手持ちのSPも増えて来たので、カートリッジをAT-VM95SP(VM型)から同じオーディオテクニカのAT-MONO3/SP(MC型)に変えてみました。このカートリッジ、MC型ですけど出力電圧は1.2mVあるので、トランス使わないでもいけるかと思いましたが、一応昇圧トランスを使いました。そして音が素晴らしいです!針音が小さくまた音楽とは別に鳴るようになり、また歌手の声が非常にリアルになり、歪みも減ったようです。こんなに違うんだったら最初からこちらにしておけば良かったのですが、SPレコードは針交換の頻度が高そうなので、針交換が出来るVM型にしたものです。AT-VM95SPは要するに普通のLP用のカートリッジの針の所だけをSP用に変えたものですが、AT-MONO3/SPは最初からSPレコード用に設計されたものでそこが違います。
投稿者「kanrisha」のアーカイブ
スター・トレックの第2シーズンの”Obsession”
スター・トレックの第2シーズンの”Obsession”(執着)を観ました。エンタープライズ号がある星を探査している時に、3人がガス状の何かに襲われ、2人が即死し、一人が瀕死の状態になりました。3人とも血液中のヘモグロビンを抜き取られていました。カーク達は一旦エンタープライズ号に戻ります。エンタープライズ号はヨークタウン号とランデブーして、ワクチンを受け取りある植民星に急いで届ける必要がありましたが、カークはそのガス状の何かにこだわり、その調査をランデブーより優先させます。実はカークは11年前に初めて宇宙の航海に出た時、同じくガス状の何かにカークが乗り合わせていたファラガット号が襲われ、カークはその時フェイザー発射の担当でしたが、カークは3秒間撃つのをためらったため、カークが尊敬していた艦長のガロヴィックと200名の命が失われたとカークは長い間自責の念に駆られていました。艦内に新任のオフィサーとしてそのガロヴィックの息子がいるのを発見し、今度はその息子を含むメンバーで再度惑星を探査します。やはりガス状の何かが現われ一行を襲いましたが、ガロヴィックの息子は数秒躊躇ってフェイザーを撃つのが遅れました。カークは自分と同じミスを犯したガロヴィックを罰し、自室に待機させます。スポックやマッコイはカークのそのガス状の何かへの執着が異常であるとし、ワクチンを届ける任務に戻るよう言いますが、カークはそのガス状の何かに執着します。結局そのガス状の何かは知性を持っていて、宇宙空間へ出てきました。エンタープライズ号は最高戦速で追跡しますが、ある時にガス状の何かは急に停止し、エンタープライズ号に向かって来ました。カークはフェイザー発射を命じましたが、ガス状の何かには通用しません。続けて光子魚雷を発射しましたがこれも効果がありませんでした。ガロヴィックの息子が間違えて部屋のベントを開放してしまったため、ガス状の何かが船内に侵入します。スポックがガロヴィックの息子を助けましたが、スポックの血は鉄ではなく銅で出来ていたため、ガス状の何かはスポックを殺しませんでした。カークは結局そのガス状の何かを殺すには反物質爆弾しかないと考え、ある惑星に反物質爆弾をセットし、その点火装置を作動させるため、自分とガロヴィックの息子でその惑星に降り立ちます。元々用意していた「エサ」としての血液はたちまちガス状の何かに吸い取られ、カークとガロヴィックの息子は自分達をエサにしようとします。間一髪で転送装置が作動し、爆発の中なんとか二人はエンタープライズ号に戻ります。カークはガロヴィックの息子に、結局フェイザーは役に立たなかったので、躊躇った結果人命が失われたのは自分の責任でもガロヴィックの息子の責任でも無いと説明します。そしてカークはガロヴィックの息子にガロヴィックの思い出話をするのでした。
SPレコードで大編成のオケ→ちょっと辛い…
ヴィラ=ロボスの「神秘的六重奏曲」
