映画版「空飛ぶタイヤ」

池井戸潤の「空飛ぶタイヤ」は池井戸潤の全作品の中で私が最高傑作と思っているものです。それが映画になったとあっては観ない訳にはいきません。昨日有給休暇を取って観てきました。(「ハン・ソロ」もはしごで観ましたが、そっちは論評外なんで紹介しません。)なかなか良く出来た映画化でした。長瀬智也も熱演でしたし、ディーン・フジオカもいかにも大企業の官僚的社員という感じで良かったです。また主人公の赤松社長の奥さん役の深キョンが可愛かった!池井戸潤の小説で、中小企業が危機状況に陥り、銀行が冷たくあしらい、それが最後に大逆転、というのは「下町ロケット」でも「陸王」でもみな同じでワンパターンですが、この小説に関してはともかく三菱グループという所の内実が、三菱銀行に勤務していた池井戸潤でないと書けない迫真さで描写されていることを評価しています。
もちろん映画版では三菱自動車の長年に渡る構造的な欠陥隠しについてはかなり突っ込み不足で、唐突に話が進行しますが、時間が限られた映画ではまあ仕方がないかと。ホープ自動車こと三菱自動車の成り行きが現実に合わせて(三菱自動車が日産に吸収合併させられたのが、映画ではセントレア自動車に吸収合併されたことになっていました)変えられていたのには笑えました。

タイムトンネルの”The Alamo”(アラモの砦)

今回のタイムトンネルは”The Alamo”でこれまたアメリカ人なら誰でも知っている、テキサス独立戦争の中で起きたアラモ砦の全滅の日にトニーとダグが流されます。この回の二人は何をやったか良く分からなくて、最後に砦を守っていた一人の奥さんの命を救おうとしただけです。また、完全に定番パータンになりつつありますが、この回でもまたも間違えて砦の司令官を現在に転送してしまいます。
ところで、タイムトンネルの音楽はなかなかいいのですが、作曲しているのはあのジョン・ウィリアムズです。(スターウォーズの音楽を作曲した人)「宇宙家族ロビンソン」もジョン・ウィリアムズだったみたいです。

タイムトンネルの”The death trap”

タイムトンネルの”The death trap”を観ました。ダグとトニーは今度は1861年のアメリカに飛ばされ、そこでリンカーン大統領を暗殺する一派の騒ぎに巻き込まれます。リンカーン大統領が本当に暗殺されるのは1865年4月ですが、この話は1861年の別の暗殺(未遂)を扱っています。時限爆弾でリンカーンの乗った列車を爆破しようとするのを、ダグとトニーが阻止します。リンカーンは共和党の大統領では史上もっとも高い評価を得ており、また民主党ではケネディではないかと思いますが、その両者共に暗殺により命を落としています。銃社会のアメリカの悲劇はリンカーンの時代も今も続いています。この回、またも暗殺者の一味の身内の少年が時限爆弾を抱えたまま現代に連れてこられ、将軍その他の説得で時限爆弾を無効化したりします。

タイムトンネルの”Secret weapon”

タイムトンネルの”Secret weapon”を観ました。この回は今までの何でもありの過去の事件に介入、というパターンと違って、かなり本格的SFっぽい、今までで一番面白い回でした。トニーとダグが今回飛ばされたのは1956年のソ連(または東欧のどこか)で、何とそこではソ連がアメリカに先駆けて、トニーとダグ達が使っているのとほとんど同じ方式のタイムトンネルを完成させかけていました。しかし、トニー達のタイムトンネルとの違いは、カプセルをトンネルの外側に置いて、そこに人が乗り込んでタイムトラベルをする、というものでしたが、ダグはその方式は以前検討済みでカプセルをタイムトンネルの中に入れないとうまく行かないことを知っています。しかし2人は最初の実験台としてそのカプセルに入れられ、過去に送られようとします。(しかしそれはうまく行かないので2人は死んでしまいます。)その時、ソ連に協力していた科学者が正確な時刻をマイクロ秒まで告げたため、アメリカのタイムトンネルの方でトニーとダグの位置と時間を正確に捉えることが出来2人を転送しようとしますが、今度は2つのタイムトンネルの力のぶつかり合いになり…といった内容です。結局、ソ連のタイムトンネルにはradiation bathと呼ばれる放射線浴が欠けていてうまく動かなかった、という説明になっています。

タイムトンネルの”Reign of terror”

タイムトンネルの”Reign of terror”を観ました。今回は1789年のパリでつまりフランス革命のまっただ中で、マリー・アントワネットがギロチンで処刑される一週間前です。今回面白いのは、マリー・アントワネットを処刑しようとやっきになっているのが、タイムトンネルの責任者である司令官の先祖であるということです。今回司令官は、トニーとダグを現在に戻すための座標の手がかりにするために、自分の持ち物で二人がそれと認識できるものとして、自分の指輪(先祖代々伝わっていたもの)をトニーとダグの元に転送します。ところが、その指輪が何と元々マリー・アントワネットが恋人のフェルゼンに送ったもので、司令官の先祖がそれを利用してマリー・アントワネットを処刑しようとします。司令官は、そこで自分の先祖をタイムトンネルで現在に連れてきて、説得しようとしますが…といった話です。なお、最後の方にオマケのようにまだ有名になる前のナポレオン・ボナパルトが登場します。