溝の口のスーパー、マルエツが5月8日(日)で閉店しました。
なんでもビル自体の改築をやるそうで、未確認情報では2017年夏にリニューアルオープンだということです。
以前、姉歯建築士による耐震偽装が騒がれましたが、溝の口にも姉歯物件がありました。
そうでなくても、溝の口には耐震性の不十分なビルが多いのか、やたらと改築が多いです。マルエツの対面のビルも、6-7年前に改築されたものです。
溝の口のスーパー マルエツ 閉店
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連休中は、小林信彦の本を集中的に読みましたが、そうなるとやっぱりこれも再読しない訳にはいきません。小林信彦で一番売れた本で、「唐獅子株式会社」の方の文庫本は平成22年時点で22刷までいっています。ただ、これが代表作のトップにあげられてしまうのは、作者的にはどうなんでしょうか。作者はどこかで「ユーモア小説を書いてしまうようになった」と自嘲していました。2回映画化されていますが、最初の映画化は監督曽根中生によるものでしたが、これはひどいものでした。2回目は前田陽一監督の遺作ですが、これは見ていません。現在入手もできないようです。
今読み直してみると、スター・ウォーズ騒ぎ、アメリカ西海岸ブーム、「いい女」ブーム、など当時の風俗を思い出させてくれるのが貴重です。タロホホ王国がからむ2話には、映画珍道中シリーズの影響が強くうかがわれます。
なお、筒井康隆が「株式会社」の方への解説で、「註釈とはこのような作品にこそ必要なのですぞ」と書いているのは、田中康夫の「なんとなく、クリスタル」に対する皮肉。こういうのは時が経つとわからなくなります。