TOEIC S&Wの結果

TOEICのスピーキング&ライティングの結果が出ましたが、撃沈!でした。特にスピーキング。TOEICのL&Rに換算すると、スピーキングは845点相当、ライティングは920点相当になります。ライティングは初めての受験としてはそれなりかと思いますが、スピーキングは低すぎですね。ライティングで170取れているのですから、英語を作る能力に問題があるというより、スピーキングでのスポーツ的・反射神経的な受け答えに十分対応出来ていないということだと思います。取り敢えずEigoxのレッスンを8回/月から12回/月に増やし、AEONの4回/月と合わせて16回/月にしてスピーキング強化を図りたいと思います。

ワンポイント英単語:lieutenant

辞書にもここまでは載っていない説明。

lieutenant

lieutenant(発音:ルーテナント、「テ」にアクセント)という英語の名詞は、通常「中尉」と訳されていることが多い。これは誤訳ではないにせよ、多くの場合決して適切な訳ではない可能性がある。

この単語はフランス語から英語に入ったもので、lieu+tenantに分解され、lieu-は「~の代理をする」、tenantは「居住者、占有者」といった意味である。ここから、「ある上官の代理で実務を行うもの」といった意味になる。

実際に米国の海兵隊と空軍では、colonelは「大佐」で、その下がlieutenant colonelで「大佐の代理をする人」で、この場合は「中佐」になる。その下がmajorで「少佐」、さらにその下がcaptainで「大尉」になる。さらにその下に、first lieutenantとsecond lieutenantが続く。この場合captainの代理を務める一番目がfist lieutenantで中尉、二番目がsecond lieutenantで少尉に相当する。

しかし、米国の海軍と沿岸警備隊では、commander -lieutenant commander – lieutenant – lieutenant junior gradeの順で、中佐-少佐-大尉-中尉になり、lieutenantは「大尉」となる。つまりアメリカではlieutenantは「大尉」「中尉」「少尉」の3つの可能性があることになる。

イギリスの軍隊でも、やはり「大尉」に相当する場合と「中尉」の場合の両方がある。(「謎の円盤UFO」のSHADOが{イギリス式の}海軍や空軍に相当するなら、lieutenant Ellisはエリス中尉ではなく、エリス大尉だと思う。)

映画やドラマを観ていると良くこのlieutenantが、ある意味軍人への普通の呼びかけ語のように使われている場合が多いことに気付く。ブリタニカによれば、lietenantの最初の説明に書いてあるのは、”the lowest rank of commissioned officer in most armies of the world.”、つまり世界の軍隊のほとんどで、最低レベルの指揮官を表す、とされている。この場合の日本語訳としては、「兵隊さん」「隊長さん」「副官」などを使うべきだと思う。ビジネスの世界で、相手の職位が不明な場合は、取り敢えずmanagerと呼ぶ、というのがあるが、ほとんどそれの軍隊版という感じである。要するに上官の命令を受けて、ある小隊(platoon)を実際に指揮して、実務や汚れ仕事を実際に引き受ける人、というイメージである。

TOEIC S&Wの出題について

TOEICの受験者ですが、2017年度の数字で、L&Rが2,481,000人、S&Wが38,000人とのことです。S&WはL&Rのわずか1.5%に過ぎません。今日時間つぶしで書店に行きましたが、TOEIC関係の参考書の棚にS&Wの本は見当たりませんでした。L&Rの方だと対策本が山のように出ていて、それに対し試験者側も対抗していて、対策本で予想している問題をなるべく外そうと努力している感じがありますし、また試験の内容も昨年変更がありました。それに対してS&Wの方はこの受験者では対策本を出してもまず売れないし、対策本が出なければ試験者側も特に問題を変えていく必要もない、ということで、S&Wについては出題内容がある程度予測できるものになっています。