レコードクリーナーのお陰で、中古盤だけではなく、学生時代に聴いていたけど、バチバチノイズだらけになって聴く気がしなくなっていたLPが復活し、再生して学生時代を思い出しています。これはトリヴィオ・サントスというギタリストのアランフェス協奏曲(2回目の録音)ですが、お勧めはそちらよりB面の最後のヴィラ=ロボスの「神秘的六重奏曲」です。7分弱の短い曲ですが、楽器の選択が非常に特殊なんでめったに演奏されません。その楽器というのが、ギター、サキソフォーン、フルート、オーボエ、ハープ、チェレスタというものです。オーボエ以外のほぼ全ての楽器が演奏出来たというヴィラ=ロボスらしい選択ですが、おそらく他にこういう編成はないでしょう。ヴィラ=ロボスは1959年まで生きていたので、時代としては現代音楽の時代ですが、彼は決して無機的で実験的な曲というものは作らず、どういう曲を作ってもある種の歌心にあふれていると思います。私はヴィラ=ロボスの交響曲不完全集(一曲だけ楽譜が行方不明で録音されていません)とか弦楽四重奏曲全集、あるいはハーモニカ協奏曲といったものまで持っています。
なお、トリヴィオ・サントスというギタリストは、高校の時に鹿児島にいて、そこの十字屋という音楽ショップでアランフェス協奏曲を求めた時に勧められた人です。それは1300円の廉価盤で高校生には有り難かったですし、サントスというギタリストも気に入ったので、こうして2度目のアランフェス協奏曲のLPも買っています。当時の地方の音楽ショップはなかなか良心的だったと思います。
「巨人の惑星」の”Nightmare”
「巨人の惑星」の”Nightmare”を観ました。あーあ、またもウィリアム・ウェルチ脚本。今回もやってくれて、また最低の脚本レベルを更新してくれました。マークは何故か巨人の惑星の若い科学者と知り合いになり、その技術のデルタデバイスを故障したスピンドリフト号のエンジンに組み込もうとしています。しかしそれは暴走して強い放射線を辺りに撒き散らし、それを浴びたキャプテン達が急に消えたり、幻覚のような不思議な体験をするというもので、ほとんどドラッグにラリって書いたとしか思えません。原子力潜水艦シービュー号にも同様のラリった話がありました。ともかく論評外のひどい脚本でした。
このレコードクリーニングマシン本当にいいです。
このクリーンメイトNEO レコードクリーナーを使い始めてもう80枚くらい処理しましたが、本当に効果抜群です。特にいいのは、HMVの中古レコードのジャズのLPで、盤質Bで500円くらいで売られているものを、これで処理するとほとんど新品同様でとてもお買い得です。手持ちのLPは約1,000枚ちょっとですが、全部これでクリーニングするつもりです。
こつですが、クリーニング液はマニュアルには4mlとか書いてありますが、けちらず十分に使うこと。そしてブラシを使う時にこのクリーニング液が白っぽく泡立つくらいにブラシを小刻みに揺らしながら洗浄することです。ブラシを15°くらいちょっと傾けるといいようです。あまり力を入れる必要はありませんが、逆にこのブラシならレコードの盤面を傷つけることはありませんので、こするような感じでやった方がいいと思います。
NHK杯戦囲碁 潘善琪8段 対 清成哲也9段
本日のNHK杯戦の囲碁は、黒番が潘善琪8段、白番が清成哲也9段の対戦です。布石で黒が左上隅と左下隅の向かい小目に対して同じように一間に高くかかり、白が両方でツケ引いて、黒が左辺の真ん中に一石二鳥で開いたのに対し、白はその上方の三間の間に積極的に打ち込みました。白黒双方で眼が無い石が2箇所ずつの戦いになりました。白は左辺から上辺に逃げた黒を追い込んで中央を厚くしました。その厚みを活かして右上隅の黒を攻め、黒も白の間を割いて反撃しましたが、白は黒の2子を取り込み、逆に上辺の黒が活きたので種石としての価値が薄くなった中央の白3子を捨てて右辺に模様を築きました。その後黒は下辺で好形を築き、白が右辺で対抗するという流れになりました。その後白が左辺の黒を攻めて形を決めに行った時、黒が当てたのを劫にはじく手段が残りました。