スタートレック・TNGの”Who Watch the Watcher”

スタートレック・TNGの”Who Watch the Watcher”を観ました。エンタープライズ号がミンタカ IIIでその星の住民、バルカンと同じ種族で青銅器時代相当の文明、を観察している人類学者からSOSを受け救助に向かいます。しかしエネルギー装置の故障により外観を隠す装置が故障し、ミンタカ人の男にその観察室を目撃され、また男は驚きで転落し重傷を負います。クラッシャーはすぐにその男をエンタープライズ号に転送し、治療し蘇生させます。男はそこでエンタープライズ号の装置をピカードを見て、ピカードが神だと思います。男は記憶を消されて戻された筈が、記憶消去が失敗し、現地の人々に神ピカードについて語り始めます。ミンタカの人はかなり前に既にそうした迷信的な宗教の段階から脱却していましたが、この事件のおかげでまた元の時代に戻ろうとしていました。ピカードは指導者の女性ヌリアをエンタープライズ号に転送し、ただ文明が進んでいるだけだと説明し、自分は神ではないことを説明します。しかしヌリアはちょっと前の洪水で死んだ者を生き返らせて欲しいとピカードに頼みます。ピカードは丁度人類学者の女性が治療の甲斐無く死ぬ所をヌリアに見せ、自分達も未だに死は克服出来ていないことを分らせます。
というストーリーですが、しかしそれにしてもエンタープライズ号と接触した記憶はミンタカの人々にかなりの影響を与えた筈で、集団の記憶を消す装置ぐらいあってもいいのでは、と思いました。