・ダレンがゲストスターとして出ていることです。これでタイムトンネルの俳優は3人目です。でもそのアンドロイドの「回路(?)」がご覧のようにとてもチャチ。このアンドロイドは写真の左側の博士に作られたものですが、サブテラニウム113という海底から取り出した新元素のエネルギーの力でパワーを強大化させ、色んな能力(電撃発射とかテレパシーまで)を身につけ、クレーン艦長以下を翻弄します。このサブテラニウム113の発掘のため、ドリルでマントル層に達する穴を開けてしまったため、世界各地で火山が活性化し、ベスビオ火山や富士山までが噴火し始めたというニュースが伝えられます。最後はアンドロイドを作った博士が、アンドロイドがサブテラニウム113からエネルギーを得る際に必要なサングラスを壊してなんとかアンドロイドを倒します。