宇宙家族ロビンソンの”The Galaxy Gift”

宇宙家族ロビンソンの”The Galaxy Gift”を観ました。これが第2シーズンの最後で、日本で放送されたのはここまでです。第3シーズンからはロビンソン一家とドクター・スミス、ロボットはこの星を離れて宇宙を彷徨うことになります。
この話では2つの星のエイリアンが登場しますが、最初のエイリアンが登場した時の外見は、”The Golden Man”に出てきた悪い方のエイリアンで、その後すぐに良い方の爬虫類顔のエイリアンに姿を変え、その後またヒューマン形に変わります。そのエイリアンの敵のエイリアンはこれも前に出てきたエイリアンですが、今回は最初のエイリアンが持っているベルト形の装置を狙います。良く理由は分かりませんが、ペニーは最初のエイリアンからその装置をもらって、敵のエイリアンには渡さないことを約束します。しかしドクター・スミスが例によって地球に帰れるかも、ということで敵のエイリアンと交渉し、ベルト形の装置を渡す代りに地球に転送してもらう、という約束をします。それで転送装置でドクター・スミスとペニー、ロボットが飛ばされたのはサンフランシスコのチャイナタウンでした。しかしそこには誰も他の人間がおらず、実は敵のエイリアンが小惑星上にドクター・スミスの記憶にある街並みを再現した偽の街でした。ペニーはベルト形装置を結局渡してしまいますが、最初のエイリアンが姿を変えて2人とロボットを助けに来て、無事に元の星に戻ります。最初のエイリアンは約束を破ったペニーを責めますが、モーリーンがそれは家族のためにやったので自分の欲のためではない、と説明して最初のエイリアンも納得する、というストーリーです。結局ベルト形の装置は何の意味があったのかも良く分からず、消化不良の話でした。

WHOのパニックを煽る発表を批判する。


昨日のアメリカのニュースでの「今回のコロナウィルスの致死率はインフルエンザよりもはるかに高い」という報道のネタ元は何とWHOでした。昨日、WHOが発表した、新型コロナウィルスの死亡率についての「世界的にみると、死亡率は感染者の3・4%に達するとした。季節性インフルエンザの死亡率は一般的に1%に遠く及ばないとし、新型コロナウイルスの致死率はより高いという。」(朝日新聞jの記事より)は、きわめて疑問です。
添付図を見れば分かるように、この死亡率は現在発表されている感染者数と死亡数で単純計算しただけのものです。(このデータは厚労省が発表した3月2日時点のものです。)

この致死率の発表には多くの疑問があります。
1.母数がおそらく今回のコロナウィルスの現在までの感染者数に比べ1000倍多いインフルエンザと比べることに統計的な意味があるのかということ。
2.中国を除いた場合の致死率は1.44%にしかなっていません。
3.先日、北海道では公式の発表数字よりも感染者数は10倍ぐらいあるだろうという調査結果が発表されました。これが正しければ、致死率はもっとはるかに低くなります。
4.中国の致死率の高さは初期の十分に治療を受けられなくて死亡した人が数字を上げています。医療体制が整い始めた2月中旬以降で統計を取れば、致死率は圧倒的に下がる筈です。
5.まだ感染者数拡大の途上であり、発表された致死率はあくまでも途中の経過的数字に過ぎません。
6.国別で見ると、日本、韓国、シンガポールといった比較的医療体制がしっかりしている国の死亡率は低くなっています。
7.そもそも既に予防接種も行われており、また治療薬もある程度ある既存のインフルエンザと今回の新型コロナウィルスを比べても意味が無く、比較するならそうしたインフルエンザが初めて登場した時どうだったかを比較するべきです。たとえば歴史的に最悪のパンデミックであるスペイン風邪は、感染者6億人、死者4000万人~6000万人と言われています。この場合の致死率は6.7%から10%になります。それに比べれば今回のコロナウィルスの致死率は大幅に低いです。

WHOがこういう発表をする度に、世界中でのパニックが拡大しています。そういったパニックが社会に与える悪影響の深刻さを考え、WHOももう少し発表の仕方を考えるべきだと思います。

アメリカもウィルスパニックに

毎日PodCastで英語のニュース(BBC、CNN、ABC、CBC、NBC、FOXなど)を聴いています。数日前からどこもコロナウィルスのニュースばかりになりつつあります。
日本のパニック買い占めは既にアメリカにも伝染し、アメリカでも紙類、マスク、消毒用アルコール、ミネラルウォーター、冷凍食品などが多くの地域で売り切れになっています
それ以上に驚くのが、アメリカの全国ネットのニュースが、平気でまったくのデマ情報を流していること。今日聴いたのでは「インフルエンザの死亡率は低く、今回のコロナウィルスの死亡率はそれより100倍も高い」とか言っていました。どこからそんなデマ情報が出るんでしょう。既に今シーズンアメリカで流行っているインフルエンザで1万人以上死んでいるのに。(それどころか2017-2018年シーズンでは全部で6万人以上亡くなっています。)

ヴェーバーの「中世合名会社史」の日本語訳第17回目を公開しました。

ちょっと間が空きましたが、ヴェーバーの「中世合名会社史」の日本語訳の第17回目を公開しました。この部分ではシチリア島が多く登場します。シチリア島のイメージはマフィアかヴェルディの「シチリア島の夕べの祈り」で、どちらにしても結構暴力的なのですが、実は歴史的にはラテン文化、ギリシア文化そしてゲルマン文化が融合した興味深い場所なのだということが分かりました。

アリババのジャック・マー氏からの支援物資に添えられた漢詩句

この記事(中国のアリババの創始者のジャック・マー氏が日本からの支援のお返しとしてマスク他を送ってくれるという記事)に、最初はなかなかいい話だと思って読んでいましたが、その物資に添えられた漢詩句に絶句。「青山一道、同担風雨」だそうで、日本では青山は「緑の山」という意味よりもむしろ「人間至る所青山あり」の連想で、「青山=墓」というイメージが強いと思いますが。そういう意味で解釈すると「日本にも中国にもコロナウィルスで多数の死者が出て墓が連なり、それに風雨があたっている」となってしまいます。デジタル大辞泉の「青山」の2番目の説明は「《蘇軾「授獄卒梁成以遺子由」の一節「青山に骨を埋むべし」から》人が死んで骨を埋める土地。墳墓の地。死に場所。「人間到 (いた) る所青山あり」」です。