ウルトラマンタロウの「大海亀怪獣東京を襲う!」と「親星子星一番星」

ウルトラマンタロウの「大海亀怪獣東京を襲う!」と「親星子星一番星」を続けて観ました。またも2話連続でした。それなりにスタートにあたってストーリーを作ろうとしている姿勢は感じました。しかしそのお話がガメラ+モスラで、ガメラは円谷プロじゃないだろ、と思って観てました。特にキングトータスとクイントータスが回転しながら飛ぶシーンはガメラそのものでした。このエピソードで悪役はまずは2匹のトータスを捕まえて見世物にしようとした日本人と、また折角ZATが故郷のオロン島に戻してあげたのに、そこを攻撃するアメリカ軍(とははっきり言っていませんが、当時の子供でもそれは分ったでしょう)。この悪役設定はモスラです。タロウはクインが死んでキングが現れ、そして子亀が孵化してという状況に、キングを倒せず悩んで、結局クインの遺体を宇宙に持ち去ります。そして大きくなった子亀を背負って飛べなくて困っているキングに、お助けキャラのセブンが登場し、子亀を背負って、結局M78星雲に連れて行く、という話です。まあまたもヒーローらしいすっきりした勝ち方はまるでありませんでしたが。