
本日のNHK杯戦囲碁は黒番が伊了5段、白番が村本渉5段の対戦で、二人とも初出場で初対局とフレッシュな組み合わせでした。布石は黒がいきなり3手目で空き隅を打たず一間に締まったのが珍しかったです。その後は全体に黒が実利を稼ぎ、白が中央の厚みで勝負という感じで、下辺方面の白模様を、黒が右下隅に肩付きして消しにいってからが、激しい勝負になりました。下辺の攻防は劫になり、黒は右辺での白の劫立てに受けず、劫を解消して、ただ右辺の黒がまだ味残りで、ここもまた劫になって結局白が勝ったのはトータルの収支ではやや黒の打ちやすい形勢という感じでした。しかし大寄せで黒は白の中地を少し軽視した感じで、他のヨセを打って、白が結局中央に35目くらいの中地をまとめたので、ここで白が抜け出しました。結局白の3目半勝ちとなりました。