Japanese food

The following essay is what I wrote as an assignment of an English school AEON.

Topic: Japanese food
Style: Casual

If we ask some foreigners about their favorite Japanese food, answers might be almost always the same: sushi, tempura, sashimi, and so on. I think the most important thing in Japanese food is not a specific type of dish, but an element or ingredient, namely, dashi. I do not think there is an exact corresponding word in English, but soup or soup stock could be the one. As for the types of tastes of human, there were only four in western countries, namely sweetness, sourness, saltiness, and bitterness. In Japan, we had one more taste called umami. Though the fifth taste was just empirically known, Kikunae Ikeda found that L-monosodium glutamate could make us sense umami in 1907. He derived the chemical by boiling dried kelp, which is one of the most popular ingredients to get good dashi in Japan. Most western scientists did not approve the new taste, but it was proven that there are receptors of umami on our tongues in 2000. Dashi means soup that can provide any dishes with umami. For most Japanese dishes, we use some dashi in them. The most typical sauce shoyu or soy source contains a lot of umami in it such as amino acid, glutamic acid, and asparagine acid. Now umami is translated into English as savory.
Except for dried kelp, we use katsuobushi, dried bonito, niboshi or iriko, dried small sardine, and also dried shiitake mushroom, and so on. Combinations of dried kelp and dried bonito are the most important skill for all Japanese dishes’ chefs. One good thing about these two ingredients is that they are well prepared for daily usage and we can easily use them even at home. On the contrast, in French dishes, chefs take some burdensome steps to get Bouillon, or broth.
Do not forget one more important material: water. Some western chefs tried to use dried kelp and dried bonito in their countries, but because of the different quality of water, they could not get good dashi. I heard that some famous Japanese chefs brought a big bottle of Japanese water with them when they were asked to cook in foreign countries.
I show you a good example of Japanese dishes that utilize dashi: Dashi maki tamago, or Japanese style rolled omelet with dashi. It is a very simple dish, just bake egg with dashi mixed, but it is very tough to get a good figure. We use a special small square pan just for this dish.
At last, one thing I hate is that many Japanese house wives use instant powder type dashi that uses MSG for their daily dishes. I never choose convenience over getting good dashi.

原子力潜水艦シービュー号の”Death from the Past”

原子力潜水艦シービュー号の”Death from the Past”を観ました。シリーズで二回目のナチスドイツもの。といっても前回はまだナチスの残党が生きていて第三帝国復活を企む話でしたが、今回は1944年のドイツでナチスの秘密の任務に携わっていた2人の軍人が、駆逐艦からの爆雷攻撃で潜水艦に積んでいた神経ガスが漏れ出し、そのまま昏睡状態に陥って35年間眠り続け、1980年になってシービュー号がそれを発見し、二人は目を覚まします。二人は今が1980年ということを理解せず、捕虜になってシービュー号に連れて行かれてもなお任務を遂行しようとします。その任務は何と潜水艦に搭載されたICBM(正確に言えばSLBM)をパリ、ロンドン、ワシントンに向けて発射しそれらの都市を破壊することでした。しかし、35年も経っていたせいかミサイルはバックファイヤーを起こし、潜水艦の中で小爆発を起こしてしまいます。しかし、今度はシービュー号に戻って、シービュー号のミサイルをそれらの都市へ発射しようとします。(シービュー号が核ミサイルを発射する時はフェイルセーフシステムがあって4人がキー操作をしないといけない筈ですが、またもご都合主義でその設定が無くなっています。)結局ドイツ軍人二人とネルソン提督、シャーキーがもみあいになり、ネルソン提督が床に投げつけた神経ガスのせいで、4人とも倒れますが、ドイツ人一人がミサイル一発を発射します。ネルソン提督は何とかガスマスクを探し出して、コントロールルームに連絡し、ミサイル迎撃装置の発射を命じます。それで結局ミサイルは破壊され事なきを得ましたが、ドイツ人一人は死ぬ前に、1944年当時の49歳からみるみる85歳の老人に変貌していきます。
しかし、ナチスが何かの秘密兵器を開発していた、というのはよくある話でしたが、まあSLBMは無理にしても、V2号は出来ていましたし、核兵器も時間差の問題でナチスが開発していてもまったくおかしくなく、そういう意味ではリアリティーのあるストーリーでした。

