スター・トレック・TNGの”The Emissary”(使者)

スター・トレック・TNGの”The Emissary”(使者)を観ました。
30年間ぐらい何かの特殊任務を帯びてある宇宙空間に潜入していたクリンゴン船が冷凍睡眠から醒めようとしています。当時は連邦とクリンゴンは戦争中であり、今の状況を知らない彼らは連邦の基地と植民地を攻撃する危険性があります。その任務をエンタープライズ号に説明するため送られて来た使者がケレイルで、彼女は人間とクリンゴンの間に生まれた子供であり、更にはウォーフの元恋人でした。ケレイルは被害を防ぐためにはクリンゴン船を撃破するしかないと主張しますが、ピカード船長とウォーフは他の選択肢を模索します。その最中にウォーフとケレイルは愛を取り戻し結ばれますが、双方任務のため一緒になることはありませんでした。そしてウォーフはピカードから一時的にエンタープライズ号のキャプテンの地位を譲り受け、その立場で睡眠から醒めたクリンゴン船に対し、クリンゴン人らしいやり方で強圧的に接触し、先方の宇宙船の指揮権を得ることに成功します。そしてケレイルはそのクリンゴン人達を現在の状況に慣れさせる使命を帯びてそちらの船に送り込まれます。しかしいつの日かウォーフとケレイルは再び結ばれるだろうという希望を残して終わります。