ウルトラマンタロウの「木枯らし怪獣!風の又三郎」を観ました。タイトル通り、宮澤賢治の「風の又三郎」っぽいキャラクターが登場しますが、調べたらこの時期まだ宮澤賢治の著作権は切れていませんが、許可を取ったんでしょうか?このお話に登場する怪獣グロンは、ごてごてしたバロック的(?)なデザインが多いタロウの怪獣の中ではシンプルな造形で、かつ武器も暴風だけ、というものでちょっと好感が持てました。台風が水爆よりもエネルギーが大きいように、暴風もあるレベル以上なら強力な武器になります。但しタロウがこのグロンを倒すのに空気を吸い込む口をブレスレットで塞いで、グロンが膨らんで爆発する、というのは明らかに変。だって空気の吸込口を塞いでいるので、グロンが膨らみ続ける筈ないでしょ。
「風の又三郎」的なキャラのドンちゃんは最初は怪獣を呼び寄せたのかと思ったら、途中でグロンを攻撃する方に回り、良く分からないキャラクターでした。