原子力潜水艦シービュー号の”Graveyard of Fear”を観ました。今回の巨大海洋生物は、またもクラゲ。しかし、今回のは電気クラゲという所が違います。その電気クラゲとの戦いの話に怪しげな科学者とその恋人の話がからみます。その科学者は”Vita Synthesis”という特殊な薬物を海の資源から開発します。それは人間を不老不死に保つ薬でした。その科学者の恋人は見た眼は20歳代ですが、実は200歳を超えています。しかしその薬は永遠に飲み続けない限り、急速に老化して死んでしまいます。その科学者の調査船が巨大電気クラゲに襲われて沈没し、その科学者はネルソン提督に頼んでシービュー号に乗せてもらい、沈んだ船にある”Vita Synthesis”を何とか回収しようとします。しかしその船の側には巨大電気クラゲが待ち構えていて、シービュー号はダメージを受けます。修理のためにサンタバーバラに引き返すことを決めたクレーン艦長でしたが、その科学者は無断でスキューバギアを装着して海の中に出て、巨大電気クラゲに襲われて動きがとれなくなります。クレーン艦長がフライングサブで電気クラゲの気をそらせようとしますが、フライングサブも電撃を受けて動けなくなります。男はその間にシービュー号に戻り、銃を持って魚雷発射室に押し入り、すぐに電気クラゲに向けて魚雷を発射しなければ、別の魚雷を細工して10分で艦内で爆発するようにした、と言います。クレーン艦長は何とかフライングサブを脱出しシービュー号に戻って来ましたが、その科学者が立てこもっている魚雷発射室に入ってしまいます。科学者はクレーン艦長にもう一度海中に出て船の貨物を取ってくるように命じますが、その時巨大電気クラゲがシービュー号を再び襲い、その衝撃の際にクレーン艦長は男の銃を取り上げ、魚雷の爆発も止めます。その科学者はついに貨物の回収を諦めますが、部屋に戻って目撃したのはすっかり老婆になってしまった恋人の姿でした。
という話ですが、不老不死の薬だけで十分ストーリーを作れるように思い、別に電気クラゲと無理矢理からめる必要は無かったように思います。
原子力潜水艦シービュー号の”Graveyard of Fear”
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