トワイライト・ゾーンの”A Nice Place to Visit”

トワイライト・ゾーンの”A Nice Place to Visit”を観ました。
”ロッキー”・ヴァレンタインは、子供の頃から悪の限りを尽くして来ました。今も宝石店に忍び込んで宝石を盗もうとしていましたが、そこにパトカーがやって来て、警官に追われます。壁を越えて逃げようとしましたが、そこで警官に銃で撃たれます。目を覚ますとそこには白い服を着た男がいて、「貴方の望みを何でもかなえるために来ました。」と言います。その男に付いて行くと豪華な屋敷に入りました。そこの壁には「ヴァレンタインの家」とありました。しかも机の引き出しには100ドル紙幣が山のように入っていました。最初は疑いながらも、ヴァレンタインは自分が撃たれたことを思い出し、死んで天国に来たのだと思うようになります。それで彼はカジノに行きますが、ルーレットをやれば毎回勝ち、スロットマシンをやれば一回で大当たりです。稼いだチップを取り巻きの女性達に気前よく上げて彼は有頂天でしたが、何日も過ごす内に、何をやっても自分が勝つ、というのに飽きて来ます。それで結局ヴァレンタインはPIPという名の白い服の男を呼び出して、「こんな所にいる位なら別の場所(=地獄)の方がまだまし」と言います。PIPはしかし冷ややかに「ここがその別の場所なのだよ」と言い放ちます。
という話でなかなか捻りが利いていて良かったと思いますが、菊池寛の小説で善良な老夫婦が死んで極楽に行ったのですが、何百年と蓮の台で過ごす内に退屈して「地獄はどんな所だろうか」と想像するのだけが楽しみになった、というのがありましたが、ちょっとそれを思い出しました。