ローマ土地制度史-公法と私法における意味について」の日本語訳正式0.8版公開

ヴェーバーのローマ土地制度史-公法と私法における意味について」の日本語訳の正式0.8版を公開しました。訳者の序文を付けてほぼ完成形に近い形になっています。
これから紙での校正を再度行い、それが終了したら初版公開を行います。

Space:1999の”Another Time, Another Place”

Space:1999の”Another Time, Another Place”を観ました。荒唐無稽な非科学的エピソードが多い中、これはなかなかまともで割と楽しめるエピソードでした。ただ、おそらくは映画のJourney to the Far Side of the Sun(ドッペルゲンガー)とかなり設定がかぶっていて、宇宙を彷徨う月が何か流星群みたいなものの中に入ると、月がその上にいる人間他を含めて2つに分裂し、片方が10年後に飛ばされます。それで飛ばされなかった方は、何と地球を発見し、そして再び地球の軌道に入ることに成功します。しかし地球に無線で呼びかけても応答がなく、バーグマン教授が調べたら地軸が狂って、欧州は氷河期にアメリカの大半は砂漠にという状況で、ただ西海岸のサンタ・マリアにだけ人が生息していそうでした。しかし、彼らはその内、もう一つの月が地球を回っているのを発見します。そこにイーグルで向かいますが、そこには壊れたムーンベースαと、クラッシュしたイーグルの中にアランとコーニック司令官の死体がありました。48時間で月同士が衝突することが分かり、その前にコーニック司令官はアラン・ヘレナと地球のサンタ・マリアを訪れます。そこではムーンベースαの生き残りメンバーが集落を作っていました。そしてヘレナはもう一人の10年年上の自分を見つけます。結局そのヘレナは死にます。同じことが他のメンバーに起きることを恐れてコーニック達はムーンベースαに戻ります。月同士は衝突し、しかしの衝撃で時空の分離は元に戻り、ムーンベースαは月と共にまた見知らぬ宇宙を彷徨う、という話でした。しかしゲストでレギーナという比較的可愛い女優が出て来ていましたが、脳が2つに分離して発狂して死ぬ、という可哀想な役でした。

NHK杯戦囲碁 井山裕太二冠 対 結城聡9段(2025年8月10日放送分)

本日のNHK杯戦囲碁は黒番が井山裕太二冠、白番が結城聡9段の対戦です。布石は井山二冠が同じ方向の小目という愛用の布石だったのに対し白は両方に対して向かい小目という初めて見たものでした。途中まで真似碁のような展開になりましたが、結局右下隅で白が定石の途中で手を抜いて下辺をはさんだ関係で、黒が切り白が下辺を取り、黒が右下隅から右辺方面に勢力を築くという振り替わりになりました。これは黒が少し打ちやすい展開だったようです。その後黒が右上隅から延びる白石に対し、ハサミツケてから切って行ったのが厳しく、黒が白二子を取り込んで右辺が大きな地模様になりました。それに対して白は深く打ち込んで行きましたが、結局この白は捨てざるを得ない展開になり、黒のリードが拡大しました。最後右上隅から中央に延びる白石を黒が攻め、結局黒も切り離されて攻め合いかと思いましたが、黒が上手く下辺で取られていた石を活用して左辺に一眼作って活きた結果、白の大石が自動的に死に、白の投了となりました。

切り上げ処理の穴

今Laravelで作っている代理店向けの価格と在庫確認サイトで、私は代理店向けの個別価格の計算結果(標準価格*掛け率)を四捨五入でやっているのですが、本日の打合せで営業から切り上げにしてほしいと言われました。PHPにもceil関数という切り上げ関数があって当初それを使ったんですが、ごく一部の価格で手計算だとぴったりの価格になるのが1円増えてしまうという現象が出ました。調べたら要するに浮動小数点演算で計算すると誤差が出て、例えば本当は2555が正しいのが、2555.000001とかになっていると、ceil関数はバカ真面目に切り上げて2556にしてしまう、というものでした。対策としては小数の掛け率を一定倍(10,000倍とか)して整数にしてから計算するというのでやりました。これってよく考えたらExcelのRoundup関数とかでも同じだよな、と気付いて調べたらやはりExcelでも出ていました。しかしそのMSのお勧め対応が超強引で笑いました。
=TEXT(ROUNDUP(D2,1),”0.0″)*1
要するに無理矢理表示されている値でテキストにキャストした後、1倍してまた数値に戻すという…(笑)

ウルトラマンレオの「男と男の誓い」

ウルトラマンレオの「男と男の誓い」を観ました。対ツルク星人の後篇です。前回あっさりツルク星人に敗れて海中に沈んだレオでしたが、皆の必死の捜索で何とか救助されますが、その状態のレオをまたもモロボシダンは滝に行ってその水を切る特訓を命じます。ということでレオのパターンがもう見えて来ました。しかしレオって光線技がまったくないので、毎回肉体技ですが、はっきりいって地味であり、どこまでこの路線で行けるのか疑問に思いますし、またモロボシダンがまるでパワハラ親父で何と言うかとても暗いです。うーん。

