「巨人の惑星」の”Home Sweet Home”

「巨人の惑星」の”Home Sweet Home”を観ました。またもやウェルチ脚本でしたが、前回のよりはマシでした。思うにウェルチが使われるのは、この「巨人の惑星」があまりにSFとは関係のないような話が多いため、少しでもSF色を出すために使われたのかと思います。但し、ウェルチのはSFというよりほとんどただのデタラメ話ですが。
バリーが森の中でスペースポッドを見つけます。おそらく以前登場した未来の地球から来たタイムトラベラーが残したもののようです。フィッチューはダンを連れてきて中をチェックさせ、電源部のダイオードを交換すれば動くだろうと診断させ(確かタイムトラベラーは30世紀ぐらいから来ていたと思いますが、その時代でもダイオード!)、ダンはスピンドリフト号から部品を取ってきてポッドを修理します。一方で森のレンジャーがバリー達を目撃して他のレンジャーと二人で地球人を捕まえようとし、バリーが捕まってしまいます。フィッチューとキャプテンが中に居たポッドもレンジャーに捕まりそうになったのでキャプテンはポッドを発進させます。ポッドは自動運転でたちまち宇宙空間に出ます。そこでキャプテン達は、スピンドリフト号が巨人の惑星に来るときに目撃した緑色の雲の中に入ります。そしてそこから出たら、目の前には地球がありました。これも自動運転でポッドは無事に北米のどこかに着陸します。場所的にはニューイングランドのようでしたが、どこか様子が変でした。そこは1900年のアメリカでした。人々はキャプテン達を悪魔だとして捕まえて牢に入れます。二人は牢番をごまかして逃げだし、ポッドに戻ります。キーを保安官に取られていたので発進させることは出来ませんでしたが、スピンドリフト号のマーク(未来の英語で書かれたポッドの操作マニュアルを持っています)と通信し(なんで1900年と現代で通信出来るのかの説明はまったく無し)、あるボタンを操作すると人々がフリーズします。キャプテン達はキーを取り戻しに外に出ます。フィッチューは泥棒の性が出て、銀行に入って金庫を開け金を盗みます。マークからフリーズさせた後15分以内に発進しないと2人が消滅してしまうと聞き、キャプテンはフィッチューを探し、なんとかポッドに引っ張っていって発進します。再度自動運転で元の場所に戻りました。そこにはバリー、ヴァレリー、ダンが巨人のレンジャー達に捕まっていましたが、キャプテンは再度フリーズボタンを押し、3人を救出します。