
またささやかな自宅のリノベです。浴室の照明が暗くてしかも私の嫌いな電球色なんで、LED電球に変えました。左のスパイラル型蛍光灯が元の。E26という口径です。消費電力が半分(7.4W)になり、明るさが体感で倍(相当ワット数だと4倍、60W相当)になって大正解でした。ついでに洗面所の照明も電球色から昼光色に変えました。私は電球色って「♫裸電球まぶしくて~」の世界で貧乏くさくて嫌です。このスパイラル型蛍光灯って一時期流行りましたが、おそらくその内生産中止なのではと思います。
P.S. 全ての蛍光灯が2027年までに全廃みたいですね…
ウルトラマンAの「青春の星 ふたりの星」を観ました。ウルトラマンAはこの辺り視聴率は低迷していたようで、例のブラックピジョンの回が15%で最低だったようです。そのせいなのか、もう脚本の質がとても低いです。このエピソードでも、北極星号という今は動かなくなってホテルとして使われている客船が何故か空を飛んでそれを偶然北斗が目撃するのですが、結局後で超獣が操って飛ばしていたことが判明しますが、ヤプール人がそれで何をしようとしていたのかはまったく説明されません。しかもレーダーに映らない理由も何も説明無しです。超獣も今回はセミの超獣ということですが、全体にセミらしい所はほとんど感じられませんでした。ただ一つの見所は、ウルトラマンタロウで東光太郎を演じる篠田三郎が、役名篠田一郎で出ているということだけです。しかしその篠田一郎も、おそらく船のオーナーでも無いのに、何故勝手に船を動かそうとしているのかが不明で(ホテルに使われているんだから当然オーナーがいる筈です)、最後に大学に戻る理由も説明不足です。要するに脚本がまるでダメということです。



トワイライト・ゾーンの”The Bard”を観ました。売れない脚本家のジュリアス・ムーマーは、色々なアイデアを出しても受け入れられず、他の脚本家が考えた「黒魔術」についての脚本を書かせてもらうようにディレクターに頼みます。ムーマーは書店に行って黒魔術の本を買って来て家で実践していたら、何とシェイクスピアを召喚してしまいました。シェイクスピアは彼の望む通りのことをすると言うので、早速脚本を書かせてそれを自分の脚本だとして売り込み、映画にして貰えることになりました。しかしシェイクスピアの脚本は言葉の使い方は面白いものの、設定があまりにも時代がかっているため、多くの箇所が改変されていました。それをスタジオに見学に来て察知したシェイクスピアは彼を馬鹿にした主役の男優を殴り倒して、元の世界に戻ってしまいます。懲りずにムーマーは今度は「アメリカの歴史」というドキュメンタリーの脚本を書くことになり、再度黒魔術で今度は、リー将軍、グラント将軍、リンカーン大統領、ポカホンタス、フランクリンなどのアメリカの歴史上の有名人を多数召喚して…という話です。残念ながら、シェイクスピアは英語で読んだことはほとんど無いので、彼が書いた新しい脚本がいかにもシェイクスピア風なのかかと、その辺りがもっと分ればより楽しめたのでしょうが、まあそれなりに面白いエピソードではありました。
ウルトラマンAの「河童屋敷の謎」を観ました。ホタル、鳩と来て、今度は実在しない河童の超獣です。それに河童なら子供達の尻子玉を抜く筈が、何故かおへそを取ります。それは雷様でしょ、と突っ込みたくなります。物語はいつも嘘ばかりついている少年がたまたま超獣を目撃するけど誰も信じない、という良くあるパターンの話です。エースは河童の超獣に対し、頭部の上のプールの水をウルトラ水流の逆で吸い上げ空にしてから倒すということで、ここは確かに河童です。しかしヤプール人はいつも何かの地球の生物を使って超獣を作っていますが、存在しない河童でどうやって超獣を作ったのかという謎が残ります。

スター・トレック・ザ・ネクスト・ジェネレーションの”The Icarus Factor”を観ました。何と言うか、しょうもないファミリードラマでした。ライカーが昇進のオファーを受け、彼はアライズの船長になって遠い外宇宙の探査の任務を与えられました。そのブリーフィングにやって来た民間人は何と彼の父親でした。しかし二人はライカーの母親の死を巡って何かの対立があり、とほとんど美味しんぼの山岡士郎と海原雄山です。しかもご都合主義で父親は女医のプラスキとかつて愛し合っていたという設定です。それで最後は二人はアンボジツというおかしな日本風(?)の武術で戦います。見た感じだとアンボではなくタンポ槍での戦いのようでした。それで結局父親はずっとライカーに勝っていたけど、実はルール違反で勝っていたことが分って、それで何でかしらないけど二人は和解し、そしてまた理由不明でライカーは昇進を断ります。それに取って付けたように、ウォーフがクリンゴンの一種の成人になる通過儀礼のようなものをクラッシャーがホロデッキで用意してあげるというのがくっつきます。どちらかというとこちらの方がマシでした。