ウルトラマンAの「青春の星 ふたりの星」

ウルトラマンAの「青春の星 ふたりの星」を観ました。ウルトラマンAはこの辺り視聴率は低迷していたようで、例のブラックピジョンの回が15%で最低だったようです。そのせいなのか、もう脚本の質がとても低いです。このエピソードでも、北極星号という今は動かなくなってホテルとして使われている客船が何故か空を飛んでそれを偶然北斗が目撃するのですが、結局後で超獣が操って飛ばしていたことが判明しますが、ヤプール人がそれで何をしようとしていたのかはまったく説明されません。しかもレーダーに映らない理由も何も説明無しです。超獣も今回はセミの超獣ということですが、全体にセミらしい所はほとんど感じられませんでした。ただ一つの見所は、ウルトラマンタロウで東光太郎を演じる篠田三郎が、役名篠田一郎で出ているということだけです。しかしその篠田一郎も、おそらく船のオーナーでも無いのに、何故勝手に船を動かそうとしているのかが不明で(ホテルに使われているんだから当然オーナーがいる筈です)、最後に大学に戻る理由も説明不足です。要するに脚本がまるでダメということです。

トワイライト・ゾーンの”The Bard”

トワイライト・ゾーンの”The Bard”を観ました。売れない脚本家のジュリアス・ムーマーは、色々なアイデアを出しても受け入れられず、他の脚本家が考えた「黒魔術」についての脚本を書かせてもらうようにディレクターに頼みます。ムーマーは書店に行って黒魔術の本を買って来て家で実践していたら、何とシェイクスピアを召喚してしまいました。シェイクスピアは彼の望む通りのことをすると言うので、早速脚本を書かせてそれを自分の脚本だとして売り込み、映画にして貰えることになりました。しかしシェイクスピアの脚本は言葉の使い方は面白いものの、設定があまりにも時代がかっているため、多くの箇所が改変されていました。それをスタジオに見学に来て察知したシェイクスピアは彼を馬鹿にした主役の男優を殴り倒して、元の世界に戻ってしまいます。懲りずにムーマーは今度は「アメリカの歴史」というドキュメンタリーの脚本を書くことになり、再度黒魔術で今度は、リー将軍、グラント将軍、リンカーン大統領、ポカホンタス、フランクリンなどのアメリカの歴史上の有名人を多数召喚して…という話です。残念ながら、シェイクスピアは英語で読んだことはほとんど無いので、彼が書いた新しい脚本がいかにもシェイクスピア風なのかかと、その辺りがもっと分ればより楽しめたのでしょうが、まあそれなりに面白いエピソードではありました。

ウルトラマンAの「河童屋敷の謎」

ウルトラマンAの「河童屋敷の謎」を観ました。ホタル、鳩と来て、今度は実在しない河童の超獣です。それに河童なら子供達の尻子玉を抜く筈が、何故かおへそを取ります。それは雷様でしょ、と突っ込みたくなります。物語はいつも嘘ばかりついている少年がたまたま超獣を目撃するけど誰も信じない、という良くあるパターンの話です。エースは河童の超獣に対し、頭部の上のプールの水をウルトラ水流の逆で吸い上げ空にしてから倒すということで、ここは確かに河童です。しかしヤプール人はいつも何かの地球の生物を使って超獣を作っていますが、存在しない河童でどうやって超獣を作ったのかという謎が残ります。
それからやっと気付いたんですが、星児はウルトラタッチの時、「夕子!」と呼び捨てですが、夕子の方は必ず「星児さん!」ですね。あー、昭和だなあ…

スター・トレック・TNGの”The Icarus Factor”

スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”The Icarus Factor”を観ました。何と言うか、しょうもないファミリードラマでした。ライカーが昇進のオファーを受け、彼はアライズの船長になって遠い外宇宙の探査の任務を与えられました。そのブリーフィングにやって来た民間人は何と彼の父親でした。しかし二人はライカーの母親の死を巡って何かの対立があり、とほとんど美味しんぼの山岡士郎と海原雄山です。しかもご都合主義で父親は女医のプラスキとかつて愛し合っていたという設定です。それで最後は二人はアンボジツというおかしな日本風(?)の武術で戦います。見た感じだとアンボではなくタンポ槍での戦いのようでした。それで結局父親はずっとライカーに勝っていたけど、実はルール違反で勝っていたことが分って、それで何でかしらないけど二人は和解し、そしてまた理由不明でライカーは昇進を断ります。それに取って付けたように、ウォーフがクリンゴンの一種の成人になる通過儀礼のようなものをクラッシャーがホロデッキで用意してあげるというのがくっつきます。どちらかというとこちらの方がマシでした。

