キャプテン2と校舎裏のイレブン



コージー城倉の「キャプテン2」にお花茶屋高校って出てきますが、そこの野球部の監督はちばあきおの「校舎裏のイレブン」の先生そのまま。それは気が付いていたんですが、選手も高校野球にしては髪型が皆変と思って良く見てみたら、選手もそのまんまでした。済みません、画像は最小限の引用ということで。ちばあきおのこの先生も、元をたどればちばてつやの「ハリスの旋風」の岩波先生かも。(ちばあきおは元々お兄さんのちばてつやの漫画を手伝っているうちに漫画を自分でも描くようになっています。)

トワイライト・ゾーンの”Nervous Man in a Four Dollar Room”

トワイライト・ゾーンの”Nervous Man in a Four Dollar Room”を観ました。
ジャッキー・ローズというチンピラは、ボスからの指令を待って、一泊4ドルの安ホテルで電話を待っています。やがてそのボスのジョージからの電話が来て、すぐその後にジョージが部屋までやってきます。ジョージはローズにピストルを渡し、あるバーの老マスターが彼らにみかじめ料を支払わないので、見せしめに殺すように言います。ローズはこれまでチンケな仕事しかしたことが無く、殺人は未経験でした。ホテルの部屋で葛藤していると、部屋の鏡に写ったローズの像が突然しゃべり出します。その像は自分はローズの中の別の部分だと言い、ローズにギャングは辞めて人生をやり直すように言います。そしてローズが好きで結婚する筈だったのに、ローズが犯罪によって牢に入れられた間に別の男と結婚したことを思い出させます。像は自分が今のローズに入れ替わると主張します。ローズは葛藤しますが、結局殺しには行きませんでした。ボスがローズが仕事をやらなかったことを咎めに部屋にやって来ます。しかしローズは「もうこんな仕事は辞める」と言い放ち、ボスを殴り倒して部屋を出て行きます。おそらくどこかで鏡の中のローズと入れ替わったんでしょう。
うーん、イマイチでした。何だかシーズン2になってから脚本の質が低下したように思います。おそらくシーズン1で人気が出てシーズン2の放映が決定されると、今までのような攻めの姿勢で新しいジャンルのドラマを作っていくんだという意気込みが薄れ、ある意味守りに入り、素晴らしい作品とまでは行かなくてもそこそこのものを作る、という姿勢に(無意識の内に)変わったんじゃないかと思います。