天頂の囲碁6 九路盤定先で今度は3目勝ち

201608021天頂の囲碁6、30秒設定で定先の九路盤での対局、今度は3目勝ちしました。同じ布石です。1、3と2、4の平行型の配石から、5につけて、6とはねた時に、7と突っ張るのが変な手ですが私の工夫で、コンピューターは当然8と当ててきますが、9についで白に断点が2つ残ります。この手はコンピューター相手に勝率がいいです。

NHK杯囲碁 柳時熏9段 対 張豊猷8段

jpeg000 188本日のNHK杯戦の囲碁は、黒が柳時熏9段、白が張豊猷8段の対局。柳9段は天元4期タイトル獲得などの実績を持つ強豪。張8段は、平成26年に第39期碁聖戦挑戦者決定戦に進出した実力派です。ただ、これまでの対戦成績は柳9段から見て4勝で、張8段が初勝利を挙げられるかが注目です。
布石は両2連星という最近珍しいものです。左下隅で黒がかかったのに白が一間にはさんだのに黒が手を抜いて右下隅をしまり、さらに右辺を白が割り打ちして、黒が左下隅の一間にはさんだ白につけていったのを、白がはねこんだのが珍しく、黒は考慮時間を3回連続で使う長考。結局、黒が下辺で実利に着き、白が左辺に厚みを築きました。黒はその後左辺を割り打ちし、そこから2間に開いて、逆に白の厚みを攻める体制になりました。その後白は中央を切断され、左下隅を生きることになりましたが、目2つの生きで、黒からの利きが残りました。黒はその後左上隅に手をつけていき、うまく生きることになりました。このまま寄せて黒やや良しかと思いましたが、黒はさらに上辺の石を逃げ出しました。この大石が生きるか死ぬかの勝負になりました。黒はぎりぎりまで追い詰められましたが、右上隅から延びる白石に逆襲したのが鋭く、攻め合い含みで無事に2眼を作ることが出来ました。その後白は右下隅に手をつけていきましたが、手にはならず、結局黒の中押し勝ちで、張8段は柳9段に一矢報いることは出来ませんでした。

NHK杯囲碁 金秀俊8段 対 溝上知親9段

今日のNHK杯戦の囲碁は、金秀俊8段の黒番、溝上知親9段の白番です。金8段は趙治勲門下で、力が強いです。溝上9段は菊池康郎門下で、各種リーグ戦で活躍する強豪です。対局は右上隅で金8段が一手かけて2線の石をかけついだのが珍しく、その代償に上辺をほとんど封鎖されてしまいました。しかしながら封鎖している白石にいきなりつけこし、ここから戦いになりました。この戦いは白の溝上9段が固く受けたため、中央は黒が制して下辺が広大な黒模様になりました。白は下辺に打ち込んでいき、さらに右下隅にも打ち込んで何とかさばこうとします。これに対し黒は白の全部を取りに行きましたが、これがやりすぎで、白にうまく治まられてしまいました。それでも黒地は全体的に多く、まだ黒が優勢でしたが、白は最後の勝負ということで、中央の厚みになっている黒を狙いました。黒はどこかで手厚く打っていれば勝ちだったのですが、いっぱいに打っている内にある意味放心の手が出て、中央を取り込まれてしまいました。さしもの黒の好局もこれで逆転し、終わってみれば白の4目半勝ちでした。

NHK杯戦囲碁 趙善津9段 対 芝野虎丸2段

jpeg000 166本日のNHK杯戦の囲碁は、趙善津9段の黒番、芝野虎丸2段の白番。趙善津9段は、本因坊を獲得したこともあるベテランの強豪です。対する芝野2段は平成27年の勝率No.1で、NHK杯戦初出場です。まだ16歳です。対局は、上辺で競い合いになりましたが、白が中央に一間に飛んだ所に、黒が割り込んだのが鋭い手筋と思われましたが、白がそれに構わず、左辺から出た手がさらに鋭い返し技で、結局中央は黒が厚くなりましたが、白は左辺の黒を切り離しました。黒はその後、左上隅を生き、白も上辺を生きたのですが、左辺の黒は取られてしまいました。一応攻め取りで、左辺からか、中央からかの締め付けが利く形でしたが、結論としてはどちらも大したことはありませんでした。黒は残った右辺を広げましたが、右上隅から手をつけられ、隅は劫になって勝ちましたが、右辺で白に地を持って治まられてしまいました。少し黒が足らない形勢のままヨセが進み、結局白の2目半勝ちでした。