原子力潜水艦シービュー号の”The Monster’s Web”

原子力潜水艦シービュー号の”The Monster’s Web”を観ました。タイトル通り巨大海中グモが登場し、科学者のガントが開発した新しい燃料を使った高速潜水艦のテスト中に、テスト艦の艦長が判断を誤り、その巨大海中グモの蜘蛛の巣にテスト艦は突っ込んでしまいます。ガントは奇跡的に助かりましたが、ネルソン提督はその燃料が海水に触れ水圧がかかると大爆発を起こすことを指摘します。テスト艦に残された燃料が爆発すると何百万人も死ぬことになります。
でこのガントが何とか大グモを倒そうとして躍起になる、というのは巨大クジラの時の話と同じパターンです。
この回で面白いのはネルソン提督はフライングサブが大グモに捕まって逃げだそうとした時に、ガントが無理なパワーをかけてフライングサブを一部爆発させてしまい、そのショックでネルソン提督が気絶してしまいます。従って話の半分くらいがネルソン提督無しで進むという珍しいパターンです。
結局活躍したのはガントの方で、勝手な判断ながら自分の開発した燃料で大グモを倒します。
後奇妙なのはシービュー号って本当に原子力エンジンなのかということです。ガントはクレーン艦長に自分の燃料を使えばシービュー号なら90ノット(時速167Km)出せる、と言います。原子力エンジンなら、別の燃料を使えたりしない筈ですが…大体良く考えると、「原子力潜水艦」と言っているのは日本語吹き替え版だけで、もしかすると最初から核エンジンという設定はなかったのかも。

原子力潜水艦シービュー号の”The Death Ship”

原子力潜水艦シービュー号の”The Death Ship”を観ました。出だしは緊迫感があって、シービュー号がいきなり正体不明の潜水艦に追われ、その潜水艦が魚雷を発射します。かろうじてかわしたシービュー号は逆にホーミング魚雷を発射しますが、その潜水艦はホーミング魚雷の回避装置を備えていて難なく攻撃をかわし、また魚雷を発射します。クレーン艦長はネルソン提督の許可が必要な超音波魚雷の発射を独断で命じ、何とかその潜水艦(無人のドローン潜水艦)を撃破します。
そこからちょっと話が変になって、シービュー号に新たに取り付ける自動運転装置を実験するために、いつものクルーは全て退船し、その替わりに科学者10人が乗り込みます。そして深海で自動運転の実験中に、突然シービュー号のパワーがダウンし、計器類が火を吹き、シービュー号はコントロール不能になります。シービュー号の上部にいるある船の上で7ヵ国の集まった平和条約の締結が行われようとしており、それに反対する国がシービュー号を乗っ取ってシービュー号からの魚雷攻撃でその船を沈めようとします。
という設定はかなり無理矢理で、結局何かというと、密室とみなせる潜水艦内で、乗員が一人また一人と殺されていって「犯人は誰か」を引っ張る、「そして誰もいなくなった」のシービュー版です。この話で面白いのは、ネルソン提督自身が10,000Vの高電圧に感電して死んでしまうことです。でも本当に死んでしまうとシービュー号の話はここで終わってしまうのですが、さすがにどんでん返しがあります。どっちにせよかなり無理矢理に「そして誰もいなくなった」状況をシービュー号の中で作り出そうとした、強引な脚本と言わざるを得ません。

原子力潜水艦シービュー号の”Dead Men’s Doubloons”

原子力潜水艦シービュー号の”Dead Men’s Doubloons”を観ました。何だか半分タイムトンネルが混じっているような変な話でした。またミニサブとフライングサブが両方登場し、しかもミニサブは爆破され、フライングサブも2回撃墜されるという珍しい回です。
お話は、16世紀の海賊が敵の船に襲われ沈みますが、その船と一緒に集めた宝(ダブロン金貨)が沈む時に、海賊の親玉が沈んでいく宝に対し呪いをかけます。シービュー号が1978年にアメリカの海底核ミサイル発射装置を点検していますが、その時にダブロン金貨の一部を発見します。それでシービュー号に乗り込んでいるある同盟国の将官が、顔が16世紀に亡くなった海賊そっくりで、自分をその海賊の生まれ変わりと信じ、アメリカの海底核ミサイル発射装置を逆用し、それに電磁波を流して操作する仕組みを作りますが、最後はネルソン提督がミニサブの電源を操作して、その装置に逆に電流を流し込み、その装置の元を爆破します。その当時のアメリカが、潜水艦から発射するポラリス核ミサイルだけではなく、本当にこのような海底発射装置を作っていたのかどうかは知りませんが、どっちにせよ今から見ると狂気の時代、という感じがします。

