宇宙家族ロビンソンの”The Magic Mirror”を観ました。ペニーは宇宙嵐に襲われた時に、エイリアンが残していった不思議な等身大の鏡を見つけます。ペニーのペットのお猿さんがその鏡の中に入って、銀の鐘を持ってきます。ペニーも誤って鏡の中に入り込んでしまいますが、そこには不思議な少年がいて、ここは時が止まった世界で、年を取らず楽しいことばかりだと、ペニーにここで暮らすことを勧めます。お年頃のペニーは、ウィルみたいな髪型にして遊び回りたいと言ってジュディを困らせたりしていましたが、鏡の中に入ってやはり人にとっては年を取ることが必要なのだということをようやく理解します。その内ドクター・スミスが鏡の世界に入ってきて、彼はこれが自分の夢だと思っていましたが、中で怪物に襲われてそれが夢で無いことが分かります。ドクター・スミスが銃で水に映った自分の映像を撃ったら、外へ出ることが出来ました。ペニーは自分も銃を取り、同じように外に出ようとしますが、少年にも同じことをやって外に出るように言います。ペニーは首尾良く脱出出来ました。しかし中の少年はそもそも映る影を持っておらず、中に閉じ込められたままです。その内ドクター・スミスがハンマーで鏡を割ってしまったので、ペニーがもう一度少年と会うことは永久に出来なくなってしまいました。ちょっと鏡の中のアリスとか、ミラーマンとか、R・シュトラウスの「影の無い女」とか、色んなものを思い出させました。SFというよりファンタジーの世界で、ペニーが中心の話はこういうのが多いようです。
宇宙家族ロビンソンの”The Magic Mirror”
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