TOEIC S&W についての老婆心的注意

今回、初めてTOEIC S&Wを受験してのTIPSもどきです。
(1)今回の会場(川崎)では、TOEIC S&Wと一緒に英検もやっていました。で、最初待っている時に、間違えて英検の受け付けの前で待っていました。今回余裕を持って行ったので特に問題はありませんでしたが、受験される方は気をつけましょう。
(2)今回の会場で一緒に受験したのは、わずか12人くらいでした。L&Rに比べると嘘のような少なさです。
(3)テストの実施は全員同時ではまったくありません。最初に到着した順で受付番号を渡され、その順番で一人一人呼ばれ、まず写真を撮って、それが終わったら受験用のパソコンのある席に案内され、そこでパソコンを操作して受験開始になります。
(4)一人一人個室に入ったりせず、教室の中で一緒に受験します。スピーキングの時に一応ヘッドフォンをしていますが、他の受験者がしゃべっている声はそれなりの音量で聞こえます。(3)で書いたように全員同時実施ではないので、他の受験者が先の問題の分をしゃべっている場合もあります。ただ、無視した方がいいと思います。また、他人の発音の上手さ・下手さも気にしない方がいいと思います。総じて言うと、S&Wをわざわざ受けに来る人はそれなりの英語力を持っている人が多いと思います。
(5)ライティングの入力はまったく普通のDELLのデスクトップPCで、キーボードもPCに付属している安物メンブレンでした。ライティングの能率に影響するので、試験を始める前にキーボードの置き場所など十分チェックした方がいいと思います。
(6)ディスプレイも普通の液晶ディスプレイでしたが、最初かなり画面が暗く、コントラストも低く感じました。なので自分で明るさとコントラストを調整しました。
(7)スピーキングでかなり時間が余る場合がありますが、あんまり言い直しをしたりとかはしない方が無難なようです。私はちょっとそれでしくじりました。
(8)ライティングの写真を見て二つの単語を使って「一文」を作るという問題は、スピーキングで写真を出来るだけ詳しく描写するというのとは目的が違うので、あまり長い文章を作らない方が無難で、ちゃんと二つの単語を使った文章が一つあれば十分だと思います。私は「一文」という注意を忘れていて、2つくらいの問題で二文にしてしまいました。幸い時間が余ったので、「BACK」ボタンで前の問題に戻って、修正しました。修正の仕方は、二つの文を”,”や”and”でつないで無理矢理一文にしただけですが。
(9)Eメール回答問題では、”Best regards,”の前に自分の名前(嘘の名前で可)と部署名(適当で可)を入れるのを忘れないようにしましょう。(ビジネスで使うメールだと普通自動で署名が入るので、忘れがちです。)
(10)30分かけてのエッセイ作成問題は、まずアウトラインをそれ自体英語で、解答画面に書いて行きます。その前後に前振り部と結論部を付けて、また本文の所はアウトラインで書いた英語を膨らませていって語数を稼ぎます。語数は右上に表示されます。間違ってもアウトラインを日本語で書いたりするのは時間の無駄なので止めた方がいいと思います。

TOEIC Speaking&Writing テスト/2018年7月1日初受験

TOEICのSpeaking&Writingのテストを、本日初めて受験しました。テスト前に、テストの内容について外部に出さないように秘密保持の誓約書を書かされたので、具体的なテスト内容は書きません。
まず、初めての受験でしたが、落ち着いて対応出来、大きな問題は無かったと思います。L&Rのテストに比べても、時間はあっという間に過ぎる感じ(80分)でした。まず、前日まで風邪で喉をやられて声がかすれていてちょっと心配だったのですが、トローチを舐め続けてなんとかOKでした。最初に自分の声を録音して、それを再生してOKかどうか確認するのですが、音量が小さい感じで、3回ぐらい繰り返してやりました。ここは試験時間外なので、納得がいかなければ何遍でもやり直した方がいいと思います。スピーキングの問題は、ある意味公式問題集に出ていたのとほとんど変わらないという感じで、やはり事前に公式問題でテストの内容を経験しておく意味は大きいです。一問だけ、一回回答した内容を別の表現に言い直していたら、最後の所が少し時間切れになってしまったのと、相手が問題点を訴えたのに解決策を提案するという問題でちょっと内容がしどろもどろになりましたが、全体としてはまあまあOKだったかなと思います。
ライティングについては、写真を見て、与えられた2語を使ってその写真を1文で描写する、という問題が、その「1文で」という指示を忘れて2文で書いてしまったのがありましたが、結局かなり時間に余裕があり、前の問題に戻って解答しなおすことが出来、1文に修正出来たので問題ありませんでした。Eメール回答問題は、日頃からEメールは書き慣れているため、これもほとんど問題無く時間に余裕をもって解答出来ました。ライティングでの最大の難関は、30分の制限時間で、あるテーマについてのエッセイを300語以上で書くというもので、今回のテーマが私にとってこれ以上ないくらい熟知しているものだったので、かなり楽勝でした。テーマはあるビジネス上の行動のアドバンテージとディスアドバンテージを述べなさいというもので、最初にメモ的にアドバンテージ3つとディスアドバンテージ2つを書き、それに前書きと結論部をくっつけて、時間は20分くらいで350語くらいのエッセイが出来ました。後は全体を見直して、細かい言い回しを修正したり、文法ミスやスペルミスを修正したりして、30分以内で個人的にはかなり良く出来たエッセイが書けたと思います。
ところで、大学入試の英語の試験が、今後4技能(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)の試験になり、通常の大学だけでは対応が難しいため民間の試験もOKとなり、その中にこのTOEICも入っています。しかし、今回S&Wを受けてみた感じでは、たとえばエッセイのテーマがかなりビジネス寄りで、ビジネス経験のまったくない学生さんにとっては、たとえ想像で書くにせよ、かなり難しいと思います。例えば「高校で音楽や絵画を教えることのメリットとデメリット」を述べなさい、といったのなら学生さんでも十分解答することが出来ると思いますが、大学受験で使われるTOEICはそういう配慮がされるのか、という疑問が残りました。
なお、結果については3週間後の月曜日にWebで分かります。

