ウルトラマンタロウの「幻の母は怪獣使い!」

ウルトラマンタロウの「幻の母は怪獣使い!」を観ました。交通事故で妻を殺された男が、妻のロボットを作ったら、男の車を憎む気持ちがそのロボットに乗り移り、結局可愛がっていたペットのオウムの死体を怪獣として蘇らせて車を襲わせる、というもの。ちなみに最近読んだ「AIとSF」という短篇集の中にも死んだ妻をAIで蘇らせるというのがありましたが、どちらも発想としては陳腐です。それに初代ウルトラマンでヒドラという高原獣が交通事故で死んだ子供の魂が乗り移って車を襲う、というのがありましたら、そちらも二番煎じです。という訳であまり誉めるところもなく、オウムの怪獣もタロウのストリウム光線であっさり倒されます。最後破壊されたロボットの妻をタロウがリヴァイブ光線で復活させて昇天させる、という所だけ無理矢理ハッピーエンドにしています。

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