ウルトラマンAの「鳩を返せ!」

ウルトラマンAの「鳩を返せ!」を観ました。TACが無人観測機(今風ならドローン)を開発していて、北斗がそれに鳩の帰巣本能を利用したらと提案し、ある少年の愛鳩である小次郎で実験することになりました。しかし実験中に小次郎はヤプール人に拉致られ超獣に改造されます。ヤプール人が鳩という弱そうな生物を選んだ理由は、帰巣本能でTAC基地に行くだろうということですが、そこに巣があった訳じゃないんだけど…
という経緯の超獣ブラックピジョンは、しかしこれまで最強というぐらいの強さで、エースの光線技も一度受け止めてからそれをエースに投げ返す、ということで、山中隊員から「エースも今度は終わりだ」とまで言われてしまいます。そんなエースのピンチを救ったのが飼い主の少年で鳩笛で大空を舞え、と命令されてその通りにしようと後ろを向いた所をエースに倒されます。しかし、北斗が余計なアイデアを出さなければ鳩は死ぬことはなかった筈で後味の悪い回でした。

トワイライト・ゾーンの”Passage on the Lady Anne”

トワイライト・ゾーンの”Passage on the Lady Anne”を観ました。成功している金融家のアランとアイリーンは結婚して6年になりますが、アランは1日28時間仕事をしているとアイリーンに言われるくらいで、二人の愛は冷えてしまっています。アイリーンはそれを何とかしようとアランのロンドンへの旅に行っていない新婚旅行の代わりに付いて行くと言い張り、それも船で、しかも一番遅い老朽船のレディー・アンを選びます。二人は乗り込もうとする時に男性二人組にこの船はある意味貸切りだから降りてくれ、と言われ、降りれば1万ドルを進呈するとまで言いますが、二人は断ります。船の中でも二人の関係は良くならず、アランはロンドンに着いたら離婚しようと言います。二人が気付いたのは、この船は船員も乗客も二人以外は皆高齢者だということです。他の乗客に聞いた所、皆リピーターでかつてこの船で新婚旅行に出かけ、この船が男女の愛を深める効果を持っているといい、そのためこの船の最後の航海に参加したと説明されました。二人が甲板で話していた時に突然アイリーンが行方不明になります。アランは必死に探しましたがどこにも見つかりません。他の顧客は、甲板から海に簡単に落ちたりしないから落ち着け、という感じであまり深刻に捉えてくれません。失望のアランが部屋に戻ると、そこにはアイリーンが他の客にもらったナイトドレスを着てベッドの中にいました。(先ほど探した時はいませんでした。)アランはこの事件でアイリーンが自分にとって一番大切な女性だということをやっと理解し、二人の仲は戻ります。ここでもレディー・アン号の奇跡が起きた訳です。しかし二人はパーティーの最中船長から、ボートを用意したからここで降りてくれ、と二人に言います。アランは理由をしつこく聞きますが、それを説明している時間は無いということで、ピストルを突きつけられてボートに乗ります。船長は二人の位置は別の船に連絡済みだから問題無いと言い、二人は船を離れます。二人は無事救助されましたが、レディー・アン号はそのまま行方不明になっていました。
というなかなか良い話ですが、最後のオチが「レディー・アン号はトワイライト・ゾーンに行ったのです」はこの番組の超基本パターンとは言え、イマイチでした。全員死の世界に旅立ったとか(それは乗客の会話で暗示されていました)、タイタニックのように沈むとか、あるいは保険金詐欺のための偽装事故など(最初に二人が乗る時に1万ドル、というのは明らかに犯罪のニオイがしました)、色々なオチがあり得たと思います。

ウルトラマンAの「ほたるヶ原の鬼女」

ウルトラマンAの「ほたるヶ原の鬼女」を観ました。夏の怪奇シリーズ第3弾ですが、今回はタイアップは無しです。というか「~ヶ原の鬼女」でとても日本的な夏の怪談です。おまけに超獣はホタルの超獣のホタルンガで、説明聞くととても弱そうなんですが、Aはかなり危なくなり、TACが開発した新兵器V7ミサイルの手助けでようやく超獣を倒します。次のエピソードの超獣は鳩の超獣みたいでこれも弱そうです。何でヤプール人は弱そうな生物ばかりをベースにするんですかね。鳥だったら猛禽類、昆虫だったらクワガタとかにすればいいのにと思います。

スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”Time Squared”

スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”Time Squared”を観ました。このエピソードは2人のピカードが出て来るというのが唯一の楽しめるポイント。エンタープライズ号がシャトルが彷徨っているのを回収すると、それは何とエンタープライズ号自身のシャトルで、番号が既にあるシャトルと全く同じでした。それから中を検めると、何とそこには意識を失ったピーカドが…ということで、もう一人のピカードはログを確認して6時間先の未来から来たことが判明します。しかもそのログでは何かのエネルギー体に遭遇したエンタープライズ号が完全に破壊され、何故か船長のピカードだけがシャトルに乗って逃げ出して無事だったということになっていました。結局本来の(?)エンタープライズ号も6時間後にやはりそのエネルギー体に遭遇します。意識を取り戻したもう一人のピカードは、シャトルで外に出ようとします。その理由は彼がエネルギー体がエンタープライズ号を生物の一種と認識し、その頭脳がピカードであると判定し、そのためピカードが外に出ればエネルギー体はそちらを攻撃するだろうという読みでした。しかしそれは上手く行かなかったことを本来の(?)ピカードは知っているので、フェイザーのスタンモードで撃って未来のピカードの行動を阻止し、そのエネルギー体から逃げるのではなく中に突っ込むという命令を出します。それで結果オーライなのですが、何か偶々という感じで何故その選択の場合エネルギー体が攻撃してこなかったかの説明は一切ありません。まあオリジナルシリーズの「二人のカーク」とちょっと似ています。

ウルトラマンAの「怪談・牛神男」

ウルトラマンAの「怪談・牛神男」を観ました。夏休み・冬休みの時期になると出てくる地方の観光地とのタイアップもの。そして設定が大体が誰かの故郷で里帰りした時に超獣が出る、というパターンです。ただ今回は蟹江敬三が演じるヒッピー風の男(さすがにもうこの当時はヒッピーは古くなっていたように思いますが)、ディスカバージャパン(当時の国鉄の観光キャンペーンのキャッチ)を気取って、里帰りした吉村隊員につきまとい、牛の鼻ぐり塚で、鼻ぐりを盗んで腕輪にして、挙げ句の果てはヤプール人によって牛の超獣にさせられてしまいます。新マンの時も牛鬼の怪獣がいました。Aと牛の超獣の戦いは、Aが腕にはまっていた鼻ぐりを本来の位置の鼻に付け替えると超獣が大人しくなり、人間に戻るということで、何と言うか全体に緩い話でした。

トワイライト・ゾーンの”On Thursday We Leave for Home”

トワイライト・ゾーンの”On Thursday We Leave for Home”を観ました。ある宗教集団(?)が戦争ばかりの地球を捨て、新しい住処の星を探して地球を離れ、ある星に定住しますが、そこは太陽が2つあって夜が無く、昼は50度以上(といっても最近地球も夏は50度くらいあちこちでありますけど)のある意味地獄のような星でした。しかし一行はそこで何とか30年間生き延びます。一行を指揮しているのは、ウィリアム・ベンティーンという男で、地球を飛び立った時には15歳だったのが45歳になっていました。数ヶ月前に地球から救助に向かっているという連絡が入り、人々はそれだけを希望にしています。そして遂に空飛ぶ円盤型の宇宙船が本当にやって来ます。人々は大喜びですが、一人ベンティーンがいらついています。ベンティーンは救助隊の隊長に一行は全員子供と同じで彼が指導しなければ何も出来ないと言います。また一行に対し、地球に帰っても一緒に住むというのを押しつけようとします。そして挙げ句の果ては、地球には汚れた醜い人の欲望が溢れた星なので、帰るべきではないと言い張ります。しかし隊長が多数決を取ると、全員が地球に帰るのを選びます。ベンティーンは宇宙船を壊そうとしますが、阻止され、結局一人だけがその星に残ることを選びます。何と言うか、旧約聖書のモーセをちょっと思い出しました。古代ユダヤの人々は必ずしもいつもモーセの言うことに従った訳ではなく、何かある度に不平・不満をぶつける様子が旧約聖書には沢山出て来ます。