2017年11月7日時点での白井喬二未読作品

白井喬二の作品もかなり読んできましたが、2017年11月7日時点で未読の作品をまとめておきます。エッセイ、評論、児童向け、翻訳書を除きます。

単行本として出版歴のあるもの。
・『若衆髷』サイレン社 1936
・『平手造酒』(任侠小説傑作選)博文館 1940
・『彦左一代・地龍の巻』淡海堂 1942
・『彦左一代・天馬の巻』淡海堂 1942
・『新説岩見重太郎』文芸図書 1952
・『時代小説 しぐれ草紙』恭誠社 1958
・『麒麟老人再生記(久米城クーデター余聞)』(絶筆)ぎょうせい(ふるさと文学館第37巻鳥取)1995

単行本として出版歴のないもの。
・『銀の火柱』淑女画報 1920年4月-1921年3月
・『鼓の仇討』人情倶楽部 1921年12月
・『極秘天狗評定』人情倶楽部 1923年1月
・『銭面群像』文化画報 1923年9月
・『日本阿房宮』サンデー毎日 1923年4-6月
・『隠蓑道中記』人情倶楽部 1924年1月
・『正雪塾の大模擬戦』中学世界 1924年2月
・『町の編纂者』猟人 1924年7月
・『古代マーチ』(戯曲)苦楽 1924年8月
・『真言秘密大全』苦楽 1924年1-2月(モデルにされた人物よりの抗議のため、連載2回で中断[28])
・『講談浦島』人情倶楽部 1924年6-10月
・『六韜三略大巻』苦楽 1924年8月-1925年3月
・『怪畜楼秘話』独立 1925年1月
・『密状霊験記』写真報知 1925年2月
・『続怪畜楼秘話』独立 1925年5月
・『白欄谷の秀吉』人情倶楽部 1925年6月
・『侠客神髄』苦楽 1925年6-8月
・『明暗の峠』主婦之友 1925年7月-1926年12月
・『銭番義塾』大衆文藝 1926年3月
・『孔雀茶屋論争』演芸画報 1927年10月
・『鞍馬多門の話』サンデー毎日 1928年9月
・『日本鉄仮面』講談倶楽部 1928年1-12月
・『時代日の出島』婦人倶楽部 1928年1-12月
・『経国美談の冒頭』自由評論 1929年1-3月
・『人肉の泉』主婦之友 1930年4-12月(一部読了)
・『白痴』朝日 1931年1月
・『猩々の唄』文藝倶楽部 1931年1月
・『江戸から倫敦へ』現代 1931年1月-1932年6月
・『明治偉仰記』日本青年新聞 1932年?月
・『恋華落人』婦人公論 1932年12月
・『大石内蔵之助』モダン日本 1933年1月
・『天誅組』講談倶楽部 1933年1月-1934年6月(一部読了)
・『忠常の善政』文藝春秋 1934年4月
・『山中鹿之介』オール読物 1934年6月
・『花火の史実』経済往来 1934年8月
・『愛憎火事』オール読物 1934年10月
・『国史逸話拾遺』話 1934年6-7月
・『へり下りの利七』サンデー毎日 1934年?月
・『風流刺客』冨士・増刊号 1935年10月
・『東海の佳人』キング 1935年1月-1936年3月(一部読了)
・『鷹の羽頭巾』日の出 1936年2月
・『景清坂』講談倶楽部・増刊号 1936年9月
・『繍線菊』婦人倶楽部 1936年9月
・『女清正』冨士・臨時増刊号 1936年10月
・『荒城の娘』掲載誌不明 1936年?月
・『昼夜車』モダン日本 1936年1月-1937年9月(一部読了)
・『般若の雨』・『関根弥次郎』日の出 1937年2月
・『鯖倉政談』講談倶楽部 1937年9月
・『親心紅白陣』冨士 1938年5月
・『日本刀』現代 1938年6月
・『剣士平手造酒』日の出 1938年6月
・『蝦夷菊刀』週刊朝日 1938年9月
・『相馬大作』日の出 1938年11月
・『強い影武者』冨士・増刊号 1939年6月
・『後藤又兵衛』現代 1939年10月
・『梁川無敵行状』冨士 1939年10月
・『鶴亀武士道』冨士 1939年11月-1940年12月
・『椿の大獄』週刊朝日 1940年1月
・『風雲』報知新聞 1940年9月-1941年5月
・『戦国志』中部日本新聞 1942年9-10月
・『橘軍記』毎日新聞 1945年2-6月
・『層雲』時事新報 1945年
・『梶原恋慕流』講談倶楽部 1950年1月
・『稚児頭巾』面白倶楽部 1950年7月
・『いがみの権太』オール読物 1950年10月
・『水滸伝』週刊読売 1950年4-9月
・『岩見重太郎』京都新聞 1950年5-12月
・『石切梶原』掲載誌不明 1950年?月
・『盤嶽の仇討』オール読物 1951年12月
・『覆面英雄』オール読物 1952年3月
・『品川老人』小説朝日 1952年10月
・『新説相馬大作』共同通信系の地方紙夕刊 1952年12月-1953年6月
・『修羅・楽園』京都新聞 1953年7月-1954年9月
・『戦国紳士録』社会タイムス 1953年
・『追討ち地獄』 1954年3月
・『猿の剣法』小説の泉 1954年4月
・『ごろつき人情』傑作倶楽部・特集号 1954年12月
・『筒井女之助』週刊朝日別冊 1960年11月
・『捕物にっぽん志』歴史読本 1961年6月-(約2年間)(一部読了)
・『真刀水滸伝』京都新聞 1961年6月-1962年4月
・『平家の羽左』NHK 1962年
・『人物スケッチ』日本読書新聞 1963年3月
・『日本三景』東京タイムズ 1963年7月~終了不明
・『家康の素描』歴史読本 1964年4月
・『鳴龍日記』小説新潮 1964年7月
・『伊藤一刀斎』歴史読本 1964年10月

ピーター・ヤン・リューシンクのバッハ教会カンタータ全集

J.S.バッハの教会カンタータについては、「選集」は2つ持っていて、カール・リヒターの26枚組と、フリッツ・ヴェルナーの10枚組です。でも、バッハの教会カンタータはいつかは全部聴いてみたいと思っていました。HMVとAmazonを検索したら、定評ある鈴木雅明のが出てきますが、2万6千円くらいとちょっと決心のいる価格です。Amazonをもっと検索してみたら、ピーター・ヤン・リューシンク指揮ネーザーランド・バッハ・コレギウムの物が出てきて、これが50枚組で¥8,597、実に1枚170円くらいという掘り出し物でした。Amazonでのレビューも上々だったので、これをポチりました。この価格だとさすがに歌詞ブックは付いていませんが、それは別に書籍で持っているので私には不要です。少しずつ聴きたいと思います。バッハの教会カンタータは、実際に日曜毎に教会で歌われるために作曲されたもので、本当はそれぞれの日曜日のために作られたカンタータを一曲ずつ聴いていくとよりいいのですが、さすがにそこまで暇ではありません。