NHK杯戦囲碁 六浦雄太7段 対 一力遼2冠(天元・碁聖)


本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が六浦雄太7段、白番が一力遼2冠の対戦でした。この碁の焦点は右辺で、黒が頑張り過ぎて、ケイマを分断され右辺と中央と別々にしのがなければならなくなったのが疑問で、全体に白が厚い中で以後黒は中央を攻められ続けました。黒も反撃を狙いつつ凌ぎ、白に決定打は与えなかったものの、それでも右上隅が元々黒の二間ジマリだったのが白地に転じ、上辺から左上隅にかけても大きな白地が見込めそうになりました。上辺の折衝で白が置いていって先手で切り上げ右上隅の大きな押さえに回ろうとしましたが、黒が逆に置き返したのが好手で差が縮まりました。また下辺左方でも、ケイマのすべりで白地を削減し、更に中に付けていったのがまた好手で、白は全体の眼の心配をする必要があり、黒がまた先手でヨセました。しかし、終始攻勢にあった白の寄り付きは大きく、最後は黒の投了となりました。これでベスト4が揃いました。来週は今日勝った一力遼2冠と今期ユニークな布石で勝利を重ねている山下敬吾9段との準決勝で楽しみです。

3WアンプでJBLが鳴りました。

PCL86シングル超三結アンプに、駄目元でJBL4307をつないでみたら、何とプッシュプルの高出力真空管アンプでもきちんと鳴らせなかったのがわずか3W+3Wのシングルアンプがちゃんと鳴らせました!
但し条件付きで、サブウーファーを使用することです。JBL4307自体はサブウーファーは必要無いんですが、真空管アンプにとってはサブウーファーで低音をカバーしてもらうと楽になるみたいで、どの真空管アンプも高音での歪みが減ります。
このPCL86シングル超三結アンプの結果が良かったのは、
(1)超三極管接続を行うことにより歪み、特に高音の歪みが減る。
(2)超三結で出力管のインピーダンスが減りダンピングファクターが高くなる。このアンプのダンピングファクターは12.5です。上杉佳郎さんはダンピングファクターは10以上あれば良いと言っています。

PCL86の色々

今回の超三結アンプ用のPCL86、結局これだけ揃いました。左下の箱無しが最初から付いていた旧ユーゴスラビアのEiのもの。左上の4本は4本マッチでeBayで買ったLorenzのもの。左2本がITT Lorenzブランド、右2本がSEL (Standard Elektrik Lorenz)ブランドで、右の方が新しいようです。Lorenzの真空管はラジオ用ではテレフンケンのライバルであり、昔はナチスドイツの軍事用無線機にも使われたようです。その右はGEの真空管ブランドのMAZDA。ロンドン製となっています。マツダというと日本のもののように思われるかも知れませんが、あれ(マツダランプ)は東芝がGEのライセンスでマツダ名(日本語の松田ではなく、ゾロアスター教の光の神のアフラ・マズダから取った名前)で電球などを作っていただけです。その下のEdicronはエレキットのサイトで補修用で売っているもので、これもロンドンという表示があります。(HPはここで、この会社の内容を見る限りロシアや東欧、中国の真空管を仕入れて選別して売ってるだけの業者に見えます。)その左がPOLAMPでポーランド製です。PCL86は東欧のテレビの音声出力管として良く使われたようで、その関係でポーランドで生産されていました。このブランドが一番多く市場に出回っているようです。PCL86はこのようにラジオやテレビに使われたのでそれなりに生産量は多く、しかしヒーターの電圧が14Vと特殊なので(電源トランスのタップは6V、12Vはありますが通常14.5Vとかは無いです。但し春日無線のトランスが一部対応しています。)、素性のいい真空管の割りには安く手に入ります。入手していないものではPhilips製があります。これもeBayでいくつか出ていました。
取り敢えず今はITT Lorenzをアンプに挿して聴いています。気のせいかもしれませんがやっぱりEiのよりいいような気がします。(超三結では出力管の差は出にくいとされていますが。)

スタートレックのシーズン2の”Amok Time”

スタートレックのシーズン2の最初のエピソードである”Amok Time”を観ました。出ました、私がこれまで観た中では一番変な話で、脚本はセオドア・スタージョン(「人間以上」の作家)です。前に一度DVDのスタートレック傑作選で観ています。
いつも論理的で冷静なヴァルカン星人が一生に一度だけおかしくなって気が狂ったようになるのが、結婚相手を選ぶ時です。エンタープライズ号はアルテアで行われる儀式に参加しなければなりませんでしたが、スポックが突然ヴァルカン星での休暇を申請します。マッコイが診察した所では、スポックの体内にはアドレナリンが急に増えていて、このままヴァルカンに帰さないと死んでしまうと言います。カークは上司の命令に逆らい、エンタープライズ号をヴァルカン星に向かわせます。そこでは、スポックの許嫁が待っていて、ある儀式によって二人が本当に結婚するかが決まります。しかし花嫁候補には別の男性を選んでスポックと戦わせ、勝った方と結婚するというのを選ぶ権利があり、その女性は何とカークを指名します。ヴァルカンの掟で二人は決闘しますが、空気が薄く温度が高いヴァルカンではカークは不利です。マッコイが呼吸を楽にする薬を注射しますが、結局カークが負けて死んでしまいます…結局花嫁はヴァルカンで伝説の人であるスポックと結婚したくなく、別の男性を好きになっていて、もしカークが勝てばカークは彼女を選ばないだろうという計算で、二人を戦わせました。その説明をスポックが「ロジカルだ」と言うのがおかしいです。実はマッコイが注射したのは一時的にカークを仮死状態にする薬で、カークは生きていました、というオチです。