スタートレック・TNGの”Future Imperfect”

スタートレック・TNGの”Future Imperfect”を観ました。エンタープライズ号がある人が住んでいない筈の惑星にロミュランの基地らしいものを見つけて、ライカー等が調査に地表に降り立ったけど、全員メタンガスにやられて倒れてしまいます。ライカーが目を覚ますとエンタープライズ号の中でしたが、彼はそこでキャプテンと呼ばれていました。何とあの惑星で気絶してから16年が経過していました。その間ライカーは活動していたのですが、記憶がまったく残っていませんでした。そして驚くことにその16年の間にライカーは結婚していて、10歳くらいのジョン・ルクというピカードの名前をもらった子供までいました。しかしライカーは自分の妻がミンという名前だったと聞き、その動画を観てあることに気が付きます。というのはミンと言うのは彼が昔理想の女性としてホロデッキで作り出した架空の女性だったからです。そこでライカーは皆に向かって茶番は終わりだ、というとエンタープライズ号は消えて、ロミュランの基地の中になります。結局ロミュランがライカーからポスト13という連邦の軍事拠点を聞き出そうとして、ホロデッキで作り出した幻影でした。そこでライカーは幻影の中でライカーの子供だった子と会い、二人でロミュランを倒して逃げ出します。しかし途中でまたライカーは何かおかしいのに気が付き、再度子供に向かって強く言うと、また辺りの様子が変わります。ロミュランの基地もその子がその洞窟にあった装置で作った幻影でした。結局そのエイリアンの子(親は別のエイリアンに殺された)が誰かと暮らしたくて仕組んだことでした。本当の姿を現したエイリアンの子をライカーはエンタープライズ号に連れて行きます。という訳で二重のホロデッキの幻影というのがちょっと面白かったです。

ウルトラマンレオの「涙よさよなら…」

ウルトラマンレオの「涙よさよなら…」を観ました。第3もまったく同じでツルク星人という両手が剣になった怪獣の2段攻撃に勝つため、レオことおおとりゲンはダンから3段攻撃をマスターするように言われて特訓するけど、特訓は成功せず、2分40秒経過して(レオはウルトラマンより短い2分40秒しか戦えません)あっさりやられて、また来週、というエピソードでした。しかし地味で暗いドラマ…特にダンがやたらと怒って暗いです…

スペース:1999のEarthbound

スペース:1999のEarthboundを観ました。バーグマン教授がロビンソン博士+ドクタースミスだとか言っていたら、コミッショナーのシモンズというのが登場して、この人がドクタースミスそのまんまです。自分の星が滅んで移住先を探していたカルドリアンというエイリアンが、月に不時着します。ムーンベースαの人が調査している時に、誤ってコールドスリープ中だった相手の一人を殺してしまいます。しかし残った目覚めたカルドリアン人は地球人を責めたりしません。結局カルドリアン人の宇宙船は地球を目指していましたが、一人死んだので誰かが地球に帰れることになります。コーニック司令官はその人選をコンピューターにやらせますが、ここでシモンズがムーンベースαの生命維持装置を人質にとって自分を地球に戻らせるよう脅迫します。結局コーニックはやむを得ずそれを認めますが、カルドリアン側が地球人に合わせた装置の調整をしなかったため、シモンズは数時間で目が覚めてしまい、その装置の中で野垂れ死ぬことに…
それでコーニック司令官が実はコンピューターが選んだのがシモンズだったというオチです。

久し振りに包丁研ぎ

8月16日に自治会の夏祭りがあり、私は焼きそば担当になったのですが、それに使う包丁が一部を除いてほとんど切れなくなっていたので、全部持ち帰って研ぎ直しました。しかし一番左の菜切りが一番刃がつかなくて苦労しました。7本の中の右から3番目と4番目は藤次郎ブランドのものでまあまあのものでしたが、後は農協の粗品(?)みたいな安物が多くてなかなか大変でした。今はほとんどがステンレス包丁ですが、実はステンレス包丁は研ぎにくく、また完璧に研いでも切れ味は鋼よりもかなり落ちます。

NHK杯戦囲碁 田中康湧5段 対 柳時熏9段(2025年8月3日放送分)


本日のNHK杯戦囲碁は黒番が田中康湧5段、白番が久し振りの柳時熏9段の対戦です。序盤に右下隅で本当に久しぶりの小ナダレ定石になり、黒の実利、白の模様という展開になりました。その後左下隅で白が3子を捨てて更に厚みを築き、また黒が左上隅の三々にも入ったので、黒が白の真ん中の大きな模様をどう荒らすかが焦点になりました。しかし黒は比較的浅く入りあまり踏み込まなかったため、それほど攻められることはなく、形勢は互角のまま終盤戦に入りました。しかしそこで上辺左方の白地と思われた所を黒が切っていって更に中から動き、結局劫付きの攻め合いになり、劫も黒が勝って大きな戦果を上げました。白は劫立てで左上隅を劫にしたのですが、この劫も黒が下辺を譲って無事に切り抜けました。この後のヨセでは白にもうチャンスがなく、結局黒の4目半勝ちになりました。