トワイライト・ゾーンの”Mr. Garrity and the Graves”を観ました。西部劇の時代に、アリゾナのハッピネスという町に、ガリティという男がやって来ます。その町は何度も殺し合いが行われて町の側にはその犠牲者120人の墓場があります。そして治安を良くするため保安官を呼び寄せ、町の名をハッピネスに変えていました。ガリティは仕事を聞かれ、死者を蘇らせることだと答えます。人々は当然信じませんでしたが、しかしその時犬が馬車にはねられて死んだのを、ガリティが蘇らせます。ガリティは墓場の120人を今晩12時に蘇らせると言います。実はそれぞれの人は死者に蘇られると都合が悪いことがあって、それぞれガリティに蘇らせるのを中止して欲しいともちかけ、ガリティはそれに対し700ドル、500ドル、1200ドルとお金を巻き上げて行きます。結局ガリティは詐欺師で、死んだ筈の犬はかれの飼い犬で死んだ真似が上手いだけ、蘇ったふりをしたのは彼の助手でした。オチはガリティが次の町へ向かって去った後に、本当に120人の死者があって、実はガリティは本当に死者を蘇らせる能力があった、というものです。うーん、どうせなら蘇った死者によってガリティが罰を受けるまでやった方が良かったように思います。