1Fレコード再生環境のグレードアップ

1F(居間)のレコード再生環境をグレードアップし、2FのシステムとでフォノイコライザーとMC昇圧トランスを入れ替えました。
フォノイコライザーはPhasemationのEA-300、昇圧トランスはオーディオテクニカのAT3000Tです。2Fの方がメインシステムなのですが、最近2Fでレコードを聴くことはあまりないので、1Fの方をアナログ再生のメイン環境にしました。
音は、フォノイコライザーが半導体式のせいか、若干CD寄りの音になりました。トランスの音はAT2000Tも悪くないと思いますが、より深みが出たように思います。

オーディオテクニカのAT33PTG/II

棚卸しで久し振りに聴いてみたAT-33ML/OCCが非常に良かったのですが、このカートリッジはもう1000時間近く使ったものなので、長くは使えません。それで現役のオーディオテクニカのカートリッジでこのAT-33ML/OCCの仕様に一番近いAT33PTG/IIを結局ポチりました。この2つの違いはカンチレバーの材質で、ML/OCCがベリリウム、PTG/IIがボロンになっています。ベリリウムの方が比重は小さく振動系の軽量化にはいいんですが、ベリリウムは毒性があるため使えなくなったということのようです。まったくオーディオ投資は、これが最後!と思ったのが4~5回あります。いつまで続く泥沼…
音質はAT-33ML/OCCの方が使い込んでいただけあって何とも言えないまろやかさが出ていましたが、それに比べるとAT33PTG/IIはまだちょっと硬いです。まあエージングが進むと良くなるでしょう。なおAmazonでの価格は¥61,939で、かつての価格の1.5倍くらいになりますが、仕様を考えると現行の他製品に比べてCPは高いです。要するに前も書きましたが、オーディオテクニカも他社も1990年頃ぐらいまででMCカートリッジの技術は完成していて、後はバリエーションを付けてるだけかと。長岡鉄男はこのPTG/IIの一つ前のPTGについて、ほとんどのソースでビクターのMC-L1000(長岡鉄男が当時レファレンスで使っていたカートリッジ)に遜色ない、と評価しています。(1997年のFM Fanのダイナミック大賞です。)

別冊FM fanの1982年春号(長岡鉄男のカートリッジテスト)入手

ヤフオクで、別冊FM fanの1982年春号を入手。同誌上での長岡鉄男のカートリッジのフルテストは、これまで1976年春号、1978年春号、1980年春号と持っていましたが、もう1回あったのを見落としていたもの。この4号で全部で122種類のカートリッジがテストされており、それぞれに2ページの解説が付いており、カートリッジに関してこれ以上の資料は無いと思います。またこの1976年~1982年というのが、アナログの最後の全盛時代であり、カートリッジの基本的な技術はほぼこの時期に出尽くしていると思います。今の馬鹿高いMCカートリッジは、技術的にはこの時代のものを真似しているだけで、新しい技術というのはほとんど無いと思います。例えばオーディオテクニカは最上位機種でカンチレバーにコイルを直付けしていますが、これはサテン、ナガオカ、ビクターがこの時期既にやっていたことのバリエーションに過ぎません。また針先で結構上位機種でシバタ針を使っていますが、これは1970年代初頭に開発されたものです。長岡鉄男について、色々悪く言う人もいますが、これだけ徹底してテストした人というのもあまりいなかったと思います。なお、この1982年頃からCDプレーヤーが普及していってレコードを聴く人は激減していたので、おそらくこれ以降にカートリッジのまとまったテストは無いと思います。

オーディオテクニカのAT-33ML/OCC

先日カートリッジの棚卸しをした時に出て来たオーディオテクニカのAT-33ML/OCC。まだ持っていたことも忘れていたんですが、シェルを買って付けて聴いてみたら、15年くらいまったく使っていなかったにもかかわらずいい音でした。1993年の発売ですが、おそらく商品が企画されたのはバブル期。それで金ピカボディ、金蒸着ベリリウムのカンチレバー、そして全ての配線がPCOCC、また針先はマイクロリニアと全ての面でお金がかかっていて、それでいて定価は38,000円でした。今同じ仕様にしたらおそらく定価120,000円くらいになります。この後継機?というか同一価格帯の次の機種は間にアニバーサリー機AT33ENVをはさんでAT33EVなりますが、これは楕円針、ジュラルミンカンチレバーで最初見た時は「なんでスペックダウンしているの?」と思いました。しかしAT33EVは非常に充実した中低域という別の魅力があって、これは結局3回針交換しています。でも今またAT-33ML/OCCを聴くと、やっぱりいいな、と思います。この頃はまだCDに対抗してアナログを極めようという路線だったように思います。それに対しAT33EVはハイファイ路線ではなく、CDと差別化したアナログらしい音を狙ったように思います。

