Pentax K-1が電源を入れてカードを読みに行った後、そのまま液晶画面の表示がされないというので修理に出して、今日戻って来ましたが、その動作確認で早速また別の不良が。本当にPentaxの品質保証はどうなっているのでしょうか。以前もSDカードスロットの故障で修理に出して、戻って来た後、今度はUSB接続を使っていたら、そのコネクターがまた壊れたことがあります。
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Pentax K-1のカードスロット回りまたも故障
梨の花が満開
久地円筒分水の桜:2021年3月27日
仙台うみの杜水族館(3)
仙台うみの杜水族館(2)
仙台うみの杜水族館(1)
AIによる白黒写真のカラー化本2冊
同じような、昔の日本(戦前・戦中・戦後)の白黒写真をAIでカラー写真にした新書を2冊読みました。左の「AIとカラー化した写真でよみがえる 戦前・戦争」はまともな本でした。しかし右の「カラーでよみがえる日本軍の戦い」は、写真はともかく、テキストはネトウヨ史観そのもので、きわめて出元が怪しいタイのプラモード元首相の「12月8日」という文章が事実のように引用してあったり、また日本がシンガポールを占領した後、マレー人やインド人を教育して感謝された、などと書いていてほとんど吹き出しそうになりました。山下奉文将軍が何故A級戦犯で死刑になったのかの理由も知らないのでしょうか。(知らない方は「シンガポール華僑粛清」でググってみてください。)
左は、それに比べるとはるかにまともで、「この世界の片隅に」で描かれていたように、戦争の前、戦争中も庶民の暮しは決して暗いだけのものではなく、それぞれの生き方があったということが、カラー化された写真で蘇ってきます。実際にこの本に載っている理髪店の写真が、「この世界の片隅に」の中の作画で参考にされているようです。
白黒写真のAIによるカラー化って、多分白黒の濃淡からだけで色を特定することは困難で、人間の肌とか分っている色を基準にしていくんでしょうが、必ずしも正しいとは限らないようで、実際にその当時の人から聴き取った情報で補正されていたりします。
左の本に、大平洋戦争末期の空襲の写真が多数出て来て、その中に下関、鹿児島、徳島、横浜などのかつて住んだ町が多数出て来て、ちょっと胸が痛みます。それも下関は2回、徳島市に至っては7回も空襲を受けています。広島や長崎だけでなく、全国のほとんどの都市が焼き払われ、その廃虚の中から復興したんだということは忘れるべきではないと思います。
PENTAX HD PENTAX-D FA★85mmF1.4ED SDM AW
もう後1年で定年なので高いレンズは買うのを止めようと思っていましたが、HD PENTAX-D FA★85mmF1.4ED SDM AWには結局手を出してしまいました。実質的な発売日が私の誕生日という偶然と、長年愛用してきたSMC PENTAX A★85mm/F1.4が長年の経年変化でグリスが固くなっていて使いにくくなっているというのが自分への言い訳。
それで新旧を比較してみると、びっくりするくらいサイズが違います。フィルター径で比べると新が82mm、旧が67mmですので、差は明らかです。実はこの2つの間にもう一つSMCペンタックスFA★85mmF1.4ED[IF]というのが1992年に発売されていて、それはフィルター径67mmなので、オートフォーカスにしたからサイズが増大したということではなく、新は完全に新設計なんだということが言えるかと思います。旧は久し振りに取り出してみたら、グリスが固くなっているのは、気温のせいか問題なくなっていましたので、こちらもまた使ってみようと思います。