ジョー90の”Double Agent”

ジョー90の”Double Agent”を観ました。WINのエージェントが3人連続して殺され、アタッシェケース(暗号コード入り)を盗まれるという事件が発生します。アタッシェケースは正規の鍵で開けないと爆発するようになっているので、WINの秘密は漏れませんでしたが、WINのシェーン・ウェストンはWINの中にダブルエージェントがいることを疑います。WINには18年も勤務したハリー・スローンがいましたが、状況的に彼がスパイの疑いがあります。WINが中東の支部に重要な使命を入れたコードを伝えるのに、ハリー・スローン自身が行くことを志願しますが、しかしシェーンはハリーの脳波を記録してそれをジョー90に移し、ジョーを使者として行かせます。しかしハリーの脳波を移されたジョー90は奇妙な行動を開始し、中東ではなくパリに行き、そこからまたコペンハーゲンに向かいます。そこで敵のエージェントと落ち合い、スーツケースをエアカーでやって来たハリー・スローンに海上で渡すことになります。それが判明して、WINはジョー90殺害の命令を出します。スーツケースをハリーに渡した後、敵のエージェントとジョーでどちらが先にエアカーに乗り込むかの争いになり、ジョーは眼鏡を落としてしまいます。しかしそれでハリーの脳波の支配が解け、ジョーは敵のエージェントと撃ち合いになります。(眼鏡が無いジョー90は単なる9歳の子供で、射撃の腕は無いと思いますが…)結局サムやマクリーン教授が駆けつけジョーは無事救助されますが、暗号コード入りのアタッシェケースは奪われたままです。しかしシェーンはリモートの爆破装置を作動させアタッシェケースを爆発させます。(であるなら別にジョー90射殺命令は不要だったはずですが。)
ということでかなり本格的なスパイものですが、そういう危険な任務に子供を使うという一種の児童虐待ドラマになってしまっています。

トワイライト・ゾーンの”The Purple Testament”

トワイライト・ゾーンの”The Purple Testament”を観ました。舞台は1945年のフィリピン(おそらくルソン島?)で、米軍と日本軍が激しい戦いを繰り広げていました。(ご承知の通り、1944年10月のレイテ沖海戦で連合艦隊はほぼ潰滅状態になりましたが、陸軍はその後も終戦まで米軍と戦い続けています。)中尉のウィリアム・フィッツジェラルド(フィッツ)は、ある時から急に、ある兵士の顔が一瞬何かの光に包まれるのを見るようになりますが、その顔が光った兵士はことごとく死んでしまいます。フィッツは戦時病床に自分の部隊の負傷した部下を見舞いますが、その部下の顔も光り、その一分後には死んでしまいました。そしてフィッツに対し単なる偶然だと説得していた上官の顔も光り、翌日の戦いで死んでしまいます。軍医よりフィッツに対し一度本部に戻って休養を取るように命令が下ります。出発の時、自分の顔を鏡で見たフィッツは自分の顔が光るのを見ます。そして乗り込んだトラックの運転手の顔も光って見えました。出発した2人ですが、残った部隊はその10分後ぐらいに大きな爆音を聞きます…
という話です。「人が死ぬのが分かる」という話は、百田尚樹の「フォルトゥナの瞳」もそうでしたが、案外ヒントはこのドラマかも。大平洋戦争中のフィリピンでの戦いというと、例の「出て来いミニッツ、マッカーサー」の歌(古関裕而作曲)を思い出しますが、実際はかなりの長期に渡って戦いが繰り広げられたんだということを今日調べて初めて知りました。

ジョー90の”King for A Day”

