トワイライト・ゾーンの”Nick of Time”

トワイライト・ゾーンの”Nick of Time”を観ました。主演男優は何とカーク船長のウィリアム・シャトナーです!
ドン(ウィリアム・シャトナー)とパットは新婚旅行中でオハイオからニューヨークに行こうとしていた所車が故障し、レッカー車で修理工場に運ばれます。あいにく交換部品が取り寄せで、修理に4時間かかると言われ、二人は時間つぶしに町のダイナーに入ります。そこのテーブルに、ワンコインを入れてYesかNoの質問をすると運命を答えてくれるというマシンがあり、ドンは暇つぶしにやってみますが、それがぴたりの答えを出すので驚き「私の昇進はOKになったか?」と聞くと「あなたの望みの結果になりました」と出ました。そこで会社に電話して上司の秘書の女性に聞くと、間違いなくドンはオフィスのマネージャーへの昇格が決まっていました。そこでドンは続けてマシンに質問を発すると、マシンは何か良くないことが起きるので、15時まではここにいた方がいいと答えます。しかしパットが出ようというので二人は2時40分頃店を出ます。しかし道路を横断しようとして二人はトラックに轢かれかかりますが、その時間がぴったり15時でした。これですっかりマシンを信用したドンは、パットの反対を押し切ってまたダイナーに戻ります。ドンはマシンに次々コインを入れ、自分の未来の全てをマシンから聴きだそうとします。「自動車の修理はすぐ済むか」と聞いたら「もう修理は終っている」という答えでそれとほぼ同時に修理工場から部品が見つかり修理は終った、という連絡が来ます。的中率100%のマシンに対し、ドンは自分がどこに住むのか聴こうとして、地名を挙げて質問していきますが、全てNoでした。そんなドンに対しパットは運命はマシンに聴くものではなく、自分で決めて切り開くものだ諭し、ようやくドンもl目が覚め、二人はニューヨークに向けて出発します。二人が店を出たすぐ後、眼が血走ったような男女が現われ、マシンにコインを次々に投入して答えを聞いていきます。しかし何か良くない答えばかりのようで、二人は絶望に打ちひしがれます。
ということで、ウィリアム・シャトナーのちょっと若い日々の姿を見れたのは良かったですが、話はもう少しひねって欲しかったです。例えばオペラの「スペードの女王」のように、マシンの言う通りにして成功するけど、最後に裏切られるとかです。