トワイライト・ゾーンの”The Chaser”

トワイライト・ゾーンの”The Chaser”を観ました。
ある店の電話ボックスで、後ろに4人くらい待っているにも係わらず、若い男、ロジャー・シャックルフォースがリラという女性に何度も電話しようとします。しかしようやく電話に出た彼女は、ロジャーが今から行ってもいいか、というのをつれなく断り電話を切ります。なおも電話をかけ直そうとしていたロジャーに対し、緊急の電話をかけようとしている紳士がある名刺を差し出し、悩みがあるならここへ行って見ろ、と言います。半信半疑でその名刺の住所に行って見ると、そこには膨大な本を入れた本棚だらけの部屋で、一人の教授然の男がいました。その男はglove cleanerを買わないか、$1,000で、と言います。ロジャーは自分が欲しいのは、ある女性が自分を好きになってくれる薬だと言いますが、男はその薬なら1ドルでいい、といい小瓶を渡します。ロジャーはリラの家に行き、シャンパンの中に薬を入れてリラに飲まします。そうすると3分も経たない内にリラはロジャーにぞっこんになりました。それで万事目出度しかと思いきや、リラはロジャーに四六時中つきまとうことになり、ロジャーは次第に辟易して来ます。それでまた教授然の男を訪ね、この状況を改善する薬はないかと聞きます。男はそれこそがglove cleanerで1,000ドルだと言います。やむを得ずロジャーは有り金をはたいてそれを買います。男はこの薬は1回分しか無く、一度やり損なったら次は無い、と注意します。家に戻ってロジャーは早速リサにまたシャンパンに混ぜたglove cleanerを飲ませようとします。しかしじゃれついて来たリサにロジャーはグラスを落として薬を全部こぼしてしまいます。その後ろでは教授然の男(おそらく悪魔)が、「最初のドリンクを飲んだ者はすぐに次の飲み物(チェイサー)が欲しくなる」とうそぶいて姿をくらまします。

ジョー90の”Mission X-41″

ジョー90の”Mission X-41″を観ました。先日は敵国のモデルが日本でしたが、今回は明らかに中国。そこではコンクリートでも鉄でも分解してしまう細菌のX-41と、それの作用を失わせる抗体の開発に成功し、それを使った世界支配を目論みます。一方西側(本来WINは世界的な組織の筈ですが)もX-41の培養自体には成功していますが、抗体が出来ていないので、それを使うことが出来ません。しかも悪いことにそれを開発していた博士が過労なのかX-41にどこかやられたのか倒れてしまいます。そこでジョー90の出番で例によって博士の脳波パターンと、WINのベテラン諜報部員の脳波を移して、抗体の製造方法を盗みに敵の基地に出かけます。金属缶に入ってパラシュート降下して基地の近くに降り、わざと捕まります。向こうはこんな子供がエージェントの筈はなくて囮だと思って、ジョーを基地内の牢屋に入れただけで、もう一人のエージェント探しに集中します。ジョー90は何無く鍵を壊して研究室に潜入して、抗体の設計方法を盗みます。その後、見つかりそうになったジョー90ですが、以前からこの基地を見張っていたエージェントが基地の燃料タンクを爆破し、その騒ぎの間にジョー90はそこにあった敵の最新鋭戦闘機で脱出する、という話です。
まあ中国が敵国なのは原子力潜水艦シービュー号でも良くありました。まあソ連、キューバ、中国がこの当時の西側のTVの3大敵国ですね。

トワイライト・ゾーンの”A Stop at Willoughby”

トワイライト・ゾーンの”A Stop at Willoughby”を観ました。
ガート・ウィリアムズは38歳である広告代理店の重役です。しかし、その日ガートは大口のクライアントを競合に取られてしまい、社長から”push, push”と罵られます。それでつい「黙れ、デブ」と言ってしまいます。疲れ切った彼は家に戻る列車の中でついウトウトしましたが、目を覚ますと車掌が「次はウィルビー」と言います。そんな駅は無い筈と思って外を見ると、11月で雪が降っていた筈が、太陽の降り注ぐのどかな田舎で、馬車や自転車が行き来しています。車掌によれば今は1888年の7月だと言います。彼は興味を引かれましたが、そこで目が覚めます。家では奥さんからこんな男なら結婚するんじゃなかったと罵られ、なんとか首にはならなかった会社では仕事に追われます。列車の中で再度居眠りして、またウィルビーの駅に着きます。今度はそこで降りようとしましたが、彼が降りる前に列車が発車してしまい、車掌を呼んだ所で目が覚めます。最後に会社で仕事の途中で抜け出し、奥さんにも見放されて、再度居眠りしてウィルビー駅で、今度こそ彼は駅に降り立ち、釣り帰りの子供達に話しかけます。こここそが彼が求めていた生活のある場所でした。
次のシーンで車掌が雪の上のガートの死体を見つめています。それによるとガートが突然走行中の列車から飛び降りて、即死だったということです。ガートは葬儀社の車で搬送されますが、その葬儀社の名前がウィルビーでした…
という悲しいお話でした。ロッド・サーリングはこの話がシーズン1の中で一番好きだったんだそうです。おそらく彼も仕事に追われる生活に疲れていたのかなと思います。彼は50歳で心臓を悪くして亡くなっています。彼もウィルビーに行ったのかもしれません。