TOEIC S&Wの公式練習問題集

今度の7月1日にTOEICのSpeaking&Wrtingテストを受けるので、週末はその模擬試験(公式問題集)をやっています。しかし、その模擬試験集の解答例がとても変。例えばこの写真はライティング用の問題で、この写真を見て、写っているものを”wait”と”because”の2つの単語を入れて一文で書きなさい、という問題です。その解答例が”People are waiting at the airport because their connecting flight has been canceled.”になっています。この絵のどこに「接続便がキャンセルされた」などという情報があるのか、謎です。何やら表示板は写っていますが、ぼけぼけで文字は判読できません。このテストはどうもフェイクニュースのライターを養成する試験みたいです。もう一方ではスピーキングの方で、写真の内容を出来るだけ詳しく述べなさいという問題もあり、そちらはおそらく勝手に想像を交えて脚色するのは多分不可です。
また、スピーキングで相手が何か問題があると言っているのを、「その問題について分かったことを伝え」、「その上で質問を一つと提案を二つする」なんていうのもあります。これが結構大変で、「貴方はイタリア料理のケータリングサービスをやっています」という前提で、相手が今週末に何か会社の人同士のパーティーをやるから、そこに料理を届ける、ということで、どういう料理やサービスを提案するか、という問題です。これ、自分が良く知っている業界だったらそんなに難しくありませんが、この「イタリア料理のケータリングサービス」なんてほとんど知識がなく、具体的な提案をするのはかなり大変です。また、社会人経験がない学生さんにとってもかなりの難問になると思います。

鳥飼玖美子の「歴史をかえた誤訳」

鳥飼玖美子の「歴史をかえた誤訳」を読了。この本を読んだのはローマへ向かう飛行機の中です。まず、タイトルの「歴史を変えた誤訳」として筆者(同時通訳者)が真っ先に挙げているのが、ポツダム宣言の通告に対し、当時の鈴木貫太郎首相が「黙殺する」と回答し、それを日本側か連合国側が英訳したのかはっきりしないのですが、ともかく”ignore”(無視する)と英訳されて、日本はまるで降伏する意思が無いと解釈されて、広島・長崎への原爆投下につながった、というものです。しかし、この話はきわめて変です。日本語の「黙殺する」という表現は単に「断る」というより更に失礼な表現で「そんなもの(相手の申し入れ)は最初から存在しなかったと扱う」というニュアンスがあります。つまり「黙殺」という表現を使った段階で、「拒否」の姿勢は明確であり、英訳の問題ではないと思います。実際に英辞郎で「黙殺する」の英訳を見ると、「deliberately ignore(意図的に無視する)●refuse even to comment on(コメントすることすら拒絶する)●take no notice (of)(まったく見なかったことにする)●treat ~ with silent contempt(口には出さない軽蔑をもって扱う)」などが挙げられており、強い姿勢の拒絶となることは明らかです。
また、「オレンジ色の猫」の話もこの本に出てくるものです。英語の小説に「orange color cat」は多数登場しますが、これを「オレンジ色」と訳すことが間違いで、訳すなら「(単なる)茶色の猫」です。この話から、英語のorangeはちょっとくすんだぼんやりした色にも使うのに対し、日本語ではそのままオレンジの「鮮やかな色」を想像するのと、また日本の「茶色」が英語のように暗めの色だけではなく、かなり明るい色も含むということです。
結局の所、100%正確な翻訳などというものはどこにも存在しないということだと思います。少しでも100%に近づこうとするなら、単なる言葉の置き換えではなく、対象となる言語の背景の文化や思考パターンまで身につけないといけない、ということだと思います。