原子力潜水艦シービュー号の”The Creature”

原子力潜水艦シービュー号の”The Creature”を観ました。またもワンパターンの巨大海洋生物もの。ある科学者が海水から合成した人工生命を海に放つとそれはどんどん巨大化し、またデンキウナギのように電気を放つことが出来ます。調査に行ったクレーン艦長が電撃を浴びてその体内に取り込まれますが、排出されます。クレーン艦長はフライングサブに救助されますが、息をしておらず、瀕死の状態でした。しかし何故か突然元気に蘇ります。実はその生物を作り出した科学者もクレーン艦長もその怪物にコントロールされていました。二人は新たにシービュー号の軍医も仲間にし、更に仲間を増やそうとします。ネルソン提督は核弾頭の魚雷で怪物を攻撃しますが、何故か不発になります。その生物をトランキライザーで眠らせている間に採取した組織を調べて、その生物が出すより強い電撃が有効なことが分かります。ネルソン提督が電撃発生装置を付けたフライングサブで怪物を攻撃しようとしますが、怪物に操られたクレーン艦長がそれを妨害しようとして、という話です。巨大生物ものはもう飽きるほど繰り換えされていますし、何かにシービュー号の乗組員が操られるというのも既に何回かあったので、まったく新鮮味がないストーリーでした。

原子力潜水艦シービュー号の”The Brand of the Beast”

原子力潜水艦シービュー号の”The Brand of the Beast”を観ました…けどまたひどい話でした。何かというと、狼男再登場。で狼男に変身するのはネルソン提督です。シービュー号は嵐に巻き込まれてSOSを発している船のコロンバイン号を救助するため、全速力で現場に向かいます。しかし原子力エンジンはオーバーヒート気味で全速力を出すことにクレーン艦長は反対しますが、ネルソン提督がコロンバイン号には多くの科学者が乗っているとして、全速力を強行します。案の定エンジンはブローし(原子力エンジンだったら、オーバーヒートということはメルトダウンの筈ですが、その辺りはご都合設定で適当に変えられています)、爆発します。ネルソン提督は危険なエンジン内のパイプを閉めるため、自身の右手で操作し、それは何とか成功します。しかし部屋に戻ったネルソン提督の右手に毛が生えて…という話。原子力と狼男と何の関係があるのか、理解に苦しみます。結局、狼男となったネルソン提督が暴れてフライングサブは航行不能になり、シービュー号自身も海底に座礁してしまいます。何回目かの発作を予知したネルソン提督は自身をダイビングベルで深海に送ることを命じます。クレーン艦長が途中で気付いてダイビングベルを再び浮上させようとしますが、ネルソン提督はワイヤーを切ってしまいます。しかし、ダイビングベルは遠隔操作でバラストを切り離す仕組みがあり、クレーン艦長がそれを行い、ダイビングベルは急浮上します。その時、ネルソン提督が一種の潜水病になり、血中の窒素濃度が上がりますが、実はそれが狼男ウィルスを治療する唯一の手段だった、という実にご都合主義の極地のようなお粗末なお話でした。それで結局コロンバイン号はどうなったかというと、他の船がヘリコプターを発進して乗員を救助しました、というだったらシービュー号が全速力で駆けつける必要はなかったと思います。とにかくひどい脚本の一言。

原子力潜水艦シービュー号の”Deadly Invasion”

原子力潜水艦シービュー号の”Deadly Invasion”を見ました。またも安易なエイリアンもの。それで出てくるエイリアンが、タイムトンネルの最後の方に出てきたチープなエイリアンとほぼ同じ。それでエイリアンの目的がまたも原子力エネルギーを求めて、ということでワンパターン。で、その割りにはそのエイリアンの弱点が極度に放射能に弱い、ということで、何とネルソン提督の腕時計の文字盤に使われていた夜光塗料に含まれていた放射性物質で消滅してしまいます。そこからヒントを得て、何故かシービュー号にあった「放射線発射ガン」を使ってエイリアンを倒します。これでシーズン3のボリューム1は終わりです。

