宇宙家族ロビンソンの”The Wreck of the Robot”

宇宙家族ロビンソンの”The Wreck of the Robot”を観ました。この所ずっとひどい話が続いていて、観る気を無くしかけていましたが、久し振りに良質の話でした。黒ずくめのエイリアン3人がやってきて、ロボットを渡すように要求します。ロビンソン一家はドクター・スミスを除き当然断りましたが、エイリアンは夜中にジュピター2号にやってき、ロボットを連れ去ってしまいます。しかしエイリアン達はロボットをバラバラに分解して何かを調べると、そのバラバラの状態でロボットを返しました。ロビンソン博士とドン、そしてウィルが何とかロボットを元のように組み立てることが出来ました。しかし、その頃からジュピター2号の機械類がすべて、人間の操作に従わないで勝手な動きを始めます。実はこれこそがエイリアンの目的で、ロボットを分析して地球の機械の作られ方を調べ、そしてすべての機械を思うがままに動かすマシンを作り、それによって地球を征服することが真の目的でした。ロビンソン博士とドン、そしてウィルとロボットはそのマシンを壊しに行きますが、ロビンソン博士のレーザーガンも機械なので動かなくなってしまいます。エイリアンは「人間も機械もこのマシンを壊すことは出来ない」と言いますが、結局ロボットがそのマシンを破壊します。何故ならロボットはロビンソン博士と触れあうことで、人とマシンのどちらでもない存在になっていたから、という結末でした。この調子でしばらく行って欲しいものです。