スター・トレックの第2シーズンの”I, Mudd”

スター・トレックの第2シーズンの”I, Mudd”を観ました。第1シーズンで出てきた宇宙詐欺師のハリー・マッドが再登場。エンタープライズ号は外部からクルーに化けて送り込まれたアンドロイドに船のコントロールを奪われ、ワープ7である未知の惑星に向かいます。転送で降り立った一行を出迎えたのは、第1シーズンにインチキ美女を鉱物採掘の労働者達に売りつけようとしていたハリー・マッドです。ハリーが脱走して逃げ込んだ先の惑星がここで、そこには人間に仕えるように作られていながら何千年も命令者がいないままだったアンドロイドの星で、ハリーはアンドロイドに命令して王様気取りです。ハリーはエンタープライズ号のクルーを全てアンドロイドで置き換えて、その代りにカーク達乗員をこの星に残して去ろうとしていました。カーク達はアンドロイドの弱点を探り、2000体ものアンドロイドを中央で管理しているノーマンという電子頭脳がいるのに気がつきます。アンドロイド達は新たにやってきたカーク達を分析した結果、ハリー・マッドが人間の中でも最低のレベルであることに気がつき、エンタープライズ号を自分たちだけで乗っ取って、人間達を全部自分達が管理しようと計画します。カーク達は、ノーマンが非合理的な話や行動にはついていけないことに気がつき、わざとナンセンスなことを言ったりやったりします。その効果があって全てのアンドロイドが動かなくなります。結局カーク達はマッドをこの星に残し、またマッドが昔懐かしで作っていた自分の古女房のアンドロイドを500体も作ってマッドへの意趣返しとして出発します。
しかし、コンピューターを相手にする時非合理的な話をしてとか矛盾点を付いてコンピューターをジレンマ状況に陥らせるとか、何度も出てきています。