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Shape of Doom”

「原子力潜水艦シービュー号」の”The Shape of Doom”を観ました。またも巨大クジラもので、それも第一シーズンであった話と基本線はほとんど一緒。あるマッドなサイエンティストが、クジラから取るある物質で何かの化学物質を作ろうとして、巨大クジラを追いかけており、その水域で行われる水爆実験についての待避命令もまったく情報を入手していません。結局クジラにモリを打ち込んだけれでも船はクジラに破壊されて、一人生き残ったサイエンティストがシービュー号に救助されて、と第一シーズンとまったく同じ。違うのはクジラがシービュー号が海底にセットしようとしていた新型の水爆を飲み込んでしまって、という所。結局マッドサイエンティストがネルソン提督が金庫に隠していた水爆の起爆装置を手に入れて、ミニサブ(今回は何故かフライングサブはオーバーホール中ということで登場しません)でクジラに向かいますが、麻酔剤で眠らせていたクジラが目覚めて深海へ潜っていき、水爆が爆発することになっている深度を超えて潜って、水爆が爆発し、という身も蓋もない話。かなりの近距離で水爆が爆発しているのに、シービュー号が平気というのも良く分からないです。しかもミニサブは防水性が0なので、乗り込んで海に入った瞬間中に海水が入り込み、起爆装置はすぐに使えなくなる筈ですが、なっていません。

原子力潜水艦シービュー号の”Graveyard of Fear”

原子力潜水艦シービュー号の”Graveyard of Fear”を観ました。今回の巨大海洋生物は、またもクラゲ。しかし、今回のは電気クラゲという所が違います。その電気クラゲとの戦いの話に怪しげな科学者とその恋人の話がからみます。その科学者は”Vita Synthesis”という特殊な薬物を海の資源から開発します。それは人間を不老不死に保つ薬でした。その科学者の恋人は見た眼は20歳代ですが、実は200歳を超えています。しかしその薬は永遠に飲み続けない限り、急速に老化して死んでしまいます。その科学者の調査船が巨大電気クラゲに襲われて沈没し、その科学者はネルソン提督に頼んでシービュー号に乗せてもらい、沈んだ船にある”Vita Synthesis”を何とか回収しようとします。しかしその船の側には巨大電気クラゲが待ち構えていて、シービュー号はダメージを受けます。修理のためにサンタバーバラに引き返すことを決めたクレーン艦長でしたが、その科学者は無断でスキューバギアを装着して海の中に出て、巨大電気クラゲに襲われて動きがとれなくなります。クレーン艦長がフライングサブで電気クラゲの気をそらせようとしますが、フライングサブも電撃を受けて動けなくなります。男はその間にシービュー号に戻り、銃を持って魚雷発射室に押し入り、すぐに電気クラゲに向けて魚雷を発射しなければ、別の魚雷を細工して10分で艦内で爆発するようにした、と言います。クレーン艦長は何とかフライングサブを脱出しシービュー号に戻って来ましたが、その科学者が立てこもっている魚雷発射室に入ってしまいます。科学者はクレーン艦長にもう一度海中に出て船の貨物を取ってくるように命じますが、その時巨大電気クラゲがシービュー号を再び襲い、その衝撃の際にクレーン艦長は男の銃を取り上げ、魚雷の爆発も止めます。その科学者はついに貨物の回収を諦めますが、部屋に戻って目撃したのはすっかり老婆になってしまった恋人の姿でした。
という話ですが、不老不死の薬だけで十分ストーリーを作れるように思い、別に電気クラゲと無理矢理からめる必要は無かったように思います。