池井戸潤の「下町ロケット ゴースト」と「下町ロケット ヤタガラス」

池井戸潤の「下町ロケット ゴースト」と「下町ロケット ヤタガラス」を読了しました。もうこの「下町ロケット」シリーズ、鼻についているんですが、一応池井戸潤の本はこれまで出版されているものはすべて読んでいるんで、その理由だけで読みました。また、「ゴースト」が2018年7月、「ヤタガラス」が2018年10月で、何でこんな短期間に2冊も出たんだろうと思っていましたが、要するにこれは「前篇」と「後篇」で2冊セットで読まないと話が完結しません。
それで最初のがロケットのバルブシステム、2作目が人工心臓の弁、と来て今回は農業用トラクターのトランスミッションです。
まあ、池井戸潤の大衆受けのこつをよくつかんだ職人技は認めますが、人気の絶頂とは裏腹に、ストーリーテラーとしての腕はどんどん落ちているように思います。最大の欠点は出てくるキャラクターが類型的に過ぎることです。「花咲舞」シリーズも、いかにも男性から見たステレオタイプな女性像で私は好きになれませんでしたが、今回のも出てくる「悪役」がなんか本当に作られた悪役で、実際のビジネスの世界の人は、善と悪と入り交じっている人がほとんどで、こんな単純明快な悪人はいないと思います。まるで水戸黄門に出てくる悪代官と越後屋の世界です。帝国重工でライバル企業のサプライチェーンをつぶすため、下請け企業に圧力をかける役員が出てきますが、今時こんなことをすぐばれるような仕方でやる人はいません。本当の悪人はもっと狡猾です。白井喬二が大衆文学というものがまだヨチヨチ歩きの時に、「富士に立つ影」で二代目になると善役と悪役が入れ替わる、結局2つの家のどちらも単純な善ではなく悪でもない、という話を書いて、世間をあっと言わせたのに比べると、それから100年近くも経っているのに、この進歩のなさ、というか退化は何なんだろうと思います。それから池井戸潤は三菱銀行出身で、以前の作品から三菱グループの企業をモデルにした作中の会社についてはきわめて辛辣ですが、私が思うに三菱グループの企業って良い所も沢山あると思うのですが、この小説でも三菱重工をモデルとする帝国重工が悪く書かれすぎです。まあ私も家で三菱重工のビーバーエアコンを使っていますが、買って数ヶ月でゴミ取り用の回転するブラシの軸が折れたりとか、また温度設定が0.5℃刻みではなく1℃刻みでしかないとか、色々文句はありますが、基本性能自体は悪くないと思います。
それから、AIを使った農業機器の話で、日本企業と日本の研究者しか登場しないなんていうストーリーは現実感がほぼ0と言っても言い過ぎではないと思います。また仮に日本企業が登場するにしても、非常に限られた日本の市場だけをターゲットにしてまったくの新商品を開発する、というのもまた非現実的です。銀行員として色々な業界と関係を持っていた池井戸潤も、完全にセンスが時代とずれて来ています。

原子力潜水艦シービュー号の”The Death Watch”

原子力潜水艦シービュー号の”The Death Watch”を観ました。自動運転のシービュー号の艦内で、乗っているのはネルソン提督、クレーン艦長とシャーキーだけ、という状況で何故かネルソン提督とクレーン艦長が殺し合いを演じ合います。お互いに相手を殺さないと自分が殺されると思い込んでいます。実はシービュー号に女性の声による警報システムが採り入れられましたが、その中に実験としてテープの早送りの中に、サブリミナルメッセージが入っており、ネルソン提督とクレーン艦長はその実験への参加に志願したのですが、それを忘れて本気で二人で殺し合う、という話です。シャーキーはメッセージを受けていない比較のための人員だった筈が、彼もサブリミナルメッセージの影響を受け、艦内に流れるテープを別のものに差し替えます。最後にようやくシャーキーが気がついて「実験は終わりました」というテープを流し、二人が正常に戻ります。まあこの頃は「サブリミナルメッセージ」というのがまだ珍しかったんでしょうね。