English Journal 2018年5月号の「カタカナ英語」特集

(この記事は2018年4月7日時点のものです。)English Journal 2018年5月号の特集は「『カタカナ』英語を『通じる』英語へ」です。それはいいのですが、挙げられている「カタカナ英語」の例が噴飯もの。何と「アレルギー」とか「ガーゼ」とか「クロワッサン」がそうだと言います。
言うまでもなく前者2つはドイツ語から、後者はフランス語からです。アレルギーのドイツ語はAllergieで発音はまさしく「アレルギー」です。この言葉は元はといえばギリシア語で、ἡ ἀλλεργίαです。冠詞を除いて本体の発音はカタカナで書けば「アレルギア」です。そういう意味でドイツ語も日本語も元の発音をそのまま残しているのに、英語だけが変になまった「アラジー」みたいな発音にしてしまっています。
ガーゼもドイツ語のGazeで発音そのままです。英語の相当語はgauzeでそもそも綴りからして違い、発音も「ガージュ」みたいになります。英語を学ぶのはいいとしても、英語だけしか外国語を知らない「英語バカ」を養成しないで欲しいと思います。

英辞郎 最新版

(この記事は2018年4月7日時点のものです。)会社の新しいPC(Windows 10)に、英辞郎の第7版をインストールしようとしたら、インストールが途中で止まってしまいます。多分ディスクに傷が入ったかなんかのせいかと思って、最新版の第10版を買い直しました。それのインストールの方法を読むと、Windows 10では、Autoplayで表示されるアイコンをクリックしてインストールしては駄目で、エクスプローラーでセットアップファイルを表示させて「管理者として実行」をやらないといけないということです。ということは多分第7版も同じですね。(7版が出た時まだWindows 10は出ていませんでした。)なーんだ。まあでもこのソフトは私が会社で一番使っているソフトなので、最新版を買う価値はあるので構いませんけど。
この「英辞郎」はご存知でしょうけど、元々懐かしのNifty Serveの「翻訳フォーラム」で、翻訳者が本当に使える英和・和英辞書を作ろう、というプロジェクトから始まったと記憶しています。実際の所、英語の先生が作った市販の和英辞典は、専門用語・ビジネス用語がほとんど載っていなくて、使い物になりません。本当に使える辞書はこの英辞郎だけです。ただ、ある意味上級向けというか、たとえばある日本語の単語を入力すると、英単語の候補がずらりと出てきますけど、TPOに応じて使い分けないと、最初に出てくるのをそのままいつも使えばいい、という訳にはいきません。また、例文が一応載っていますが、出典がイマイチなのであまり信用しないで、インターネットで検索して調べた方がいいです。また面白いのは日本に住んでいる英語のネイティブもこの英辞郎を重宝して使っているんですよね。

23年前のTOEIC+HELPTの結果

荷物置き場にしている通称「腐海」の部屋の片付けを進めています。先日はそこに放置状態のPCを6台業者に引き取ってもらいました。今日は空段ボール箱をいくつか片付けました。そうしてようやく奥の方の本棚にアクセスできて、昔の転職活動用資料一式が出てきました。その中に、TOEIC+HELPT(昔日立グループが独自にやっていた英語のテスト)の結果が入っていました。1995年の2月に、33歳(23年前)で初めて受けたTOEIC(団体受験)は、リスニング470点(!)、リーディング425点の895点でした。何とリスニングは965点取れるようになった今が480点ですから、10点しか違いません。さすがにこの頃は現役で海外関係の仕事をしていましたから、耳は鍛えられていた訳です。(逆に言うと、使わないと落ちるのはリスニングの方ということです。)
この時の日立グループはまだTOEICとHELPTの併用で、TOEICでは800~990点を取っても一次試験扱いでC止まり。B以上を取るには別途ネイティブの面接試験を受けないといけませんでした。その結果が右の書類で、目出度く「B」(英検1級相当、とされていましたが、今から考えるといいところ準一級ぐらいだと思います)を取っています。
「ウィリス」さんという面接した先生のコメントは、
“Mr. XXXX is a strong and direct English speaker. Some minor grammar flaws prevented him from reaching the highest level. He was able to access the proper vocabulary for most situations. Most of his responses were clear and direct, that was great. Thanks for your hard work!” でした。