ジョー90の”Breakout”(脱走)

ジョー90の”Breakout”(脱走)を観ました。マクレーン教授とジョーは雪山に休暇に来ており、ジョーは例によってボブスレーの世界チャンピオンの脳波パターンを得ていて、スノーモービルを快速で飛ばしていますが、失敗して転倒してしまいます。一方そこには刑務所があり、二人の囚人が、その国の首相がある会議に来るのをチャンスとして、その首相のお祖父さんである将軍の銅像と昔の本物の大砲が置いてあるモニュメントを利用して、脱獄して首相を人質にしようとします。それは首相が乗った汽車が鉄橋にさしかかった時に、大砲で鉄橋を撃って列車を橋の途中で孤立させてしまうことで、それは成功します。犯人が要求した身代金をジョーがスノーモービルで犯人の所へ運びます。子供が来たと思って油断した犯人達はジョーのWINのアタッシェケースの中身を銃も通信機もオモチャだと思います。そこで撃ち合いになり、ジョーは一人を倒しましたが、もう一人に銃を打ち落とされます。犯人が要求したジェットヘリが来て、ジョーを含む3人はジェットヘリで逃げますが、操縦していた一人が怪我をしたもう一人を介抱している間にジョーが操縦席に移り、ヘリを上下左右にゆさぶりながら操縦して、もう一人の犯人も頭を打って気絶してしまいます。戻って来たジョーに、マクレーン教授は何でジョーがヘリの操縦が出来たのかいぶかりますが、ボブスレーの世界チャンピオンの説明を良く読んでみたらヘリの免許も持っていることが書いてありました、というしょうもないオチでした。
しかしこのジョー90で一番多いパターンはジョーが何かを運転するというものですね。

トワイライト・ゾーンの”Nightmare as a Child”

トワイライト・ゾーンの”Nightmare as a Child”を観ました。ヘレン・フォーリーは小学校の先生をしていますが、ある日家に戻るとドアの前に不思議な女の子が座っているのを発見します。家の中に招き入れて話を聞くと、何故かその女の子はフォーリーのことを何でも知っていて、左腕に火傷の跡があることまで知っています。名前を聞くと、皆がマーキーと呼んでいる、と言います。その時誰かが訪ねてきて、マーキーは出ていきます。代わりに入って来たのは、フォーリーが先ほど交差点の信号待ちの車の運転席にいるのを見かけて、懐かしい顔だけど誰だか思い出せない、と思っていたその男でした。その男によると、17、8年前にフォーリーの母と一緒に仕事をしていて、懐かしかったので寄った、と言います。男はマーキーの名前をフォーリーから聞いて、それはフォーリーの子供の頃のあだ名だと言います。男は子供の頃のフォーリーの写真を取り出しますが、それは先ほどの女の子そのものでした。男が出ていった後、再びマーキーが入って来て、フォーリーにまだ思い出さないのか、と迫ります。実は17年前にフォリーの母親は家の中でどこかの男と口論になった末殺され、それを目撃していたフォーリーは一種のPTSDでその時の記憶を失っていました。マーキーが私は10歳の頃のあなた、フォーリーのお母さんが殺された時のフォーリー自身だと言います。そうしてようやく殺人のあった晩の記憶を取り戻したフォーリーは、マーキーが消え、そこに先ほどの男が立っているのを発見します。男はフォーリーが記憶を失ったおかげで犯人とばれずに済みましたが、フィーリーの記憶がいつか戻らないか、ずっと監視していたのでした。フォーリーの記憶が戻ったのを知った男はフォーリーを殺そうとしますが、階段でもみあっている内に男は階段から墜落し死んでしまいます。精神科医の鑑定で、フォーリーの話は本当だと認められ、ようやく忌まわしい過去から解放されます。その時、マーキーはもういなくなっていました。
というストーリーです。男が出てきた時に、こいつが母親を殺したんだろうな、ということはすぐ想像が付きました。何かどこかで似たような話を読んだ気がしますが、それはトワイライト・ゾーンの真似だったのかもしれません。