久しぶりにバックロードホーン

久し振りに音を聴きたくなって、居間のオーディオのスピーカーをバックロードホーンに変えました。B&Wのスピーカーだと普通のオーディオファンっていう感じですが、バックロードホーンにすると一気にオーディオマニア的な雰囲気に変わります。但し、このハセヒロのキットを使ったバックロードホーンは、ホーン長が短すぎて低音不足になるため、同時にフォステクスのサブウーファーも足しています。(ハセヒロのこのバックロードホーンのキットは、ブックシェルフサイズで、バックロードホーンでブックシェルフサイズというのは本来はあり得ないと思います。明らかにホーン長が足りません。ただハセヒロとしては、巨大なエンクロージャーだけだとあまり売れないので、ブックシェルフタイプも出しているのだと思います。)(注:バックロードホーンは日本での通称で、正確にはバックローデッドホーン Back-loaded horn と言います。)

レコードプレーヤーの回転数のチェック(2)

パイオニアのPL-50Lの回転速度を、スマホアプリのRPM Speed and Wowというアプリで測定したら、33 1/3回転が33.2、45回転が44.9と若干遅いという結果に。あれ?と思って、改めてストロボスコープ法でやってみたら、45回転は確かにごくわずか流れますが、33 1/3回転はピタリと黒白パターンが静止し、まったく問題ありませんでした。おそらくこのスマホアプリは、スマホの加速度センサー(スマホの縦位置画面と横位置画面の自動切り替えとかで利用)を使っているんだと思いますが、用途的に考えてそんなに高い精度が出ているとは思えないので、参考程度に使った方がいいかと思います。写真は今時貴重な1秒間に50回ないし60回ちらついているLED電球で、ストロボシートのチェックに使えます。ちなみにちらつくLED電球はPSEが取れなくて日本国内で使えない筈ですが、何故か2019年頃Amazonで売っていました。昔はインバーターになる前の蛍光灯がちらついていたのでそれがそのまま使えて何も特別なものは必要なかったのですが、今は蛍光灯も白熱灯もちらついているものはまずありません。専用の光源が売っていますが1万円近くもします。

パイオニアのPL-50L落札

DP-300Fでレコード聴いていると、大きな不満はないけど、やはり価格なりの音というオーディオマニアならではの病気が出て来て、結局ヤフオクで学生時代に使っていたパイオニアのPL-50Lを落札。送料入れて35,000円くらい。本日到着。動作は全機能まったく問題ありませんでしたし、各部も綺麗で美品でした。フルオートではありませんが、オートリフトアップ・オートストップが付いていますので十分です。DP-300Fは価格から考えて悪いレコードプレーヤーでは決してありませんが、それでもPL-50Lとは歴然とした差があります。音楽の安定感がまるで違います。早速オーディオテクニカのAT33EV他を付けて聴いています。
学生時代に使っていたレコードプレーヤーを設置し、マックス・ヴェーバーの翻訳をやっていると、本当に学生時代に戻ったようです。

DP-300FでMCカートリッジ、今度は成功

真空管式のフォノイコライザーならMCカートリッジを使えるのではと思ってやってみたら大成功でした。ハムはほとんど出ません。Denon DL-301Ⅱを付けました。プレーヤーも同じくDenonなのでいいかと。このカートリッジも今新品を買うと5万円以上します。このカートリッジはMC型ですが、比較的ポピュラー、ロック向けの音作りです。とはいえさすがにChudenのMG-3765のパンチ力に比べると大人しいですが。

単体のフォノイコ追加

居間のオーディオも段々凝ってきて、フォノイコをサンヴァレーのSV-722EQ(マッキントッシュタイプ)に交換。このフォノイコ動かなくなっていたのですが、故障している場所は見当が付いていて、シャーシを開けて適当にいじっていたら直りました。ちなみに左から2番目のロータリースイッチの接触不良です。以前もここが故障しています。音はかなりいい感じになりました。ちなみにオルトフォンの2M Redはやはりロック系には合わないのでChudenのMG-3765に戻しています。