MCカートリッジの値上がりの原因

これはオーディオテクニカのAT33EVというMCカートリッジです。私はこのカートリッジが気に入ってこれまで4回購入しています。その価格がAmazonで40,000円弱だったのが、今は何と59,000円くらいになっています。実に1.5倍です。オーディオテクニカだけでなく他の会社のカートリッジも値上げになっていて、例えばデノンのDL-103というNHK御用達のカートリッジがありますが、これは私の学生時代には14,000円くらいでした。それが今は3万円以上です。
カートリッジの原価に影響するのはコイルの銅線、磁石材料とダイヤモンド、さらにはカンチレバーの材料のボロンやベリリウム、ジュラルミン等ですが、銅と希土類磁石が要するに電動自動車が普及しだしてモーターの需要が急増して値上がりしているみたいです。昇圧トランスの類いも値上がりしていると思います。

リンデンバーク(リンデンベルク)という指揮者を知っていますか?

エドゥアルト・リンデンバークという指揮者をご存知の方は、クラシック音楽ファンでも多くはないと思います。私はこの指揮者にブラームスの交響曲第1番集めにて出会いました。北西ドイツ響とのブラームス交響曲全集は、LPの時代には廉価盤でのブラームス交響曲全集として、「リンデンバークかバルビローリか」と並び称された名盤みたいです。ご興味があれば是非聴いてみてください。CD二枚での全集は確認していませんが、まだどこかで入手出来るのではないかと思います。この人はドイツ系でルーマニア生まれ、ヴィーンとベルリンで学び、あのシェルヘンに指揮法を学び、ブカレストフィルを手兵として鍛え上げた人とのことです。LPはたまたま中古屋であさった中に入っていたもので、ダニエル=ルジュールの舞踏交響曲他で、オケはフランス国立放送室内管弦楽団です。

ドイツのメルケル首相の感情的スピーチ/政治家の資質と使命

ドイツのメルケル首相が昨年の12月9日にドイツ議会で行った演説をご存知ですか?クリスマスを控え、人々に外出の自粛を強く呼びかけたものです。物理学者・化学者でもあって日頃論理的な話し方をするのが普通のメルケル首相が、この日は非常に感情に訴える演説をしました。その内容は「もしあなたが外出を控えなければ、このクリスマスがあなたがあなたの(愛する)おじいちゃん・おばあちゃんと迎える最後のクリスマスとなり、後であの時こうすれば良かったと強く後悔することになりますよ!」と非常に早口でエモーショナルに訴えました。このエモーショナルな姿勢がわざとやったのか本心かは分かりませんが、聴いている人に相当な効果を与えたことは間違いないようです。弁論術(レトリック)で言うパトスに訴えるスピーチです。ドイツ語が分からなくても雰囲気だけでも味わってみてください。次のYouTubeビデオの1:40くらいからです。

政治家の一つの重要な使命は、こういう風にきちんとメッセージを国民に伝えることだと思います。我が国において、質問に対してすらまともに答えることの出来ない(その一方で馬鹿げたウヨ雑誌で長広舌をふるう)政治家がこういう時に首相をやっているというのは、不幸というしかありません。

ワクチン接種2回目

27日(会社は夏休み)、2回目のワクチン接種を自衛隊大規模接種センターで受けて来ました。前回と同じく流れるような誘導でまったく問題無く終りましたが、ちょっとだけ今回の方が痛かったです。それから前回は夜中に寒気がした位で済みましたが、今回は接種後5時間くらいで37.5℃の熱。平熱が36.4℃くらいなんで、それなりに発熱しています。ただ、気分等はまったく問題ありません。

ルドルフ・ケンペ+ベルリンフィルのブラームス交響曲第1番

ブラームスの交響曲第1番については、かつて可能な限り入手出来るCDやレコードを集めようとし、全部で230種類くらい持っています。さすがにこれだけ集めている人は日本の中に5人もいないと思います。そして今手持ちのLPをせっせとクリーニングしていて、終ったものを片端から聴いてます。その中にルドルフ・ケンペとベルリンフィルのブラームス交響曲第1番がありました。ケンペのブラームスで一番標準的なのはミュンヘンフィルとの全集ですが、その前に1960年前後の録音でステレオとモノーラル混じりのベルリンフィルとの全集があり、このLPがその中の一枚です。それで久しぶりに聴いてみたら、非常に良かったです。ケンペはフルトヴェングラーが亡くなって、その後をカラヤンが継ぐまでの過渡期にベルリンフィルを良く指揮していたようです。現在タワーレコードからSACDでこのベルリンフィルとのブラームス交響曲全集が発売されています。ちなみに手持ちのケンペのブラ1は全部で4種類です。後の2種はバイエルン放送響と、シュターツカペレ・ドレスデンとのものです。