Classic Shavingで購入した”NTC “DABRIA” CUSTOM STRAIGHT RAZOR”(おそらく職人の手作りの西洋剃刀)

アメリカのClassic Shavingというサイトで購入した7本目の西洋剃刀がやっと到着。”NTC “DABRIA” CUSTOM STRAIGHT RAZOR”というもので、大きなメーカーのものではなく、個人に近い職人の手作りのものだと思います。スペックは以下。
“Dabria” Straight Razor
6/8″
Near Wedge
Straight Edge
Straight Spine
Shoulderless
01 Tool Steel
62 Rockwell Harness(ビッカース硬度換算は746HV)
Custom Handmade “Faux Wood” Carbon Fiber Scales

ビッカース硬度が746でこの間のBökerの674よりも硬いですが、それでも岩崎航介の本に出ている往年の銘剃刀の硬度に比べると一番柔らかい部類のものになります。

それでHollowですが、上記の仕様に”Near Wedge”とあるように、これまで買ったものの中ではもっともWedge(ベタ)に近いと思います。不思議なもので、西洋剃刀に慣れていなかった頃は、ベタに近いHollowの方が刃に安定感があって良かったのですが、正しい剃り方をかなりマスターした今ではFull Hollowの適度に刃が動くぐらいの方が快くなりました。
この剃刀で剃ると、剃るというより削っている、という感じになります。また、一応到着した後往復50回ストロッピングしましたが、やや鈍重感があって切れ味鋭い、という感じではありません。