ジョー90の”See You Down There”を観ました。この時期のドラマによくある幻覚もの。悪辣だが合法のギリギリの範囲で株価を操作して会社を乗っ取っていくある会社の経営者に、その行動を止めさせるために、WINが乗り出すという話です。マクレーン教授がまずその会社に乗り込んで、給仕人に化け、その経営者にお茶を飲ませます。マクレーン教授はそのお茶にはドラッグが入っていて、解毒剤を飲まないと幻覚を見続けると言ってその経営者を脅します。その経営者はそれをブラフとして信じません。そこからWINとジョー90が、その経営者に対して幻覚を見ていると信じさせるための、色んな馬鹿げた仕掛けを作ってその経営者がこれまでのような行動を止めさせることが条件の契約書にサインさせようとします。ジョー90は今回は、声帯模写の名人の脳波を移して、その経営者の声で部下に無意味な命令を出したり、架空のテレビ番組を作ってその経営者の家のテレビに映したりします。まあ原子力潜水艦シービュー号でもシーズン4あたりはこうしたドラッグでラリったような話がいくつかありましたが、1960年代後半の一種の流行ですね。
ジョー90の”See You Down There”
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