NHK杯戦囲碁 井山裕太5冠王 対 伊田篤史8段

本日のNHK杯戦の囲碁は、準決勝の第2局で、黒番が井山裕太5冠王、白番が伊田篤史8段の対戦です。序盤は伊田8段が色々と積極的に仕掛けていき、もし井山5冠王が最強に受ければ激しい戦いになるというのが数回ありましたが、何故かいつもなら常に最強の手を打つ井山5冠王が、手堅く受けていました。おそらく伊田8段の長所を封じるような打ち方を試みたのかもしれません。局面が動いたのは右下隅から右辺にかけての攻防で、黒が白の星に両ガカリし、白が右辺の黒にツケノビてというよくある展開になりました。黒は下辺も頑張ったので白は右辺に打ち込み、ここで激しい指し手争いになりました。右辺で攻め合いかとも思われましたが、黒は2子を捨てずに頑張り、白が眼を持って活き、黒も右下隅に連絡しました。また黒は白の2子を取り込んだので、両方を頑張った形になり、悪くはありませんでした。しかし先手は白に回ったのでまだまだ先の長い碁でしたが、勝敗を分けたのは双方が打った利かしの石の活用の仕方で、伊田8段が下辺の黒に打った利かしが聞いてもらえずあまり働かなかったのに対し、井山5冠王が左下隅の白に内側から両ノゾキした石と、上辺の白に対して利かした石は最後までよく働きました。左下隅は出切りの味でいろいろと利きがあり、結局手を入れざるを得ませんでした。また上辺の利かしは右上隅から上辺にサルスベリした時、白は最後の継ぎを省略出来ませんでしたし、何より白に取り込まれていたと思われた1子に結局生還する手が生じ、白の上辺の地が減り、黒が勝勢になりました。結局黒の中押し勝ちでした。来週はいよいよ決勝戦で、一力遼8段は3度目の決勝進出で3度目の正直での初優勝を狙いますし、井山5冠王は3連覇がかかります。

What kind of TV programs should children watch or not watch?

The following essay is what I wrote as an writing assignment for an English school AEON:

Topic: What kind of TV programs should children watch or not watch?
Style: Formal

For this topic, an old episode in China related to the mother of the famous Chinese philosopher Mensius (372–289 BC or 385–303 or 302 BC) could be a good reference. During raising and teaching him, she changed residences three times. At first, the mother and Mensius as a kid were living in the vicinity of some graves. The young Mensius always emulated some rituals of funerals as a play. Then the mother changed their residences to a place close to a big market. Mensius then started to mimick actions of merchants such as counting money. The mater decided to change their dwellings again, this time next to a school. At last, Mensius started to learn mimicking students in the school and he later became a famous philosopher of Confucianism. The lesson of this episode is that kids can be easily affected by both good and bad things or environments.
From this viewpoint, we can easily conclude that we should give only good and some educational TV programs to our kids. This approach, however, is easy to say but hard to do. In my childhood, there was no smartphone nor the Internet. Nowadays, most children are given their own smartphones. They can watch anything in YouTube or in some other video distributing services. It is true that there are some “parental control” software to limit the range of the contents on the Internet for children. The problem is, however, that recent kids are all born to be users of smartphones and they are usually more proficient in utilizing the equipment than their parents. It may be easy for them to unlock the parental control software without being noticed by their parent.
Another factor you should consider is that it is very important for kids to watch the same programs as their friends, otherwise they might be excluded from the circle of daily talks with their friends. Thus, some famous TV programs at that age, even though they are somewhat vulgar, should be allowed to kids to some extents. In my personal experiences, the reason I became a big fan of comic and animation is because my father did not allow me to read comics and to watch animation so often at home. That was a clear backlash.
There is no clear conclusion for this essay, but it is no use to worry about the possible future of your kids. They are usually not so foolish as you may think, and they will soon be able to select suitable TV programs by themselves.

TVドラマの「盤嶽の一生」の第1回

TVドラマの「盤嶽の一生」の第1回を観ました。このTVドラマは、山中貞雄の映画「盤嶽の一生」(フィルムは現存しない)のシナリオを読んで、面白いと思ってそれをリメイクしようとしたのがきっかけだそうです。それで監督を市川崑に頼んで、市川も山中貞雄のその映画を観ていたので快く引き受けて、このドラマが出来ています。第1回と第2回が市川崑で後は若手の監督によるものです。白井喬二の原作の一部の設定は生かしつつも、話としてはまるで違いますが、まあ盤嶽の性格さえ変えなければそれでいいのだと思います。途中キャプションで「騙されて」「また騙されて」というのが入るのは実際に山中の映画にあったもので、市川崑のアイデアのようです。まあストーリーは盤嶽の性格が分かっていればすぐ想像がつくので、緩い時代劇ですが、悪くはないと思います。