スター・トレックの第2シーズンの”The Doomsday Machine”

スター・トレックの第2シーズンの”The Doomsday Machine”を観ました。お話としては単純ながらスリリングな展開の回でした。また1960年代の冷戦と最終戦争への恐怖から生み出されたようなお話でした。エンタープライズ号がある太陽系に入るとそこに7つあった惑星は2つを残して全て破壊されていました。そうしている内にエンタープライズは連邦の船による自動救助信号を受信しますが、駆けつけてみればそれは大破したエンタープライズの同系艦のコンステレーションでした。転送装置で艦内に入るとクルーは誰もおらず、ただ司令官のデッカーのみが発見されました。デッカーによれば悪魔のような怪物と戦ったがまるで歯が立たず、クルー400名は近くの惑星に転送したけど、その星ごと破壊され、デッカーのみが生き残ったということでした。デッカーはエンタープライズ号に転送されますが、そこで転送装置が故障し、カークとスコット達がコンステレーションに取り残されます。デッカーは元気を取り戻すと、連邦の規定をタテにして、エンタープライズ号の指揮を執ります。それは無謀にもその怪物を攻撃することでした。その怪物はそれはある異星人達が最終戦争用兵器として作ったロボットで、その異星人達の両方がその兵器で滅んだ後も、命令を実行し続けていて、次々に惑星を破壊し続けていました。しかしエンタープライズ号のフェイザー攻撃もまったく役に立たず、逆にトラクタービームに捕まって引き寄せられてしまいます。カーク達はコンステレーションのインパルスエンジンとフェイザーを修理し、攻撃によってエンタープライズ号を怪物から解放します。通信が回復した結果、カークとスポックはデッカーから指揮権を無理矢理奪いますが、デッカーはエンタープライズ号の探査ポッドを奪って怪物の口の中に突撃します。デッカーは死にましたが、カーク達はその爆発で怪物のエネルギーが低下したことを察知し、中から爆発によってその怪物を倒せるかもしれないと思い、今度はコンステレーションを怪物の口の中に突っ込ませます。それは時限装置で爆発させ、爆発前にカークはエンタープライズに転送で戻る予定でしたが、そこで転送装置が故障し…という話です。