しかし白は左辺と左上隅を渡る手を打ちましたが、これはある意味緩着で劫に勝てば渡る必要のなかった所でした。黒は先手を取って他を打った結果、黒のリードとなりました。その後右下隅の劫争いの最中、黒は右辺に進出し、白地を減らしました。しかしその連絡が薄く切断する手があるのを勘違いで無いと思い込んでおり、後で白にその薄身を付かれ右辺の数子を取り込まれて地にされたのは損が大きく、ここで白が優勢になりましたが、形勢の差は微小でした。その後下辺での白からのハネツギに右下隅で1線に飛んで効率的に受けたのは結局疑問手となり、後から白にこの薄みを付かれ中央で上手いヨセを打たれ、これで白のリードがはっきりしました。終わってみれば白の3目半勝ちでした。
SPレコードのデジタル化
手持ちのSPレコードが40枚くらいになりましたが、SPを聴くためには、カートリッジをSP用に交換し、またフォノイコライザーも専用のものに付け替えてと結構面倒です。なので、少しずつデジタル録音していこうとしています。方法は、アンプのRec OutをタスカムのUS-366-CUというUSBオーディオインターフェースにつないで、これをPC上のSound Engine Freeというソフトで録音します。不思議なのは、モノーラルなんですが、何故か波形のプラスとマイナスがアンバランスになっています。聴感上はまったく問題ありませんが。SPの音はコンプレッサーがかかっている感じでダイナミックレンジはやはり狭いですね。そのためピアノとかは苦手のように思います。やはりボーカルが一番いいです。
ヤフオクでSPレコード28枚をゲット
スター・トレックの第2シーズンの”The Deadly Years”
スター・トレックの第2シーズンの”The Deadly Years”を観ました。エンタープライズ号の一行はある植民星の上に定期チェックのために降り立ちます。チェコフはあるビルの中で老いさらばえて死んだ男の死体を発見し、恐怖にかられます。その男だけでなく、その星の住人は、他にもまだ20代であるにも関わらず急速に老化が進行していました。一行はエンタープライズ号に戻りますが、その星の住人は皆老衰で死んでしまいます。その恐ろしい急速な老化がカーク、マッコイ、スポック他の、その星に降り立ったメンバーにも始まります。何故かチェコフだけはその症状が出ませんでした。カークは腰痛を感じるようになり、また一度出した命令を忘れて、再度同じ命令をしたり、サインした書類にまたサインしようとします。そのため乗り合わせていた科学者が、カークの船長からの解任決議を出します。カークは抵抗しましたが、その反論をしている最中に言うべきことを忘れてしまい、もはや誰の目にもカークの指揮力が出せないことが明らかになります。コンピューターはカークの年齢を62歳から70歳とします。(今だったらぼける年齢ではない!)マッコイとカークはチェコフだけ何故症状が出ないのか、何が違うのか再度考えます。そして彼だけが星の上のビルの中で恐怖にかられたことを思い出します。マッコイはその時チェコフの体内に出たアドレナリンが症状を出すのを抑制しているのではないかと考えます。そうしている内に、カークに替わって指揮を執った科学者はスターベースへの近道を取るため、ロミュランとの中立地帯にエンタープライズ号を侵入させます。そこでしかしロミュランの宇宙船約10機に取り囲まれ攻撃を受けます。しかし科学者はおろおろするだけで、このままではシールドが破壊されエンタープライズ号が撃破されるのは時間の問題でした。そこにアドレナリンの注射で元の年齢に戻ってカークが駆けつけ、ロミュランが傍受に成功している回線をわざと使って、連邦への通信でエンタープライズ号は付近の宇宙船をすべて巻き込むコルボマイト爆弾で自爆する、というブラフをかまします。それを傍受していたロミュランの宇宙船約10機はたちまち逃げていき、エンタープライズ号は無事に脱出出来て目出度し、という話です。しかし62歳~70歳でそこまでぼけるか、とちょっと私には嫌な話でした。