ジョー90の”King for A Day”を観ました。ある中東の王国で、王位を狙う者が現在の国王をトンネルの中で鏡を使ったトリックで事故で殺します。そしてその後継者である王子(イギリスに留学中)を誘拐します。そのために、ジョーがビッグラットで王子の知識を身につけ、王子に扮してその王国に向かいます。ビッグラットで得た知識のお陰でうまく誤魔化すことが出来ましたが、王位を狙うシャザールはジョー一行の食事に薬を入れ、全員が寝こんだ所をジョーを誘拐します。その間にWINは囚われていた本物の王子を救い出し、戴冠式に向かいます。シャザールはジョーを誘拐している間に本物の王子が到着して戴冠式が始まります。ジョーの指輪に仕込まれていたホーミングデバイスで、シャザールの隠れ家は突き止められ、間一髪でジョーは助かります。シャザールは逃げ出しましたが、例のミラーによるトリックのあるトンネルの中で対向車線のトラックをミラーによるトリックだと思い込み、正面衝突して死にます。
まあちょっとお話が緩いかな、と思います。もっとジョーがビッグラットと通信する眼鏡を無くして危機に陥るとかがあってもいいかと思います。

トワイライト・ゾーンの”The Last Flight”

トワイライト・ゾーンの”The Last Flight”を観ました。第一次世界大戦中の1917年、フランスの上空を複葉機でパトロールしていたイギリス空軍のテリー・デッカーは完全に迷ってしまい、フランスにある空港に着陸します。彼がそこで見たのはしかしはるかに進歩した飛行機群でした。そこは1959年でした。すぐに基地の者に逮捕され、基地の責任者の尋問を受けます。彼はそこで今年が何年か聞かれ、1917年と答えます。基地の者は困惑しますが尋問を続けます。そしてデッカーはたまたまその日にアレクサンダー・マッケイというお偉いさんが基地に視察にやって来ることを聴きます。思わずその名前を聴き返したデッカーでした。何故ならその者は彼の同僚のパイロットだったのであり、ドイツの飛行機にやられて死んだ筈だったからです。しかし基地の者はマッケイは第二次世界大戦でドイツの爆撃機を撃墜しロンドンの市民何千人の命を救った英雄だと言います。デッカーはさらに尋問され、本当は彼はパイロットと言っても戦場では常に逃げ回っていただけだと言います。しかし彼はマッケイが生きていることを聞き、もしかするとこれはあの時の自分の卑怯な行為をやり直すために神が与えたチャンスではないかと思い、見張りを殴り倒して彼の飛行機にまた乗り込み、雲の中に消えていきます。基地ではマッケイが到着したので、テリー・デッカーのことを知っているかと聞きます。そうしたらデッカーは彼は自分の命の恩人で、ドイツ機に囲まれた時、一度は彼は逃げ出したと思っていたら、突然雲の中から現われてドイツ機を撃墜してくれたが、その直後彼も撃たれて死んだ、と言います。それを聴いて、基地の者はデッカーがやり直しに成功したことを悟ります。
まあタイムスリップものは良くありますが、どちらかというと現代の軍隊が過去に行くというのが多いと思いますが、逆のパターンはちょっと面白かったです。

ジョー90の”Business Holiday”

ジョー90の”Business Holiday”を観ました。マクリーン教授とジョー90は何年かぶりに休みを取ってどこかに出かけようとしており、WINのサムが持ってきた仕事を断ります。サムは諦めた振りをして、バカンスの場所にボローヴァを推薦し、ジョーに水泳の達人の脳波データをビッグラットで移すことを提案します。しかしサムはビッグラットで移すデータを指定する時、スイマーのではなく、軍用車輌の運転のエキスパートの脳波パターンをジョーに入れさせます。ボローヴァについた教授とジョーでしたが、何者かがジョーの水着を盗んだので泳ぐことが出来ません。しかもマクリーン教授が代わりの水着を買ってやろうとしたら、誰かに買い占められてしまっていました。結局サムの陰謀(?)で、このボローヴァのビーチに元世界軍の基地がありました。この国の新しい政府が世界軍が放棄した基地を入手して、本来は破壊しなければならないのを、自分達で利用しようとしていました。それを破壊するのがサムが元々持ってきた仕事でした。結局ジョーはその仕事を受け、爆薬を満載した特殊軍用車輌で相手の戦車やミサイルの攻撃をかわし、そのまま基地に突っ込んで自分は脱出します。基地は大爆発を起して破壊されます。最後にWINはマクリーン教授から休暇の費用の交通費・ホテル代全ての請求書を渡されて…というオチです。
やっと人助け路線に変わったのかと思いきやまたも後味の悪いミリタリー路線でした。